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公認会計士

資格

大学生におすすめの資格15選

by info@remi.website 2023年3月29日
就活で必要な資格はどんなものがあるでしょう?

就職活動に活かすために資格を取得しようと考えている大学生は沢山います。そして、どんな資格が良いのか迷っている方が多いのではないでしょうか?

まず一つ言えるのが、将来何になりたいかを考えた上で、資格の勉強をすることが一番の近道です。

キャリアプランを描いて資格を取得することで、真の実力が身に付き、就職活動に活かすことができるのです。

この記事では、大学生におすすめの資格15選をご紹介します。目的や興味に合わせて、自分に合った資格を選びましょう。

【大学生が資格を取るメリット】

大学生にお勧めの資格を紹介する前に、まずは大学生が資格を取得するメリットを見ていきましょう。

➀勉強時間が取りやすい

大学生の強みは、自分の時間を自由に使いやすいことです。

学部や学科にもよりますが、特に1、2年次はゼミや就職活動が本格化していないため、自由な時間を使える学生が多いです。会社に勤めていると、資格取得の勉強のために時間を割くことが難しくなります。

講義の空きコマや放課後、さらに春休みや夏休みは、資格取得に最適な時期です。

また、空いている教室や図書館などの大学施設も利用しやすく、勉強する場所に困らないのも大学生のメリットです。

②就職活動に役立つ

大学生活の後半には就職活動が待ち受けています。多くの大学生にとって学生生活のクライマックスであり、今後の人生を左右する重要なイベントです。

資格を取れば、学生時代から将来のために頑張ってきたことを面接でアピールできます。

仕事内容に見合った資格を持っていれば、即戦力となる可能性を評価されるかもしれません。採用や希望する部署への配属に有利に働く可能性があります。

入社後に取得しなければならない資格や、仕事で活かせるスキルがあることを証明する資格を持っている学生は、能力と熱意の両面から採用担当者から評価されます。

また、直接業務に携わっていなくても、業界知識が必要な資格を持っていれば、その業界への関心が高いことがアピールできます。

【大学生にお勧めの資格15選】

①TOEIC:国際ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定するテスト
②パソコン検定:パソコンの運用能力を測定する検定
③日商簿記3級:経理の基礎知識を証明する資格
④MOS:Microsoft Office製品を利用するスキルを測定する資格試験
⑤リテールマーケティング(販売士)検定:販売・接客に関する幅広い実践的な知識を測定する資格検定
⑥宅地建物取引士:不動産業界で必要とされる知識や技能を測定する資格
⑦公認会計士:財務や会計のエキスパートであることを証明する資格
⑧社会保険労務士:労務管理や社会保険制度などを理解するための資格
⑨普通自動車運転免許:車の運転ができるようになるための免許
⑩教員免許:教育現場で必要な知識や技能を測定する資格
⑪FP技能検定:ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明する国家資格試験
⑫秘書検定:秘書に求められる知識・技能について問う資格試験
⑬ITパスポート:コンピュータの基礎知識を測定する資格試験
⑭基本情報技術者試験:ITエンジニアの登竜門となる国家資格試験
⑮知的財産管理技能検定:知的財産の管理をおこなうための必要な知識を測定する国家資格試験

以下はそれぞれの資格が大学生にお勧めの理由です。

①TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語がビジネスシーンでコミュニケーションをするために必要なスキルを測定する資格試験です。特に、企業や大学、公務員などで求められる英語力の証明に使われることが多く、世界中で広く認知されています。点数によって、英語の能力が幅広く評価されることが特徴のひとつです。

TOEICのスコアは大学生の就職活動において最も重要な指標の一つであり、企業から高いスコアを求められることもあります。また、TOEICは日常英会話だけでなく、ビジネスシーンで求められるリスニングやリーディングのスキルも測れるので、英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。

また、TOEICを受験することで、自分の英語力を客観的に把握することができ、自己評価や目標設定に役立ちます。全体として、TOEICを受験することは、大学生にとって非常に有益なイニシアチブになります。

