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リテールマーケティング

資格

大学生におすすめの資格15選

by info@remi.website 2023年3月29日
就活で必要な資格はどんなものがあるでしょう?

就職活動に活かすために資格を取得しようと考えている大学生は沢山います。そして、どんな資格が良いのか迷っている方が多いのではないでしょうか?

まず一つ言えるのが、将来何になりたいかを考えた上で、資格の勉強をすることが一番の近道です。

キャリアプランを描いて資格を取得することで、真の実力が身に付き、就職活動に活かすことができるのです。

この記事では、大学生におすすめの資格15選をご紹介します。目的や興味に合わせて、自分に合った資格を選びましょう。

【大学生が資格を取るメリット】

大学生にお勧めの資格を紹介する前に、まずは大学生が資格を取得するメリットを見ていきましょう。

➀勉強時間が取りやすい

大学生の強みは、自分の時間を自由に使いやすいことです。

学部や学科にもよりますが、特に1、2年次はゼミや就職活動が本格化していないため、自由な時間を使える学生が多いです。会社に勤めていると、資格取得の勉強のために時間を割くことが難しくなります。

講義の空きコマや放課後、さらに春休みや夏休みは、資格取得に最適な時期です。

また、空いている教室や図書館などの大学施設も利用しやすく、勉強する場所に困らないのも大学生のメリットです。

②就職活動に役立つ

大学生活の後半には就職活動が待ち受けています。多くの大学生にとって学生生活のクライマックスであり、今後の人生を左右する重要なイベントです。

資格を取れば、学生時代から将来のために頑張ってきたことを面接でアピールできます。

仕事内容に見合った資格を持っていれば、即戦力となる可能性を評価されるかもしれません。採用や希望する部署への配属に有利に働く可能性があります。

入社後に取得しなければならない資格や、仕事で活かせるスキルがあることを証明する資格を持っている学生は、能力と熱意の両面から採用担当者から評価されます。

また、直接業務に携わっていなくても、業界知識が必要な資格を持っていれば、その業界への関心が高いことがアピールできます。

【大学生にお勧めの資格15選】

①TOEIC:国際ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定するテスト
②パソコン検定:パソコンの運用能力を測定する検定
③日商簿記3級:経理の基礎知識を証明する資格
④MOS:Microsoft Office製品を利用するスキルを測定する資格試験
⑤リテールマーケティング(販売士)検定:販売・接客に関する幅広い実践的な知識を測定する資格検定
⑥宅地建物取引士:不動産業界で必要とされる知識や技能を測定する資格
⑦公認会計士:財務や会計のエキスパートであることを証明する資格
⑧社会保険労務士:労務管理や社会保険制度などを理解するための資格
⑨普通自動車運転免許:車の運転ができるようになるための免許
⑩教員免許:教育現場で必要な知識や技能を測定する資格
⑪FP技能検定:ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明する国家資格試験
⑫秘書検定:秘書に求められる知識・技能について問う資格試験
⑬ITパスポート:コンピュータの基礎知識を測定する資格試験
⑭基本情報技術者試験:ITエンジニアの登竜門となる国家資格試験
⑮知的財産管理技能検定:知的財産の管理をおこなうための必要な知識を測定する国家資格試験

以下はそれぞれの資格が大学生にお勧めの理由です。

①TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語がビジネスシーンでコミュニケーションをするために必要なスキルを測定する資格試験です。特に、企業や大学、公務員などで求められる英語力の証明に使われることが多く、世界中で広く認知されています。点数によって、英語の能力が幅広く評価されることが特徴のひとつです。

TOEICのスコアは大学生の就職活動において最も重要な指標の一つであり、企業から高いスコアを求められることもあります。また、TOEICは日常英会話だけでなく、ビジネスシーンで求められるリスニングやリーディングのスキルも測れるので、英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。

また、TOEICを受験することで、自分の英語力を客観的に把握することができ、自己評価や目標設定に役立ちます。全体として、TOEICを受験することは、大学生にとって非常に有益なイニシアチブになります。

②パソコン検定

パソコン検定とは、パソコンの知識やスキルを測る資格試験です。パソコンの基本操作から、WordやExcelなどのアプリケーションの使い方、プログラミングの基礎まで、幅広い分野で評価されます。

コンピュータは現代社会において欠かすことのできないツールであり、パソコンスキルは就職において重要な要素となっています。パソコン検定を受けることで、自分のパソコンスキルを客観的に測定し、証明することができます。その結果、就職活動のアピールポイントとなり、採用担当者からの評価も上がります。

また、パソコン検定を受けることで、より高度なパソコンスキルを身につけることができます。例えば、パソコン検定1級を取得することで、ビジネスに必要なスキル、デザイン、プログラミングなど幅広い分野で活躍できる力を身につけることができます。

③日商簿記3級

日商簿記3級は、簿記の初級資格試験の一つで、会計の基礎知識や簿記の基本的な方法を問われます。財務諸表の作り方や帳簿の付け方などを中心に学び、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

