海外大卒が伝授する効果的な英語独学メソッド

何から始める?

by info@remi.website

 

英語をマスターする道のりは、一朝一夕には行かない長期的なプロセスですが、適切な心構えと戦略があれば、誰でもその頂点にたどり着くことができます。多くの人が英語学習に挑戦しながらも、途中で挫折したり、なかなか進歩を感じられなかったりすることがあります。しかし、筆者自身が独学で英語を学び、ニューヨーク州立大学への入学を果たし、卒業後には現地で就職に成功した経験から言えることは、正しい方法と継続的な努力があれば、目標達成は決して夢ではないということです。

この記事では、英語学習を始める前の心構え、効果的な学習方法、モチベーション維持の秘訣、そして日々の学習活動における小さな成功体験の重要性について、具体的なアドバイスを提供します。また、エンターテイメントを取り入れた学習法として、英語の映画やアニメを活用する方法についても触れ、学習をより楽しく、そして効果的に進めるためのヒントを共有します。

1. 英語学習のスタート地点

英語学習を始める際、最初に踏み出す一歩はしばしば最も困難なものです。しかし、正しい心構えと計画があれば、この挑戦を楽しく、そして成功させることができます。

① 英語学習を始める前の心構えと基本的な計画の立て方

●心構え

・自己受容を忘れずに: 初めて英語を学ぶ際には、間違いを恐れずに挑戦する心が大切です。初期段階でのつまずきは学習過程の一部であり、成長へのステップです。
・目標設定: 「英語を話せるようになりたい」というあいまいな目標よりも、「3か月後には日常会話がスムーズにできるようになりたい」といった具体的な目標を設定しましょう。目標は達成可能で測定可能なものにすることが重要です。

●計画の立て方

・現状分析: 自分の英語レベルを正確に把握し、何から始めるべきかを明確にします。初心者なら文法や基本的な単語から、中級者以上なら実践的な会話力やリスニング力の向上に焦点を当てると良いでしょう。
・リソースの選定: 学習に使用する教材やツールを選びます。初心者には基本的な文法書や教科書が、中級者以上には英語のニュースや映画、オンライン英会話などが適しています。

② 効果的な学習方法の選び方と学習計画の立て方の重要性

●効果的な学習方法の選び方

・多様な学習スタイルを試す: 人にはそれぞれ合う学習方法が異なります。視覚的に学ぶことが得意な人は動画を、聴覚的に学ぶことが得意な人はポッドキャストや音楽を使うなど、自分に合った方法を見つけましょう。
・インプットとアウトプットのバランス: 単に英語を聞くだけでなく、実際に話す機会を持つことが大切です。オンライン英会話や言語交換パートナーを利用して、学んだことを実践に移しましょう。

●学習計画の立て方の重要性

・継続は力なり: 短期間で結果を求めず、毎日少しずつでも良いので続けることが重要です。学習計画を立てることで、何をいつまでに達成するかのガイドラインができ、モチベーションの維持にも繋がります。
・柔軟性を持つ: 計画はあくまで目安です。うまくいかない時は計画を見直し、自分のペースで進める柔軟性も必要です。自分に合った学習リズムを見つけることが、長期的な成功への鍵となります。

英語学習のスタート地点に立ったら、これらの心構えと計画の立て方を参考にして、自分だけの学習ルートを見つけてください。次に進む一歩が、英語力向上への大きな飛躍になるでしょう。

2. 英語学習の5つのステップ

英語を独学で身に付ける過程は、具体的なステップを踏むことで、よりスムーズに進むことができます。以下の5つのステップは、あなたが英語学習で達成感を得られるように設計されています。

①勉強の優先順位を定める

英語学習を成功させるためには、日々の活動の中で英語の勉強に優先順位をつけることが重要です。これは、英語学習をただの「やるべきことリスト」の一部にするのではなく、自分の人生における重要な目標として捉えることを意味します。この心構えがあれば、忙しい中でも英語学習のための時間を見つけることができるでしょう。

②基礎からしっかりと学ぶ

英語力を着実に向上させるためには、基礎知識からしっかりと学ぶことが欠かせません。文法、基本的な語彙、発音の練習など、英語の基礎を固めることで、後の学習がより効果的になります。特に初心者はこのステップを軽視せず、しっかりと時間をかけましょう。

③学習スケジュールの設定

学習目標を達成するためには、日々の学習スケジュールを設定することが重要です。一週間のうち、どの曜日にどれくらいの時間を英語学習に割り当てるのかを計画し、それを守ることで、学習の習慣を築き上げていきましょう。また、スケジュールは柔軟に調整可能であることも大切です。