②パソコン検定

パソコン検定とは、パソコンの知識やスキルを測る資格試験です。パソコンの基本操作から、WordやExcelなどのアプリケーションの使い方、プログラミングの基礎まで、幅広い分野で評価されます。

コンピュータは現代社会において欠かすことのできないツールであり、パソコンスキルは就職において重要な要素となっています。パソコン検定を受けることで、自分のパソコンスキルを客観的に測定し、証明することができます。その結果、就職活動のアピールポイントとなり、採用担当者からの評価も上がります。

また、パソコン検定を受けることで、より高度なパソコンスキルを身につけることができます。例えば、パソコン検定1級を取得することで、ビジネスに必要なスキル、デザイン、プログラミングなど幅広い分野で活躍できる力を身につけることができます。

③日商簿記3級

日商簿記3級は、簿記の初級資格試験の一つで、会計の基礎知識や簿記の基本的な方法を問われます。財務諸表の作り方や帳簿の付け方などを中心に学び、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

さらに、簿記はビジネスだけでなく、個人の財務管理にも役立つスキルです。日商簿記3級を受験することで、自分自身のお金の流れが分かり、将来的自己資産管理に活かすことができます。

また、簿記を学ぶことで数に対する感覚が養われます。数字を正確に解読できるようになると、より効果的なビジネス上の意思決定ができるようになります。

日商簿記3級試験を受けることは、大学生が将来のキャリアと個人のスキルを向上させるために有益な資格です。

④MOS

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、大学生のうちから取得を目指す人が多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

⑤リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、小売業界での専門知識とスキルを証明する資格試験です。

小売業界は、人口減少やネットショッピングの普及など、激しい競争が続く分野です。そのため、企業は消費者のニーズを的確に把握し、適切な販売戦略を立てることが求められています。そんな企業のニーズに応え、小売業界に必要な知識やスキルを身につけることができるリテールマーケティング(販売士)検定は、大学生にとって就職活動におけるアピールポイントとなりえます。

また、リテールマーケティング(販売士)検定を取得することで、リテール業界以外のマーケティングに関する知識を身につけることができます。例えば、製造業やサービス業などあらゆる業種でマーケティング戦略を考える必要があるため、リテールマーケティング(販売士)検定を取得すると、就職だけでなくビジネススキルの向上にもつながります。

さらに、リテールマーケティング(販売士)資格検定は、小売業界に関心のある学生にとって、自己啓発やキャリアアップの機会となります。資格を得ることで、自分自身のスキルアップを実感でき、自己評価や目標設定に活かすことができます。

小売業界は常に変化しているため、自分のスキルを磨き、アップデートすることが大切です。そのための手段の一つとして、リテールマーケティング(販売士)資格が役に立つでしょう。

⑥宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買の専門家として、土地や建物の売買、賃貸借契約などの業務を行う資格です。

宅地建物取引士は不動産業界の専門知識を身につけることができます。将来、不動産業界で働きたいと考えている大学生は、宅地建物取引士の資格を取得することで、業界動向や法律、税金などの知識を身につけることができます。

また、宅地建物取引士の資格は、不動産業界のみならず、金融・法律業界でも高い評価を得ているため、幅広い就職先の選択肢を得ることができます。特に金融業界では、不動産関連の商品・サービスを取り扱う金融機関も存在します。そのため、宅地建物取引士の免許を持っていれば、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できる可能性があります。

⑦公認会計士

公認会計士は、企業の経営状況を理解し、財務や会計に関する専門知識を有する資格です。

第一に、公認会計士は会計や財務の知識を深めることができるため、大学生にとって就職活動に大変有利です。企業で必要とされる経理・財務に関する専門的な知識やスキルを身につけることができ、就職後のスムーズな業務遂行やキャリアアップにつながります。

第二に、公認会計士は企業において重要な役割を果たします。そのため、公認会計士の資格を持っていると、企業でのキャリアアップや転職に有利になります。また、公認会計士は国家資格であるため、信頼性が高く、就職市場での評価も高いです。

また、公認会計士は国家資格ですので、将来的に開業することも可能です。独立した会計事務所を開設したり、経営コンサルタントとして働くこともできます。自分でビジネスを展開できることは、自己実現や自己成長につながります。