さらに、簿記はビジネスだけでなく、個人の財務管理にも役立つスキルです。日商簿記3級を受験することで、自分自身のお金の流れが分かり、将来的自己資産管理に活かすことができます。

また、簿記を学ぶことで数に対する感覚が養われます。数字を正確に解読できるようになると、より効果的なビジネス上の意思決定ができるようになります。

日商簿記3級試験を受けることは、大学生が将来のキャリアと個人のスキルを向上させるために有益な資格です。

④MOS

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、大学生のうちから取得を目指す人が多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

⑤リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、小売業界での専門知識とスキルを証明する資格試験です。

小売業界は、人口減少やネットショッピングの普及など、激しい競争が続く分野です。そのため、企業は消費者のニーズを的確に把握し、適切な販売戦略を立てることが求められています。そんな企業のニーズに応え、小売業界に必要な知識やスキルを身につけることができるリテールマーケティング(販売士)検定は、大学生にとって就職活動におけるアピールポイントとなりえます。

また、リテールマーケティング(販売士)検定を取得することで、リテール業界以外のマーケティングに関する知識を身につけることができます。例えば、製造業やサービス業などあらゆる業種でマーケティング戦略を考える必要があるため、リテールマーケティング(販売士)検定を取得すると、就職だけでなくビジネススキルの向上にもつながります。

さらに、リテールマーケティング(販売士)資格検定は、小売業界に関心のある学生にとって、自己啓発やキャリアアップの機会となります。資格を得ることで、自分自身のスキルアップを実感でき、自己評価や目標設定に活かすことができます。

小売業界は常に変化しているため、自分のスキルを磨き、アップデートすることが大切です。そのための手段の一つとして、リテールマーケティング(販売士)資格が役に立つでしょう。

⑥宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買の専門家として、土地や建物の売買、賃貸借契約などの業務を行う資格です。

宅地建物取引士は不動産業界の専門知識を身につけることができます。将来、不動産業界で働きたいと考えている大学生は、宅地建物取引士の資格を取得することで、業界動向や法律、税金などの知識を身につけることができます。

また、宅地建物取引士の資格は、不動産業界のみならず、金融・法律業界でも高い評価を得ているため、幅広い就職先の選択肢を得ることができます。特に金融業界では、不動産関連の商品・サービスを取り扱う金融機関も存在します。そのため、宅地建物取引士の免許を持っていれば、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できる可能性があります。

⑦公認会計士

公認会計士は、企業の経営状況を理解し、財務や会計に関する専門知識を有する資格です。

第一に、公認会計士は会計や財務の知識を深めることができるため、大学生にとって就職活動に大変有利です。企業で必要とされる経理・財務に関する専門的な知識やスキルを身につけることができ、就職後のスムーズな業務遂行やキャリアアップにつながります。

第二に、公認会計士は企業において重要な役割を果たします。そのため、公認会計士の資格を持っていると、企業でのキャリアアップや転職に有利になります。また、公認会計士は国家資格であるため、信頼性が高く、就職市場での評価も高いです。

また、公認会計士は国家資格ですので、将来的に開業することも可能です。独立した会計事務所を開設したり、経営コンサルタントとして働くこともできます。自分でビジネスを展開できることは、自己実現や自己成長につながります。

以上のように、公認会計士資格は企業から高く評価されるだけでなく、個人の成長や自己実現にもつながります。

⑧社会保険労務士

社会保険労務士は、企業における労働問題の専門家として、従業員の健康と安全、労働環境の整備、人事制度の整備など、労務管理に関わるさまざまな業務を行います。

社会保険労務士には、企業における労務管理の専門知識が求められます。そのため、社会保険労務士の資格を取得することで、企業で人事や労務管理のポジションに就くことができ、キャリアアップにつながります。また、社会保険労務士は、人事・労務に関する専門性から求人市場での需要が高く、転職の際にも有利です。

また、社会保険労務士は、企業の安全衛生に関する業務にも携わっています。したがって、企業の社会的責任に関する知識を習得できます。企業のCSR活動や社会貢献活動を行う上で、こうした知識は欠かせません。

さらに、法律や制度に関する知識は、社会保険労務士にとって必須です。この資格を取得することで、社内での法的なトラブルのリスクを回避することができます。また、労働者が自分の権利と責任を正しく理解し、労働問題について相談できるようにします。

以上のように、社会保険労務士の資格は、企業において重要な役割を果たすだけでなく、キャリアアップや転職にも有利な資格です。また、法律や制度に関する知識を深め、企業の社会的責任に携わることができます。この資格を取得することで、大学生は社会に貢献できるだけでなく、自己成長やキャリアアップにつながる可能性を秘めています。

⑨普通自動車運転免許

普通自動車運転免許とは世に言う「車の免許」のことです。

会社によっては、運転免許を持っている人を優先的に採用するケースもあり、地方で仕事を探す場合は、運転免許が必要な仕事が多いので有利な立場になります。そのため、大学生のうちに運転免許を取得しておくと、就職活動で有利になります。