④短時間でも毎日継続する

毎日短時間でも良いので、継続して学習することが重要です。15分でも30分でも、毎日コンスタントに学習することで、長期的に見れば大きな進歩を遂げることができます。「継続は力なり」です。

⑤スキルバランスを意識した学習

英語にはリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのスキルがあります。これらのスキルバランス良く学習することで、総合的な英語力を身につけることができます。例えば、ある日はリスニングに焦点を当て、別の日はライティングを重点的に行うなど、バランスよく学習を進めましょう。

これらのステップを踏むことで、英語学習はより効果的かつ楽しいものになるはずです。ポジティブな心構えで、一歩ずつ前進していきましょう。

3. 独学における効果的な学習方法

英語を独学で学ぶ際、効果的な学習方法を取り入れることが進歩の鍵です。ここでは、特に効果的とされる学習法と、日本人学習者が注意すべき点について解説します。

①効果的な学習法

・シャドウイング:聞いた英語をリアルタイムで真似ることで、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えることができます。英語のリズム感やイントネーションを自然に身につけることが可能です。
・ディクテーション:英語の音声を聞いて、それを書き取る練習を行います。この方法は、聞き取り能力はもちろん、正確なスペルや文法の理解にも役立ちます。
・音読:英文を大声で読むことで、発音の練習になるだけでなく、文構造や語彙を覚えるのにも効果的です。また、リズム感やイントネーションの習得にも役立ちます。

②学習習慣の改善

・悪い習慣の克服:多くの日本人学習者は、英語を日本語に直して理解しようとする傾向があります。この習慣は、英語の直接的な理解を妨げ、リスニングやスピーキングのスキル向上を遅らせます。英語を英語として理解するトレーニングを心がけましょう。
・改善策:英語のポッドキャストを聞く、動画を字幕なしで見るなど、日常生活の中で英語に触れる機会を増やすことが大切です。また、英語の日記をつけることで、思考を英語で行う練習にもなります。

英語を独学で学ぶ過程では、これらの効果的な学習方法を取り入れつつ、自分の学習習慣を見直すことが大切です。日々の練習を積み重ねることで、英語力の向上を実感できるでしょう。

4. 英語学習のモチベーション維持法

英語を独学で学ぶ過程で、モチベーションを維持することは成功への鍵です。ここでは、学習意欲を高め、持続させる方法と、日々の小さな成果を大切にすることの価値について解説します。

①モチベーションの維持

継続的な学習を実現するためには、自分自身にとって意味のあるモチベーションを見つけ、それを保ち続けることが必須です。目標を設定する際は、現実的で達成可能なものにし、その達成を通じて得られる具体的な報酬や満足感を明確にします。また、学習プロセスを楽しむために、様々な学習方法や教材を試し、自分に合ったものを見つけることも大切です。

②成功体験の積み重ね

学習過程での小さな成功体験は、自信を育み、モチベーションをさらに高める効果があります。例えば、新しい単語を覚えた、文法のルールを正しく適用できた、簡単な会話を交わせたといった日々の小さな進歩を記録し、それを振り返ることで、自己の成長を実感し、学習意欲を持続させることができます。学習の過程で遭遇する障害や失敗に直面した際にも、これまでの成功体験を思い出すことで、挑戦し続ける勇気を得ることができるでしょう。

5. 英語学習とエンターテイメントの組み合わせ

英語学習のモチベーションを持続させるには、効率的な勉強法だけでなく、楽しみながら学べる方法を取り入れることも大切です。英語の映画、ドラマ、アニメ、リアリティーショーを視聴することは、休憩時間を兼ねた学習方法として、非常に効果的です。ただし、ただ見るだけではなく、次のようなポイントに意識を向けることが重要です。

・意識的に聞く: 視聴する際は、英語を聞くことに意識を集中させます。背景音楽や効果音だけでなく、登場人物の会話のニュアンスや発音にも注意を払いましょう。
・既に視聴した内容の再視聴: 内容を既に知っている作品を選ぶと、ストーリーに集中せずに言語そのものに焦点を当てることができます。字幕なしで視聴することで、聞き取り能力を自然と鍛えることができるでしょう。
・モチベーションの向上: お気に入りのシーンやセリフを英語で理解できた時、学習に対するモチベーションが格段に上がります。小さな成功体験が、さらなる学習意欲をかき立てるでしょう。
・学習の多様化: 本やパソコンの画面だけではなく、映像を通じて学ぶことで、学習方法にバリエーションが生まれ、継続しやすくなります。