以上のように、公認会計士資格は企業から高く評価されるだけでなく、個人の成長や自己実現にもつながります。

⑧社会保険労務士

社会保険労務士は、企業における労働問題の専門家として、従業員の健康と安全、労働環境の整備、人事制度の整備など、労務管理に関わるさまざまな業務を行います。

社会保険労務士には、企業における労務管理の専門知識が求められます。そのため、社会保険労務士の資格を取得することで、企業で人事や労務管理のポジションに就くことができ、キャリアアップにつながります。また、社会保険労務士は、人事・労務に関する専門性から求人市場での需要が高く、転職の際にも有利です。

また、社会保険労務士は、企業の安全衛生に関する業務にも携わっています。したがって、企業の社会的責任に関する知識を習得できます。企業のCSR活動や社会貢献活動を行う上で、こうした知識は欠かせません。

さらに、法律や制度に関する知識は、社会保険労務士にとって必須です。この資格を取得することで、社内での法的なトラブルのリスクを回避することができます。また、労働者が自分の権利と責任を正しく理解し、労働問題について相談できるようにします。

以上のように、社会保険労務士の資格は、企業において重要な役割を果たすだけでなく、キャリアアップや転職にも有利な資格です。また、法律や制度に関する知識を深め、企業の社会的責任に携わることができます。この資格を取得することで、大学生は社会に貢献できるだけでなく、自己成長やキャリアアップにつながる可能性を秘めています。

⑨普通自動車運転免許

普通自動車運転免許とは世に言う「車の免許」のことです。

会社によっては、運転免許を持っている人を優先的に採用するケースもあり、地方で仕事を探す場合は、運転免許が必要な仕事が多いので有利な立場になります。そのため、大学生のうちに運転免許を取得しておくと、就職活動で有利になります。

また、大学在学中に運転免許を取得することで、交通ルールや安全運転に関する知識を身につけることができます。これにより、道路交通法を遵守し、自分自身と周囲の人々の安全を守ることができます。

大学生のうちに普通自動車免許を取得することで、生活の利便性が向上し、就職活動で有利になり、将来のライフスタイルの選択肢が広がり、安全運転に関する知識が身につくなど、実は多くのメリットがある資格なのです。

⑩教員免許

意外にも資格と言って思いつく人が少ないのが教員免許です。教員免許を取得すると、教育現場での就職が可能となります。教育業界は常に人手不足であるため、教員免許を持っている人は求人市場で有利です。また、教師として社会に貢献することもできます。

また、教員免許を持つことで、教育に関する知識や技術を身につけることができます。教員免許取得の過程は、教育学、教育心理学、教育方法などの基礎知識と、教育現場で必要なスキルを学ぶことができます。そのような知識とスキルは、教師としてだけでなく、他のさまざまな職業で活かすことが可能です。

さらに、教員免許を持っていると教育関係のイベントや講座に参加することができます。自己啓発や人脈形成グなど、キャリアアップにつながる機会も得られる素晴らしい資格なのです。

⑪FP技能検定

FP能力試験は、一般社団法人ファイナンシャルプランナー協会が主催する資格試験で、個人の資産形成やライフプランニングに関する知識やスキルが試されます。保険、不動産、投資など幅広い分野を学び、お客様のニーズに合った最適な提案を行うことが求められます。

FP能力試験は、実践的な内容のため、金融機関や保険会社、税理士事務所などの金融・保険業界や税務業界への就職に有利と考えられます。

また、FP技能検定の資格を取得することで、金融、保険、税金などの基礎知識を身につけることができます。将来の人生設計や資産運用、節税対策など、個人のお金の管理に役立ちます。

FP技能検定は毎年の更新と継続教育が必要なため、自己研鑽に努めることが求められます。これにより、自己啓発やスキルアップにもつながる資格です。

⑫秘書検定

大学生が秘書資格を取得するメリットは、秘書業務に必要な基礎知識やスキルを身につけられることです。

秘書として働くには、コミュニケーションや応対能力だけでなく、文書作成やスケジュール管理などのビジネススキルも必要です。秘書検定を受けることで、これらのスキルを総合的に身につけることができます。