また、大学在学中に運転免許を取得することで、交通ルールや安全運転に関する知識を身につけることができます。これにより、道路交通法を遵守し、自分自身と周囲の人々の安全を守ることができます。

大学生のうちに普通自動車免許を取得することで、生活の利便性が向上し、就職活動で有利になり、将来のライフスタイルの選択肢が広がり、安全運転に関する知識が身につくなど、実は多くのメリットがある資格なのです。

⑩教員免許

意外にも資格と言って思いつく人が少ないのが教員免許です。教員免許を取得すると、教育現場での就職が可能となります。教育業界は常に人手不足であるため、教員免許を持っている人は求人市場で有利です。また、教師として社会に貢献することもできます。

また、教員免許を持つことで、教育に関する知識や技術を身につけることができます。教員免許取得の過程は、教育学、教育心理学、教育方法などの基礎知識と、教育現場で必要なスキルを学ぶことができます。そのような知識とスキルは、教師としてだけでなく、他のさまざまな職業で活かすことが可能です。

さらに、教員免許を持っていると教育関係のイベントや講座に参加することができます。自己啓発や人脈形成グなど、キャリアアップにつながる機会も得られる素晴らしい資格なのです。

⑪FP技能検定

FP能力試験は、一般社団法人ファイナンシャルプランナー協会が主催する資格試験で、個人の資産形成やライフプランニングに関する知識やスキルが試されます。保険、不動産、投資など幅広い分野を学び、お客様のニーズに合った最適な提案を行うことが求められます。

FP能力試験は、実践的な内容のため、金融機関や保険会社、税理士事務所などの金融・保険業界や税務業界への就職に有利と考えられます。

また、FP技能検定の資格を取得することで、金融、保険、税金などの基礎知識を身につけることができます。将来の人生設計や資産運用、節税対策など、個人のお金の管理に役立ちます。

FP技能検定は毎年の更新と継続教育が必要なため、自己研鑽に努めることが求められます。これにより、自己啓発やスキルアップにもつながる資格です。

⑫秘書検定

大学生が秘書資格を取得するメリットは、秘書業務に必要な基礎知識やスキルを身につけられることです。

秘書として働くには、コミュニケーションや応対能力だけでなく、文書作成やスケジュール管理などのビジネススキルも必要です。秘書検定を受けることで、これらのスキルを総合的に身につけることができます。

また、秘書試験は有資格者が比較的少なく、市場価値が高いとされています。これを取得することで、就職活動や転職の際のアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。

秘書試験は資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑬ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、パソコンの基本操作、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティなど、幅広い情報技術の知識を身につけることができます。そのため、IT産業をはじめあらゆる業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネパーソンとして必須のスキルが得られる資格です。

ITパスポートの資格は就職活動においてアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。特に情報システムを専攻しない大学生にとって、ITパスポートの取得は、情報技術に関する基礎知識を習得する貴重な機会となります。

また、ITパスポートは資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑭基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の入門試験であり、基本的なコンピュータ操作から情報セキュリティまで、幅広い情報技術の知識を学ぶことができます。

そのため、IT業界をはじめ、あらゆる産業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを身につけることができます。また、基本情報技術者試験の資格を持っていることは就職活動のアピールポイントとなり、採用や待遇面での優遇が期待できます。

また、基礎情報技術者試験は上級の情報処理技術者試験へのステップアップとしても位置付けられており、将来のキャリアアップにつながる可能性が高い資格です。基本情報技術者試験の取得には、大学生時代に学べる幅広い情報技術の基礎知識が必要ですが、知識を身につけることで将来のキャリアに有利になることが期待できます。

⑮知的財産管理技能検定

知的財産とは、特許、商標、著作権などの法的保護の対象となる知識、技術、デザインなどを指します。これらの知的財産は、企業や個人にとって重要な財産となっており、それらを保護することで競争上の優位性を確保できます。

知的財産管理技能検定では、知的財産に関する法律や制度、保護・活用方法などの基礎知識から、知的財産マネジメントに関する実践的な知識を身につけることができます。このため、知的財産を保有する企業や、知的財産を扱う仕事に興味のある大学生にとっては、専門知識を身につけるためのスキルアップの機会となっています。

また、知的財産管理技能検定は、知的財産の評価や訴訟にも関わるため、法務・ビジネス分野でのキャリアアップにつながる可能性があります。また、知的財産の重要性がますます高まっている現代社会において、知的財産管理技能検定の取得は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルアップの一つです。

【おわりに】

大学性にお勧めの資格15選を紹介させていただきました。

大学在学中に資格を取得するメリットは、就職活動の際のアピールポイントになることや、学生生活中に専門的な知識や技術を身につけることができることです。また、学業以外の活動を通じて自己成長を図ることができ、将来の自己実現につながる可能性があります。また、学割や受験料の割引があるケースも多いので、費用面でもメリットがあります。

将来を見据えて、自分にしっくりくる資格を見つけてください!

