将来は芸能方面など華やかな舞台で働きたいと思っている人もいるでしょう。しかし、そのようなエンターテインメント業界で働きたいけれど、どのようなことを学び・どのような就職方法をするのか、わからなくて困っているという人もいるかもしれません。
そのような夢を持った人をサポートするのが、日本経済大学の経営学部・芸創プロデュース学科です。今回は、芸創プロデュース学科の特徴・コース内容・4年間の学科の流れ・メリットなどについて、詳しく解説していきましょう。
将来はエンターテインメントビジネス方面に進みたいという夢がを持っている人は、ぜひ参考にしてください。
芸創プロデュース学科とは
日本経済大学の経営学部・芸創プロデュース学科は、あらゆる産業の中でもエンターテインメント産業についての学習に特化した学科です。エンターテインメントに関する経営学やビジネススキルを、入学から卒業までの4年間で設定されたカリキュラムに従って、あらゆる学習を進めます。
基本的な経営学・イベント運営の企画・実践・プロデュース能力など、学習項目は多岐にわたります。経営学に関しては他の大学でも専用の学部・学科は存在しますが、エンターテインメントに関する具体的な実務・知識は、他の大学で学ぶことは難しいです。芸創プロデュース学科に在籍すれば、他では体験できない貴重な4年間を過ごせるでしょう。
また、学科で学んだ知識・スキルを存分に発揮できるルートが、しっかりと用意されているのもこの学科の特徴です。あらゆるエンターテインメント企業とのルートがあるため、多くの卒業生が各分野で活躍をしています。
自分の夢を叶えるために、この学科で4年間学び多くの貴重な体験で得た知識・スキルを、各分野で存分に発揮できるのです。
芸創プロデュース学科のコース
芸創プロデュース学科は2つのコースが用意されており、自分の希望に見合ったコースの選択が可能です。では次より、2つのコースについてそれぞれ詳細を紹介しましょう。
芸能マネジメントコース
エンターテインメント産業の中でも、芸能やマスコミ業界に関する特性をあらゆる科目で学習し、芸能ビジネスで活躍できる人材を育成するのが、芸能マネジメントコースです。芸能マネジメントコースで用意された科目は、以下の通りです。
芸創プロデュース演習
SNSを駆使した個人および団体表現を学ぶのが芸創プロデュース演習です。学校でのイベント運営の実践もあります。
DAW(コンピューター音楽制作)
コンピュータを駆使して音楽制作を行うソフトウェアであるDAW(Digital Audio Workstation)を学習する科目もあります。DAWの操作方法・コード・リズムなど音楽制作に関する手法だけでなく、音楽制作を通じて音楽の構造・商業音楽の秘訣などを学習するのが、この科目の目的です。
また、音楽電子事業協会主催の「MIDI検定」を受けたい人のために指導も行います。
エンターテインメント論
芸創プロデュース学科で大々的に取り上げている「エンターテインメント」とは、そもそもどのような概念なのか?その考えを追求して、エンターテインメントの抜本的な構造を理解する科目が、エンターテインメント論です。
人間の生存のために必須でないながらも、日常生活を豊かにしてくれるエンターテインメントとは何かという問いを、あらゆるロジックを駆使して学んでいきます。
マーケティング理論・消費者理論・心理学・脳科学・ビジネスモデル論・法学など、あらゆる知識を使って、エンターテインメントを多角的に解明してしていくことが、この科目の目的です。
ボイストレーニング・ダンス
マネジメントや理論だけでなく、実際にフィジカル面での実践をするのも、このコースの特徴です。ボイストレーニングやダンス科目では、実際に歌う・踊るを実践することによって、その技法の構造や感情の表現方法などを学びます。
ファッションビジネスコース
ファッションに関するデザイン・ビジネス両方についての講義を行い、トレントやニーズをしっかりと見据えらえる人材を育成するのが、ファッションビジネスコースです。このコースでは以下のような科目が用意されています。
ファッションビジネス概論
実は複雑な産業構造で成り立っているファッションの世界を勉強するのが、この科目です。ファッションビジネスの基礎、ブランドビジネスの考察を習得します。
色彩学
ファッション・インテリアにおけるカラーコーディネートの仕組みについて学ぶのが、この科目です。色彩に関する基礎知識および理論を学習して、ハイレベルなコーディネートスキルを身につけます。また色彩学が役立つビジネスフィールドも学習項目として用意されているのが特徴です。
ファッション造形論
ファッショ造形に関する計画・実際のプロセスを学習するのが、この科目です。デザインの着想・提案・造形・着装という一連の流れを学び、ファッションに関するマーケティング・マーチャンダイジング・ビジネス実例も並行して学習します。体感してより理解を深めるための実際の演習を行うのも、この科目の特徴です。
ファッションリサーチ
各種データなど数値情報、収集したデータをビジネスプランに役立てるプロセスを学ぶのが、この科目です。情報収集、トレンド・ニーズをキャッチするため「アンテナ」とは、具体的にどのような視点と行動が大事なのか、この科目で学びます。
アパレル販売論
ファション業界の現場で実際に製品を販売するアパレル販売の役割を学ぶのが、この科目です。ファッション販売の基礎知識、ファッションビジネス業界のキャリア形成のための道筋を考察します。
芸創プロデュース学科4年間の流れ
芸創プロデュース学科は、エンターテインメントに関する業務を、4年間の4つのステップによって確実に身に付けるためのカリキュラムが用意されています。4年間の流れは以下の通りです。