また、秘書試験は有資格者が比較的少なく、市場価値が高いとされています。これを取得することで、就職活動や転職の際のアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。

秘書試験は資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑬ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、パソコンの基本操作、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティなど、幅広い情報技術の知識を身につけることができます。そのため、IT産業をはじめあらゆる業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネパーソンとして必須のスキルが得られる資格です。

ITパスポートの資格は就職活動においてアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。特に情報システムを専攻しない大学生にとって、ITパスポートの取得は、情報技術に関する基礎知識を習得する貴重な機会となります。

また、ITパスポートは資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑭基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の入門試験であり、基本的なコンピュータ操作から情報セキュリティまで、幅広い情報技術の知識を学ぶことができます。

そのため、IT業界をはじめ、あらゆる産業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを身につけることができます。また、基本情報技術者試験の資格を持っていることは就職活動のアピールポイントとなり、採用や待遇面での優遇が期待できます。

また、基礎情報技術者試験は上級の情報処理技術者試験へのステップアップとしても位置付けられており、将来のキャリアアップにつながる可能性が高い資格です。基本情報技術者試験の取得には、大学生時代に学べる幅広い情報技術の基礎知識が必要ですが、知識を身につけることで将来のキャリアに有利になることが期待できます。

⑮知的財産管理技能検定

知的財産とは、特許、商標、著作権などの法的保護の対象となる知識、技術、デザインなどを指します。これらの知的財産は、企業や個人にとって重要な財産となっており、それらを保護することで競争上の優位性を確保できます。

知的財産管理技能検定では、知的財産に関する法律や制度、保護・活用方法などの基礎知識から、知的財産マネジメントに関する実践的な知識を身につけることができます。このため、知的財産を保有する企業や、知的財産を扱う仕事に興味のある大学生にとっては、専門知識を身につけるためのスキルアップの機会となっています。

また、知的財産管理技能検定は、知的財産の評価や訴訟にも関わるため、法務・ビジネス分野でのキャリアアップにつながる可能性があります。また、知的財産の重要性がますます高まっている現代社会において、知的財産管理技能検定の取得は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルアップの一つです。

【おわりに】

大学性にお勧めの資格15選を紹介させていただきました。

大学在学中に資格を取得するメリットは、就職活動の際のアピールポイントになることや、学生生活中に専門的な知識や技術を身につけることができることです。また、学業以外の活動を通じて自己成長を図ることができ、将来の自己実現につながる可能性があります。また、学割や受験料の割引があるケースも多いので、費用面でもメリットがあります。

将来を見据えて、自分にしっくりくる資格を見つけてください!

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
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ビジネス経済・経営資格

公認会計士になるにはどうする?職業内容や資格取得の手順を解説!

by info@remi.website 2022年10月21日

経済学を使った職業の中でも最も有名な職業の一つである公認会計士。
独占業務である「監査」を行える唯一の職業です。

自国企業の財務情報の正しさを保証する彼らは一体どんな仕事をしているのでしょうか。
また、公認会計士になる為にはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
今回は公認会計士の仕事内容から公認会計士になるための試験、勉強などを詳しく解説していきます。

公認会計士になるには?:公認会計士の仕事内容

まずは公認会計士の仕事内容を見ていきましょう。
開業登録をした公認会計士は
 
・監査
・会計
・税務
・コンサルティング

等を国家資格の下で行うことができます。
一つずつ詳しく内容を見ていきましょう。

公認会計士の仕事内容①:監査

公認会計士は独占業務である「監査」を行える唯一の国家資格です。
この監査業務は企業をはじめ、学校法人や公益法人など様々な場所で独立した立場から財務情報の信頼性を担保します。