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
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経済・経営資格

リテールマーケティング(販売士)2級取るにはどうする?販売のプロになる!

by info@remi.website 2022年11月24日
リテールマーケティング(販売士)2級の受験を検討されていますか?

「リテールマーケティング(販売士)」は、弁護士、司法書士、行政書士、税理士 、会計士、宅建士など「士業」とは異なり、あまり知られていません。

しかし、販売のプロになりたいと思われるのでしたら、流通・小売分野で唯一の公的資格である「リテールマーケティング(販売士)」の資格取得は役に立ちます。

リテールマーケティング(販売士)の検定試験には1級、2級、3級があります。

2級は、店長、部門責任者のレベルです。2級の資格を取得すると、マーケティング、マーチャンダイジングなどの流通業、小売業の高度な専門知識を有し販売促進の企画、実行をリードでき、店舗・売場をマネジメントできる人材であることが証明できます。

この記事では、リテールマーケティング(販売士)検定「2級」を受験するための基本的な情報から、メリットや勉強方法までを徹底解説します。

1.リテールマーケティング(販売士)検定とは?

リテールマーケティングとは、小売業者が顧客を獲得し、その顧客に商品やサービスを購入してもらうすべての方法のことを指します。

日本商工会議所が実施する「リテールマーケティング(販売士)検定試験」は、販売・流通における唯一の公的資格です。

「リテールマーケティング(販売士)検定試験」には1級から3級まであり、全ての級において以下の5科目で構成されています。

(1)小売業の類型
(2)マーチャンダイジング
(3)ストアオペレーション
(4)マーケティング
(5)販売・経営管理

2.リテールマーケティング(販売士)2級を受験するための基本概要

①リテールマーケティング(販売士)2級の受験資格

リテールマーケティング(販売士)2級の受験資格に年齢、学歴などの特別な制限はありません。誰でも受験することができます。

②リテールマーケティング(販売士)2級の試験日

リテールマーケティング(販売士)2級は、各試験会場が定める試験日時と受験者の都合を調整して決めることができます。

※以前は年に2回実施されていまましたが、2021年度からネット試験方式に変わり、会場が空いている日時に予約ができるようになりました。

③リテールマーケティング(販売士)2級の試験会場

リテールマーケティング(販売士)2級の試験会場は、受験可能な試験会場から選択できます。会場の選択方法は、以下の2つです。

(1)インターネットの申込専用ページで選択
(2)商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し選択できます

④リテールマーケティング(販売士)2級の申し込み方法

リテールマーケティング(販売士)の申し込み方法には、インターネットで申込む方法と、各試験会場へ直接申し込む方法の2種類があります。

(1)インターネットで申し込む

インターネットで申し込む場合は、「マイページアカウント」を作成し、「申込専用ページ」から、受験会場を選び、空いている日時で試験を予約します。申込から3日目以降の予約ができます。
https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci_retailsales

(2)各試験会場へ直接申し込む

各試験会場へ直接申し込む場合は、商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し、試験会場へ直接申し込むことができます。
https://links.kentei.ne.jp/organization

⑤リテールマーケティング(販売士)2級の受験手数料

リテールマーケティング(販売士)2級の受験手数料は、5,770円(税込)+事務手数料550円(税込)です。(2022年現在)

⑥リテールマーケティング(販売士)2級の試験科目の一部免除

以下の履修内容を満たすことで、一部科目が免除になります。

(1)「2級販売士養成講習会」を受講し予備試験に合格:予備試験合格日の翌年度まで「販売・経営管理」科目が免除されます。

(2)「養成通信教育講座」を受講しスクーリングを受講・修了:受講修了日の翌年度まで「販売・経営管理」科目が免除されます。

3.リテールマーケティング(販売士)2級の出題方法と試験内容

①リテールマーケティング(販売士)2級の試験内容

リテールマーケティング(販売士)2級の試験内容は5科目に分けられます。内容、問題数、配点は以下のとおりです。

(1)小売業の類型:問題数20問/配点20点
(2)マーチャンダイジング:問題数20問/配点20点
(3)ストアオペレーション:問題数20問/配点20点
(4)マーケティング:問題数20問/配点20点
(5)販売・経営管理:問題数20問/配点20点

②リテールマーケティング(販売士)2級の出題方法・試験時間・受験方法

1科目あたり択一式正誤問題の小問10問、択一式穴埋め問題の小問10問(5科目合計で100問)試験時間は70分です。

試験会場のパソコンを使用して、インターネット上で受験します。

4.リテールマーケティング(販売士)2級の合格基準と合格率

①リテールマーケティング(販売士)2級の合格基準

リテールマーケティング(販売士)2級の合格基準は、5科目の平均点が70点以上、かつ1科目ごとの得点が50点以上でなければなりません。

②リテールマーケティング(販売士)2級の合格率

合格率の平均は65%前後と高めですですが、年度によって50%~70%まで差があります。

5.リテールマーケティング(販売士)2級を取得するメリットは?