 

筆者が勉強していた頃は、サブスクリプションサービスが普及する前でしたので、同じDVDを何度も視聴していました。特にディズニーやピクサーのアニメは、子供にも見やすい作りなので聞き取りやすく、文法がしっかりしており、スラングが少ないため、英語学習に非常に適していました。これらのアニメを繰り返し視聴することで、無意識のうちにリスニングスキルを向上させることができました。

英語を楽しく学ぶことは、独学での英語習得において、ストレスを感じることなく続けられる秘訣の一つです。エンターテイメントを取り入れた学習は、休憩を取りながらも、無意識のうちにリスニングスキルを向上させることができるため、非常に有効な方法と言えるでしょう。

おわりに

英語学習への道は、時には長く感じるかもしれませんが、適切な方法と持続的な取り組みにより、誰にでも達成可能です。学習を楽しむ心が、続ける力につながります。この記事を通して紹介したステップやアドバイスが、英語学習のプロセスをサポートすることを願っています。

日本経済大学の留学制度

日本経済大学では、学生の留学体験を豊かにするために、様々な留学プログラムと支援制度を提供しています。この大学は世界中の名門大学と提携し、学生の個々の目標と環境に合わせた幅広い留学選択肢を用意しており、柔軟かつきめ細かな支援を行っています。

●多彩な留学プログラム

1. ROSE留学

期間: 1~3週間
対象地域: イギリス、オーストラリア、フランス、中国、台湾、韓国、アメリカ(ハワイ含む)
特徴: 外国語での講義やディスカッション、現地文化体験を通じて、外国語コミュニケーション能力の向上や異文化適応力を養う短期研修プログラム。

2. 交換留学

期間: 1年または1学期
対象地域: 中国、台湾、韓国、ポルトガル、ポーランド、エストニア、ベトナム、タイなど
特徴: 長期的に海外で学びたい学生向け。交換留学協定を結んでいる大学間で、相互に留学生を派遣・受入れる制度。留学先での授業料免除、単位認定あり。

3. 認定留学

期間: 90日以上 1年以内
特徴: 本学が事前に許可する教育機関での留学。出願、受入許可書の取得、滞在先の手配は各自で行う。または留学支援団体の利用も可能。単位認定あり。授業料は自己負担。

●留学先の多様性

日本経済大学は、30の国・地域にある約95校と留学制度を締結しており、様々な分野で特色を持つこれらの学校と提携しています。留学先の例としては、イギリス、オーストラリア、ハワイ、フィリピンなどがあり、それぞれの国の特徴に応じた留学体験が可能です。

●グローバル特待生留学制度

特に注目すべきは、グローバル特待生留学制度です。この制度は、往復旅費、学費、学寮宿泊費(3食付き)を全額大学が負担するもので、グローバルビジネス学科の学生を対象にしています。

●語学力の向上

日本経済大学では、留学前の語学力向上もサポートしています。英語は入学時のプレースメントテストでレベルに応じたクラス分けが行われ、全4レベルで段階的に語学力を養成します。また、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語の言語学習についても、初学者向けの入門レベルと経験者レベルのクラスが設定されています。

このように、日本経済大学は、学生一人ひとりのニーズに応じた多様な留学プログラムと充実したサポート体制を整えており、グローバルな視野と国際感覚を身につけるための理想的な環境を提供しています。

日本経済大学で学ぶ】

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学は、多彩な分野において学びを展開し、現代の変化に対応する力を養成しています。経済の国境を超えた時代において、経済や経営の領域においてもよりグローバルかつ多角的な視点を持つことが必要とされています。このような状況に応えるため、日本経済大学では経済学と経営学を中心とした2学部6学科18コースを展開しており、学生たちの可能性を広げる教育を実践しています。

2021年度には、経営学科 AI産業コースの発展として、「デジタル・ビジネスデザインコース」を新設。このコースでは、目まぐるしく変化する社会に対応するため、デジタル技術をより深く学び、ビジネスの現場で活用できる先進的なスキルを身につけることができます。さらに、オンライン上での留学プログラムを導入するなど、新しい時代に適応した「学びのニューノーマル」を進め、世界に通用する人材の育成を目指しています。

経済の変動や技術の進化が激しい現代において、日本経済大学は学生たちが変化に対応し、グローバルな視野を持って活躍できるような教育環境を提供しています。

是非、日本経済大学ホームページ(https://www.jue.ac.jp/)にて確認してみてください。

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