・1年次
基本的なビジネスの知識を学ぶのが、1年次です。ビジネスの中でもクリエイティブに関する仕事の構造の学習して、情報化社会・グローバルビジネスにてニーズのあるクリエイティブスキルを身につけます。
・2年次
基礎ゼミを中心に、実際にイベント等に関わって業務を実践するのが、2年次です。学校内イベントの運営を自分で行い、クリエイティブビジネスの苦労・楽しさ・達成感を体験します。
・3年次
3年次になると、2年次に体験したイベント運営を自らの手でプロデュースします。企画から運営など立案からイベント完了まで全てを体験することによって、発想力・プレゼンテーション能力を鍛えるのが、この年です。
・4年次
エンターテインメント業界で活躍するための、プロディース能力・コミュニケーション能力・表現力を磨くのが、4年次です。「個」としての主体性を向上させて、自己表現力のスキルアップを図ります。
以上のようなステップを経て、エンターテインメントについての知識・必要なスキルを身につけます。
就職先・取得可能な資格
芸創プロデュース学科を卒業した生徒たちは、具体的にどのような仕事に就職するのでしょうか。学科を卒業した生徒たちの主な進路、そして、就職に有利になる大学内で取得可能な資格を、次より紹介しましょう。
卒業生たちの主な進路
学科卒業後の主な進路は、以下の通りです。
- テレビ、映画および放送業界
- タレント、モデル事務所、マネージャー
- ファッション、アパレルメーカー関連企業
- 音楽プロデューサー、サウンドクリエイター
- インターネット・広告メディア
- イベントプランナー
- 雑誌記者、編集者
取得可能な資格
在学中に取得可能な資格は、以下の通りです。
- ファッションビジネス能力検定
- ファッション販売能力検定
- イベント検定試験
- 色彩検定
- 知的財産管理技能士3級
- etc.
資格は特別なスキル・知識を持っていることの証明になるため、就職の際に有利となるでしょう。
芸創プロデュース学科のメリット
芸創プロデュース学科に4年間通った場合、どのようなメリットがあるのか、次より代表的なメリットを紹介しましょう。
経営学も学べる
専門学校の場合、学校側が教えるのはその学校が取り上げる職種のスキル・知識だけになります。しかし、日本経済大学の芸創プロデュース学科は、経営学の一学科です。エンターテインメントの各分野の特色やスキル・知識だけでなく、それを手がける業界の経営学についても学習します。
そのため、エンターテインメントの各分野、およびその分野が「なぜこの分野はニーズがあり商売になるのか」といった構造までを学習できるのです。
あらゆるロジックを解析・分析・定義することによって、「これは・このような理由で・こうなっている」という難解な理屈をわかりやすく学べます。このような芸創プロデュース学科の学習カリキュラムは、他の大学・専門学校にはない特色です。
個性豊かな講師陣
日本経済大学の芸創プロデュースの強みは、個性豊かで実績豊富な講師陣による充実した講義が受講できる点です。講師陣は、それぞれの分野においてのエキスパートであり、確かな知識に加えて、難解な各分野の成り立ちや構造などについても、わかりやすく丁寧に説明・指導してくれます。
また、講師陣はそれぞれの分野において活躍して実績がある方ばかりなので、その分野の業界事情や実際の現場の様子なども、詳しく知ることが可能です。
わからない点・業界の気になる点があれば、すぐに相談にも乗ってくれます。このような経験は他の場所では経験できないことです。
同じ志の仲間ができる
大学生活では、数多くの新しい貴重な出会いが待っていますが、それは日本経済大学・芸創プロデュース学科でも例外ではありません。大学は、全国から個性豊かな人材が集まる場所であるため、それ以前の学生生活より格段にさまざまなタイプの人たちと出会えるでしょう。
また、エンターテインメント業界は特殊な業界であるため、それほど多くの学生が業界への就職を希望していません。そして、大学入学以前は自分と同じ趣味を持った人が周囲にあまりいないため、孤独な思いをしていた人も決して少なくありません。
しかし、芸創プロデュース学科に入学すれば、同じ趣味・価値観・志を持った大勢の人たちとの出会いが待っているでしょう。そのような同士と出会うことによって、講義の課題がうまくいかなくても、励まし合い助け合いをして、苦しいことも乗り越えることができます。
また、学校で知り合った人たちがそれぞれの分野に就職して活躍すれば、かつてのつながりを通じての人脈も持つことが可能です。
自分の夢を共有できる友との出会いは、生涯の付き合いとなるでしょう。
まとめ
日本経済大学が用意した芸創プロデュース学科は、日本では珍しいエンターテインメント業界に特化した学科です。
学科が用意した多様なカリキュラムは、スキルや知識だけでなく経営学的な視点も学ぶことができるため、他の場所では学べない多様な知識を得られます。
また、ユニークな講師陣・個性豊かな生徒たちとの出会いも待っています。人生において貴重で濃厚な4年間が過ごせるでしょう。
「日本経済大学」では、留学生の就職活動の支援を目的とした、留学生対象の専門ゼミを開講しています。そこでは、BJTビジネス日本語能力テストの受験を推奨し、学習も行っています。
■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)
都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学です。