①就職に有利

販売士資格取得者を優遇したり、社内学習のために活用している企業があります。そのような会社では、販売士資格を保有していることが面接時に大きなアピールとなります。

②収入・キャリアアップにつながる

リテールマーケティング(販売士)資格は、公的資格ですので、販売のプロの証です。販売士資格取得者を優遇している会社なら収入アップにつながる可能性があります。また、デパート、専門店、スーパーなどで現在販売員として働いている方の場合はキャリアアップにつながる可能性があります。

③大学入試に有利

リテールマーケティング(販売士)の有資格者を公式に優遇することを公開している大学・学部もあります。高校生の方は、大学入試に優位です。

④1級や中小企業診断士を受験する足掛かりになる

1級を取得すれば、販売士養成講師やコンサルタントにもなることが可能です。上記①②のメリットにさらに大きくつながり、就職・転職に有利であったり、収入アップ・キャリアアップにも影響する可能性が非常に高くなります。2級を取得したなら、次はぜひ1級を目指してみてください。

また、「中小企業診断士」はリテールマーケティング(販売士)1級と試験の内容が重複する部分があるため、1級を取得すれば受かりやすい検定試験です。販売士1級に加え中小企業診断士を取得すれば、プロのコンサルタントになることができます。

6.リテールマーケティング(販売士)2級に合格するための勉強方法

宅建に合格するには「独学」と「通信講座」の2つの勉強方法があります。また大学でリテールマーケティング(販売士)を取得するための講座を取ることも1つの方法です。

①リテールマーケティング(販売士)2級を独学で勉強する

(1)勉強時間

リテールマーケティング(販売士)2級を独学で勉強する場合に必要な勉強時間は、50~70時間程度と言われています。1日2時間勉強すれば1か月前後で準備ができるわけですから、独学でもそこまで大変ではありません。

(2)勉強方法

日本商工会議所Webサイトの販売士2級ページから「2級関連書籍」に飛ぶと、「2級ハンドブック(2冊セット)」が紹介されています。

実際の試験問題の7割~9割がこのハンドブックから出題されると明記されているので、このハンドブックを購入して勉強するのが確実でしょう。このハンドブック何度も繰り返し読みます

次に、過去問集をオンラインストア、または書店にて購入してください。ハンドブックで理解が深まったら、過去問集を解いてみましょう。頻出分野や出題傾向を把握することができ、実践力が高まります。

2級は50点未満の科目が1つでもあると不合格になるので、すべての科目をバランス良く学習するようにしましょう。

②通信講座で勉強する

リテールマーケティング(販売士)2級は独学で十分に合格できる試験ではありますが、独学で勉強することに自信がない方や、勉強の仕方が分からない方は、通信講座で勉強をしたいという方も多いのではないでしょうか。

通信講座は、分からない所があれば専門知識を持つ講師に質問することができます。挫折しないためのスケジュールのサポートやアドバイスをももらえます。スマホのアプリから勉強できる通信講座もあるので、時間や場所に関係なく、学習できるのが魅力です。

③大学・専門学校で学ぶ

リテールマーケティング(販売士)の資格取得を目指す授業がある大学や専門学校があります。大学の経営学部や専門学校でリテールマーケティング(販売士)の資格習得を目的とした授業を行っています。

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経済学科やの商学科授業には、在学中に取得可能な資格にリテールマーケティング(販売士)が含まれています。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

おわりに

リテールマーケティング(販売士)2級の概要や、試験内容、メリット、勉強方法などを紹介させていただきました。しっかり勉強すれば、合格が難しい資格ではありません。

2級の合格を目指して頑張ってください!

2022年11月24日
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経済・経営資格

リテールマーケティング(販売士)3級取るにはどうする?販売のプロを目指そう!

by info@remi.website 2022年11月22日
リテールマーケティング(販売士)をご存じでしょうか?

弁護士、司法書士、行政書士、税理士 、会計士、宅建士など皆さまご存じの「士業」とは異なり、「リテールマーケティング(販売士)」は聞いたことがないという方が多いのではないと思います。

しかし、現代のビジネスシーンにおいてマーケティングを学びたいという考えの方は増えていて、マーケティングに対するスキルは今後も益々重要視されていくでしょう。

リテールマーケティング(販売士)は、そのような方が取得すると役立つ、流通・小売分野で唯一の公的資格です。

リテールマーケティング(販売士)の検定試験には1級、2級、3級があります。

この記事では、リテールマーケティング(販売士)検定の中で一番取りやすい「3級」を受験するための基本的な情報から、メリットや勉強方法までを徹底解説します。

1.リテールマーケティング(販売士)検定とは?