監査業務は主に2種類に分けられます。

●法定監査

一つ目は法定監査です。
この監査には以下の内容が含まれます。
・金融商品取引法に基づく監査
・会社法に基づく監査
・保険相互会社の監査
・特定目的会社の監査
・投資法人の監査
・投資事業有限責任組合の監査
・受益証券発行限定責任信託の監査
・国や地方公共団体から補助金を受けている学校法人の監査
・寄付行為等の認可申請を行う学校法人の監査
・信用金庫の監査
・信用組合の監査
・労働金庫の監査
・独立行政法人の監査
・地方独立行政法人の監査
・国立大学法人・大学共同利用機関法人の監査
・公益社団・財団法人の監査
・一般社団・財団法人の監査
・消費生活協同組合の監査
・放送大学学園の監査
・農業信用基金協会の監査
・農林中央金庫の監査
・政党助成法に基づく政党交付金による支出などの報告書の監査
・社会福祉法人の監査
・医療法人の監査
など
(公式サイトより引用)

これら全ての監査事業は独占業務のため、公認会計士のみが行える仕事です。
他の職種の人は許可されていないので、非常に需要のある仕事だということがわかります。

●法定監査以外

二つ目は法定監査以外の監査です。
これには
・法定監査以外の会社等の財務諸表の監査
・特別目的の財務諸表の監査
などが含まれます。

また、国際的な監査も公認会計士は行う事ができます。
国際的な監査には以下の仕事が含まれます。
・海外の取引所等に株式を上場している会社又は上場申請する会社の監査
・海外で資金調達した会社又は調達しようとする会社の監査
・日本企業の海外支店、海外子会社や合弁会社の監査
・海外企業の日本支店、日本子会社の監査
などです。

このように、グローバルな仕事も含めて多岐にわたる監査事業は、まさしく公認会計士の花形の仕事と言えるでしょう。

公認会計士の仕事内容②:会計

公認会計士は、名前の通り会計に関する業務を行い、報酬を得る事ができます。
会社の資産の管理や、決算に関する業務などを請け負う事ができます。

公認会計士の仕事内容③:税務

公認会計士は、実は税理士登録を行うことで税務業務をすることが可能です。
公認会計士の資格を取得すれば同時に税理士の資格を得ることができます。

税理士の仕事である
・税務代理
・税務書類の作成
・税務相談
・e-Taxの代理送信
・会計業務
・会計参与

といった仕事を行う事ができます。
より詳しい内容は税理士になるための記事をご覧ください。

公認会計士の仕事内容④:コンサルティング

公認会計士は会計や税に関する広い知識を使い、経営に関するコンサルティングを行うこともできます。
主には相談業務や実行支援業務、国際財務報告基準、株価、知的財産等の評価等多岐にわたります。

公認会計士になるには?:組織内会計士

公認会計士の中には組織内会計士と呼ばれる会計士がいます。
この組織内会計士は多くの一般的な企業で活躍する会計士です。
組織内の経理業務や財務業務、IR業務、プロジェクト業務を行っています。

公認会計士になるには?:公認会計士を目指すメリット

このように、独占業務である「監査」を含めて様々な業務を行うことのできる公認会計士。
取得するメリットはなんなのでしょうか。
一つ目のメリットは、国家が認めた資格であるという点です。
国家の保障がなされているという事は、社会的に信頼される立場にある人間になれます。

二つ目のメリットは独占業務の存在です。
監査についての項目は前述した通りですが、この監査業務は公認会計士のみが許可されている仕事であるにも関わらず、多くの企業で必要な事です。

数多くある企業に対し、専門的な知識が多く必要で合格の難しい公認会計士は2022年次データで約40000人ほどしかいません。
需要が多すぎるにも関わらず、処理できる人間が限られている事から生活には困らない報酬を半永久的に得る事が可能な魅力的な職業です。
また、競合他社が存在しない為、常に安定した仕事を得る事ができます。

公認会計士になるには?:公認会計士を目指すには?