リテールマーケティングとは、小売業者が顧客を獲得し、その顧客に商品やサービスを購入してもらうすべての方法のことを指します。

日本商工会議所が実施する「リテールマーケティング(販売士)検定試験」は、販売・流通における唯一の公的資格です。

「リテールマーケティング(販売士)検定試験」には1級から3級まであり、全ての級において以下の5科目で構成されています。

(1)小売業の類型
(2)マーチャンダイジング
(3)ストアオペレーション
(4)マーケティング
(5)販売・経営管理

2.リテールマーケティング(販売士)3級を受験するための基本概要

①リテールマーケティング(販売士)3級の受験資格

リテールマーケティング(販売士)3級の受験資格に年齢、学歴などの特別な制限はありません。誰でも受験することができます。

②リテールマーケティング(販売士)3級の試験日

リテールマーケティング(販売士)3級は、各試験会場が定める試験日時と受験者の都合を調整して決めることができます。

※以前は年に2回実施されていまましたが、2021年度からネット試験方式に変わり、会場が空いている日時に予約ができるようになりました。

③リテールマーケティング(販売士)3級の試験会場

リテールマーケティング(販売士)3級の試験会場は、受験可能な試験会場から選択できます。会場の選択方法は、以下の2つです。

(1)インターネットの申込専用ページで選択
(2)商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し選択できます

④リテールマーケティング(販売士)3級の申し込み方法

リテールマーケティング(販売士)の申し込み方法には、インターネットで申込む方法と、各試験会場へ直接申し込む方法の2種類があります。

(1)インターネットで申し込む

インターネットで申し込む場合は、「マイページアカウント」を作成し、「申込専用ページ」から、受験会場を選び、空いている日時で試験を予約します。申込から3日目以降の予約ができます。
https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci_retailsales

(2)各試験会場へ直接申し込む

各試験会場へ直接申し込む場合は、商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し、試験会場へ直接申し込むことができます。
https://links.kentei.ne.jp/organization

⑤リテールマーケティング(販売士)3級の受験手数料

リテールマーケティング(販売士)3級の受験手数料は、税込価格4,750円(2022年現在)です。

⑥リテールマーケティング(販売士)3級の試験科目の一部免除

以下の履修内容を満たすことで、一部科目が免除になります。

(1)「3級販売士養成講習会」を受講し予備試験に合格:予備試験合格日の翌年度まで「販売・経営管理」科目が免除されます。

(2)「養成通信教育講座」を受講しスクーリングを受講・修了:受講修了日の翌年度まで「販売・経営管理」科目が免除されます。

3.リテールマーケティング(販売士)3級の出題方法と試験内容

①リテールマーケティング(販売士)3級の試験内容

リテールマーケティング(販売士)3級の試験内容は5科目に分けられます。内容、問題数、配点は以下のとおりです。

(1)小売業の類型:問題数20問/配点20点
(2)マーチャンダイジング:問題数20問/配点20点
(3)ストアオペレーション:問題数20問/配点20点
(4)マーケティング:問題数20問/配点20点
(5)販売・経営管理:問題数20問/配点20点

②リテールマーケティング(販売士)3級の出題方法・試験時間・受験方法

1科目あたり択一式正誤問題の小問10問、択一式穴埋め問題の小問10問(5科目合計で100問)試験時間は60分です。

試験会場のパソコンを使用して、インターネット上で受験します。

4.リテールマーケティング(販売士)3級の合格基準と合格率

①リテールマーケティング(販売士)3級の合格基準

リテールマーケティング(販売士)3級の合格基準は、5科目の平均点が70点以上、かつ1科目ごとの得点が50点以上でなければなりません。

②リテールマーケティング(販売士)3級の合格率

合格率の平均は64%前後ですが、年度によって差があります。難易度は低めです。

5.リテールマーケティング(販売士)3級を取得するメリットは?

①就職に有利

小売業界への就職を希望している学生さんなら、リテールマーケティング(販売士)3級を取得することは、有利に働く可能性があります。

また、卸売業界の営業職の方は、小売業界の人と話す機会が多いため、小売りに関する知識がある人を評価する企業も増えています。

②収入・キャリアアップにつながる

リテールマーケティング(販売士)資格は、公的資格ですので、販売のプロの証です。そのため、デパート、専門店、スーパーなどで現在販売員として働いている方の場合は収入アップ、またはキャリアアップにつながる可能性があります。

③2級、1級を受験する足掛かりになる

実際にリテールマーケティング(販売士)の資格を役立てようとするなら、2級以上持っていた方が、上記①②のメリットに大きくつながります。販売士としてのレベルが上がり、就職・転職に有利であったり、収入アップ・キャリアアップにも影響するでしょう。3級で満足せず、次は2級を目指しましょう。

6.リテールマーケティング(販売士)3級に合格するための勉強方法

宅建に合格するには「独学」と「通信講座」の2つの勉強方法があります。また大学でリテールマーケティング(販売士)を取得するための講座を取ることも1つの方法です。

①リテールマーケティング(販売士)3級を独学で勉強する

(1)勉強時間

リテールマーケティング(販売士)3級を独学で勉強する場合に必要な勉強時間は、30時間程度と言われています。1日2時間勉強すれば半月で準備ができるわけですから、独学でもそんなに大変ではありません。

(2)勉強方法

日本商工会議所Webサイトの販売士3級ページから「3級関連書籍」に飛ぶと、「3級ハンドブック(2冊セット)」が紹介されています。

実際の試験問題の7割~9割がこのハンドブックから出題されると明記されているので、このハンドブックを購入して勉強するのが確実でしょう。このハンドブック何度も繰り返し読みます

次に、過去問集をオンラインストア、または書店にて購入してください。ハンドブックで理解が深まったら、過去問集を解いてみましょう。頻出分野や出題傾向を把握することができ、実践力が高まります。

3級は50点未満の科目が1つでもあると不合格になるので、すべての科目をバランス良く学習するようにしましょう。

②通信講座で勉強する

リテールマーケティング(販売士)3級は独学で十分に合格できる試験ではありますが、独学で勉強することに自信がない方や、勉強の仕方が分からない方は、通信講座で勉強をしたいという方も多いのではないでしょうか。

通信講座は、分からない所があれば専門知識を持つ講師に質問することができます。挫折しないためのスケジュールのサポートやアドバイスをももらえます。スマホのアプリから勉強できる通信講座もあるので、時間や場所に関係なく、学習できるのが魅力です。

③大学・専門学校で学ぶ

リテールマーケティング(販売士)の資格取得を目指す授業がある大学や専門学校があります。大学の経営学部や専門学校でリテールマーケティング(販売士)の資格習得を目的とした授業を行っています。

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経済学科やの商学科授業には、在学中に取得可能な資格にリテールマーケティング(販売士)が含まれています。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

おわりに

リテールマーケティング(販売士)3級の概要や、試験内容、メリット、勉強方法などを紹介させていただきました。しっかり勉強すれば、合格が難しい資格ではありません。

まずは3級の合格を目指して頑張ってください!

2022年11月22日
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未分類経済・経営資格

リテールマーケティング(販売士)1級取るにはどうする?経営者レベルの資格を取る!

by info@remi.website 2022年11月21日
リテールマーケティング(販売士)1級の受験を検討されていますか?

「リテールマーケティング(販売士)」は、弁護士、司法書士、行政書士、税理士 、会計士、宅建士など「士業」とは異なり、あまり知られていません。

しかし、販売のプロになりたいと思われるのでしたら、流通・小売分野で唯一の公的資格である「リテールマーケティング(販売士)」の資格取得は役に立ちます。

リテールマーケティング(販売士)の検定試験には1級、2級、3級があります。

1級を保有していることは、店長・経営者レベルの知識と技量があるとみなされます。中・長期的な経営戦略の立案や、緻密なマーケティング分析に基づいた販売計画のプランニングなど、経営者としての資質の有無を問う試験です。

この記事では、リテールマーケティング(販売士)検定「1級」を受験するための基本的な情報から、メリットや勉強方法までを徹底解説します。

1.リテールマーケティング(販売士)検定とは?

リテールマーケティングとは、小売業者が顧客を獲得し、その顧客に商品やサービスを購入してもらうすべての方法のことを指します。

日本商工会議所が実施する「リテールマーケティング(販売士)検定試験」は、販売・流通における唯一の公的資格です。

「リテールマーケティング(販売士)検定試験」には1級から3級まであり、全ての級において以下の5科目で構成されています。

(1)小売業の類型
(2)マーチャンダイジング
(3)ストアオペレーション
(4)マーケティング
(5)販売・経営管理

2.リテールマーケティング(販売士)1級を受験するための基本概要

①リテールマーケティング(販売士)1級の受験資格

リテールマーケティング(販売士)1級の受験資格に年齢、学歴などの特別な制限はありません。誰でも受験することができます。

②リテールマーケティング(販売士)1級の試験日

リテールマーケティング(販売士)1級は、各試験会場が定める試験日時と受験者の都合を調整して決めることができます。

※以前は年に2回実施されていまましたが、2021年度からネット試験方式に変わり、会場が空いている日時に予約ができるようになりました。

③リテールマーケティング(販売士)1級の試験会場

リテールマーケティング(販売士)1級の試験会場は、受験可能な試験会場から選択できます。会場の選択方法は、以下の2つです。

(1)インターネットの申込専用ページで選択
(2)商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し選択できます

④リテールマーケティング(販売士)1級の申し込み方法

リテールマーケティング(販売士)の申し込み方法には、インターネットで申込む方法と、各試験会場へ直接申し込む方法の2種類があります。

(1)インターネットで申し込む

インターネットで申し込む場合は、「マイページアカウント」を作成し、「申込専用ページ」から、受験会場を選び、空いている日時で試験を予約します。申込から3日目以降の予約ができます。
https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci_retailsales

(2)各試験会場へ直接申し込む

各試験会場へ直接申し込む場合は、商工会議所のホームページ内「商工会議所ネット試験施行機関」から試験会場を確認し、試験会場へ直接申し込むことができます。
https://links.kentei.ne.jp/organization

⑤リテールマーケティング(販売士)1級の受験手数料

リテールマーケティング(販売士)1級の受験手数料は、7,850円(税込)+事務手数料550円(税込)です。(2022年現在)