さて、そんな幅広い活躍ができる公認会計士ですが、どのように資格を得ることができるのでしょうか。
公認会計士になる為には公認会計士試験に合格後、実務経験・実務補習を経て公認会計士として登録されます。
一つ一つの項目に絞ってみていきましょう。

公認会計士になるには?:公認会計士試験について

公認会計士の受験資格は特に存在せず、年齢・学歴問わず誰でも受験することが可能です。
公認会計士になるのに必要な公認会計士試験は主に2つあります。
一つは短答式試験と呼ばれるもので主に

・財務会計論

財務会計論は主に簿記、財務諸表論、その他企業等の外部利害関係者の経済的意思決定に
役立つ情報を提供することを目的とする会計の理論が含まれています。

・管理会計論

管理会計論は主に、原価計算と管理会計について出題されます。

・監査論

財務諸表監査、中間監査、四半期レビュー及び内部統制監査の理論、制度及び監査論に関する実務から出題されます。
監査論は知識のみならず、背景にある監査の理論や考え方など監査に対する柔軟な対応力や思考力が求められます。

・企業法

企業に関する法である会社法、商法、金融商品取引法、そして監査を受けるべき組織に関する法に関して出題されます。

の4科目を試験します。
この短答式試験は年に2回実施され合格すれば2年間の免除がなされます。

次に短答式試験に合格した者は論文式試験を受験することができます。
論文式試験では5科目の試験を行います。

●必須科目4科目

・会計学
・監査論
・企業法
・租税法
租税法総論及び法人税法、所得税法などの租税実体法に関する問題が出題されます。

●選択科目1科目

・経営学
経営管理と財務管理を主とした問題が出題されます。
・経済学
ミクロ経済学とマクロ経済学についての出題がなされます。
・民法
財産法の中の民法第1編[総則]、同第2編[物権]及び同第3編[債権]に関連する問題が出題されます。
・統計学
統計学では記述統計、確率、推測統計、相関・回帰分析の基礎から出題がなされます。

上記5科目で合格しなければなりません。
仮に不合格でも、相当の成績を納めた科目については2年間の免除が行われます。
この論文式試験は年に1回のみ実施されます。

公認会計士になるには?:公認会計士試験合格者数

公認会計士試験合格者数は出願者に対して例年大体10%前後です。
短文式試験のみの合格者数は出願者に対して例年35%前後です。
上記の通り非常に難関な試験であることは間違いありません。
また、税理士試験とは違い合格科目は生涯有効ではなく2年のみなので、注意が必要です。

公認会計士になるには?:公認会計士試験免除制度

一定の要件を満たした実務経験者や税理士等は試験科目の一部免除を受けることが可能です。
該当するようでしたら確認しましょう。

公認会計士になるには?:公認会計士になる為のステップまとめ

以上が公認会計士になる為のステップになります。
まとめると
①短答式試験を合格
②論文式試験を合格
③2年以上の実務経験、3年程度の実務補習の修了

上記を持って公認会計士として登録されます。
試験合格後も引き続き時間がかかることを考慮して取得する必要性があります。

公認会計士になるには?:公認会計士になるにはどんな学科でどんな科目が必修?

公認会計士になる為に必要な資格は前述した通りありません。
ですが、合格者を見ると大学生での合格者の学部は様々な学部の学生がいるものの、主に経済学部・商学部・経営学部の学生が多いです。
よって大学選択時に経済学部・商学部・経営学部を選択し、短答式試験や論文式試験での該当科目を学ぶことがより公認会計士になる為の近道であるのではないでしょうか。

日本経済大学では、公認会計士になるために必要な学部コースが存在しています。
経済学部 商学科の会計・財務コースでは簿記原理を含め、試験での必須科目である会計監査論や会計学等も学ぶ事ができます。
公認会計士になりたいアナタにおすすめの大学及びコースです。
是非一度公式サイトを訪れて見てください。

公認会計士になるには?:最後に

以上、公認会計士の仕事内容を含めた、試験やなり方について解説いたしました。
仕事内容の部分やメリット部分でも散々触れたように、独占業務がある業種は非常に需要が高く、希望者が多く存在します。
しかし、試験や年数そして合格率からみると非常に取得が困難な資格であることは間違い無いでしょう。
学生の内からきちんと将来の設計を建て、様々なプランを用意して遂行する事が重要になってきます。
この記事がアナタの輝かしい未来の一助になれば幸いです。

2022年10月21日
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