⑥リテールマーケティング(販売士)1級の試験科目の一部免除

1級試験において不合格になっても、一定の要件を満たしている場合は、その直後から施行される1級試験・筆記試験科目2回分の一部が免除されます。

試験に申し込む際に、「科目別合格証明書」を提出すれば、科目免除が適用されます。

3.リテールマーケティング(販売士)1級の出題方法と試験内容

①リテールマーケティング(販売士)1級の試験内容

リテールマーケティング(販売士)1級の試験内容は5科目に分けられます。内容、問題数、配点は以下のとおりです。

(1)小売業の類型:問題数20問/配点20点
(2)マーチャンダイジング:問題数20問/配点20点
(3)ストアオペレーション:問題数20問/配点20点
(4)マーケティング:問題数20問/配点20点
(5)販売・経営管理:問題数20問/配点20点

②リテールマーケティング(販売士)1級の出題方法・試験時間・受験方法

1科目あたり記述式穴埋め問題の小問10問、択一式穴埋め問題の小問10問(5科目合計で100問)試験時間は90分です。

試験会場のパソコンを使用して、インターネット上で受験します。

4.リテールマーケティング(販売士)1級の合格基準と合格率

①リテールマーケティング(販売士)1級の合格基準

リテールマーケティング(販売士)1級の合格基準は、1科目ごとの得点が70点以上でなければなりません。

②リテールマーケティング(販売士)1級の合格率

合格率の平均は22%前後と2級3級の合格率と比べるとかなり低く、難易度はかなり高くなっています。

5.リテールマーケティング(販売士)1級を取得するメリットは?

①就職・転職に有利

販売士資格取得者を優遇したり、社内学習のために活用している企業があります。販売士資格を保有していることは、そのような会社への就職・転職に非常に役立ちます。

また、小売業や販売業以外の業種でも活かすことができます。卸売業や製造業、サービス業など人と関わる仕事でも、資格取得のために身につけた知識や技術が評価されるでしょう。

②収入・キャリアアップにつながる

リテールマーケティング(販売士)資格は、公的資格ですので、販売のプロの証です。販売士資格取得者を優遇している会社なら収入アップにつながる可能性があります。

③中小企業診断士に受かりやすくなる

「中小企業診断士」はリテールマーケティング(販売士)1級と試験の内容が重複する部分があります。販売士1級で出題される「運営管理」・「企業経営理論」・「財務・会計」などが中小企業診断士の試験にも出題されます。販売士1級に加え中小企業診断士を取得すれば、ダブルライセンスを持つことになり、大きな武器になります。販売士1級と中小企業診断士の両方の資格を習得すると、小売業に特化したコンサルタントとして働くことも可能になります。

6.リテールマーケティング(販売士)1級に合格するための勉強方法

宅建に合格するには「独学」と「通信講座」の2つの勉強方法があります。また大学でリテールマーケティング(販売士)を取得するための講座を取ることも1つの方法です。

①リテールマーケティング(販売士)1級を独学で勉強する

(1)勉強時間

リテールマーケティング(販売士)1級を独学で勉強する場合に必要な勉強時間は、100時間以上と言われています。1日2時間勉強すれば2か月以内に準備ができるわけですから、独学でも受かる可能性はあります。

(2)勉強方法

日本商工会議所Webサイトの販売士1級ページから「1級関連書籍」に飛ぶと、「1級ハンドブック(2冊セット)」が紹介されています。

実際の試験問題の7割がこのハンドブックから出題されると明記されているので、このハンドブックを購入して勉強するのが確実でしょう。このハンドブック何度も繰り返し読みます

次に、過去問集をオンラインストア、または書店にて購入してください。ハンドブックで理解が深まったら、過去問集を解いてみましょう。頻出分野や出題傾向を把握することができ、実践力が高まります。

1級は70点未満の科目が1つでもあると不合格になるので、すべての科目をバランス良く学習するようにしましょう。

②通信講座で勉強する

リテールマーケティング(販売士)1級は独学でも合格できる試験ではありますが、合格率は20%位と低いため難易度は高くなっています。仕事や学校が忙しく、自分でスケジュールを立てて毎日勉強するのが難しく、独学で勉強することに自信がない方は、通信講座で勉強をしたいという方も多いのではないでしょうか。

通信講座は、分からない所があれば専門知識を持つ講師に質問することができます。挫折しないためのスケジュールのサポートやアドバイスをももらえます。スマホのアプリから勉強できる通信講座もあるので、時間や場所に関係なく、学習できるのが魅力です。

③大学・専門学校で学ぶ

リテールマーケティング(販売士)の資格取得を目指す授業がある大学や専門学校があります。大学の経営学部や専門学校でリテールマーケティング(販売士)の資格習得を目的とした授業を行っています。

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経済学科やの商学科授業には、在学中に取得可能な資格にリテールマーケティング(販売士)が含まれています。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

おわりに

リテールマーケティング(販売士)1級の概要や、試験内容、メリット、勉強方法などを紹介させていただきました。しっかり勉強すれば、合格が難しい資格ではありません。

1級の合格を目指して頑張ってください!

2022年11月21日
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