• HOME
  • ビジネス
    • 経済・経営
    • IT
    • 資格
  • 芸能
    • ダンス
    • 演劇
    • ファッション
  • 社会ライフ
  • 留学・国際
    • 語学
  • SDGs
  • 特集記事
  • 当サイトについて
Nikkeidai Style
学生の未来を"創造"、"発見"、"向上"させる
Tag:

宅地建物取引士

資格

大学生におすすめの資格15選

by info@remi.website 2023年3月29日
就活で必要な資格はどんなものがあるでしょう?

就職活動に活かすために資格を取得しようと考えている大学生は沢山います。そして、どんな資格が良いのか迷っている方が多いのではないでしょうか?

まず一つ言えるのが、将来何になりたいかを考えた上で、資格の勉強をすることが一番の近道です。

キャリアプランを描いて資格を取得することで、真の実力が身に付き、就職活動に活かすことができるのです。

この記事では、大学生におすすめの資格15選をご紹介します。目的や興味に合わせて、自分に合った資格を選びましょう。

【大学生が資格を取るメリット】

大学生にお勧めの資格を紹介する前に、まずは大学生が資格を取得するメリットを見ていきましょう。

➀勉強時間が取りやすい

大学生の強みは、自分の時間を自由に使いやすいことです。

学部や学科にもよりますが、特に1、2年次はゼミや就職活動が本格化していないため、自由な時間を使える学生が多いです。会社に勤めていると、資格取得の勉強のために時間を割くことが難しくなります。

講義の空きコマや放課後、さらに春休みや夏休みは、資格取得に最適な時期です。

また、空いている教室や図書館などの大学施設も利用しやすく、勉強する場所に困らないのも大学生のメリットです。

②就職活動に役立つ

大学生活の後半には就職活動が待ち受けています。多くの大学生にとって学生生活のクライマックスであり、今後の人生を左右する重要なイベントです。

資格を取れば、学生時代から将来のために頑張ってきたことを面接でアピールできます。

仕事内容に見合った資格を持っていれば、即戦力となる可能性を評価されるかもしれません。採用や希望する部署への配属に有利に働く可能性があります。

入社後に取得しなければならない資格や、仕事で活かせるスキルがあることを証明する資格を持っている学生は、能力と熱意の両面から採用担当者から評価されます。

また、直接業務に携わっていなくても、業界知識が必要な資格を持っていれば、その業界への関心が高いことがアピールできます。

【大学生にお勧めの資格15選】

①TOEIC:国際ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定するテスト
②パソコン検定:パソコンの運用能力を測定する検定
③日商簿記3級:経理の基礎知識を証明する資格
④MOS:Microsoft Office製品を利用するスキルを測定する資格試験
⑤リテールマーケティング(販売士)検定:販売・接客に関する幅広い実践的な知識を測定する資格検定
⑥宅地建物取引士:不動産業界で必要とされる知識や技能を測定する資格
⑦公認会計士:財務や会計のエキスパートであることを証明する資格
⑧社会保険労務士:労務管理や社会保険制度などを理解するための資格
⑨普通自動車運転免許:車の運転ができるようになるための免許
⑩教員免許:教育現場で必要な知識や技能を測定する資格
⑪FP技能検定:ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明する国家資格試験
⑫秘書検定:秘書に求められる知識・技能について問う資格試験
⑬ITパスポート:コンピュータの基礎知識を測定する資格試験
⑭基本情報技術者試験:ITエンジニアの登竜門となる国家資格試験
⑮知的財産管理技能検定:知的財産の管理をおこなうための必要な知識を測定する国家資格試験

以下はそれぞれの資格が大学生にお勧めの理由です。

①TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語がビジネスシーンでコミュニケーションをするために必要なスキルを測定する資格試験です。特に、企業や大学、公務員などで求められる英語力の証明に使われることが多く、世界中で広く認知されています。点数によって、英語の能力が幅広く評価されることが特徴のひとつです。

TOEICのスコアは大学生の就職活動において最も重要な指標の一つであり、企業から高いスコアを求められることもあります。また、TOEICは日常英会話だけでなく、ビジネスシーンで求められるリスニングやリーディングのスキルも測れるので、英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。

また、TOEICを受験することで、自分の英語力を客観的に把握することができ、自己評価や目標設定に役立ちます。全体として、TOEICを受験することは、大学生にとって非常に有益なイニシアチブになります。

②パソコン検定

パソコン検定とは、パソコンの知識やスキルを測る資格試験です。パソコンの基本操作から、WordやExcelなどのアプリケーションの使い方、プログラミングの基礎まで、幅広い分野で評価されます。

コンピュータは現代社会において欠かすことのできないツールであり、パソコンスキルは就職において重要な要素となっています。パソコン検定を受けることで、自分のパソコンスキルを客観的に測定し、証明することができます。その結果、就職活動のアピールポイントとなり、採用担当者からの評価も上がります。

また、パソコン検定を受けることで、より高度なパソコンスキルを身につけることができます。例えば、パソコン検定1級を取得することで、ビジネスに必要なスキル、デザイン、プログラミングなど幅広い分野で活躍できる力を身につけることができます。

③日商簿記3級

日商簿記3級は、簿記の初級資格試験の一つで、会計の基礎知識や簿記の基本的な方法を問われます。財務諸表の作り方や帳簿の付け方などを中心に学び、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

さらに、簿記はビジネスだけでなく、個人の財務管理にも役立つスキルです。日商簿記3級を受験することで、自分自身のお金の流れが分かり、将来的自己資産管理に活かすことができます。

また、簿記を学ぶことで数に対する感覚が養われます。数字を正確に解読できるようになると、より効果的なビジネス上の意思決定ができるようになります。

日商簿記3級試験を受けることは、大学生が将来のキャリアと個人のスキルを向上させるために有益な資格です。

④MOS

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、大学生のうちから取得を目指す人が多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

⑤リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、小売業界での専門知識とスキルを証明する資格試験です。

小売業界は、人口減少やネットショッピングの普及など、激しい競争が続く分野です。そのため、企業は消費者のニーズを的確に把握し、適切な販売戦略を立てることが求められています。そんな企業のニーズに応え、小売業界に必要な知識やスキルを身につけることができるリテールマーケティング(販売士)検定は、大学生にとって就職活動におけるアピールポイントとなりえます。

また、リテールマーケティング(販売士)検定を取得することで、リテール業界以外のマーケティングに関する知識を身につけることができます。例えば、製造業やサービス業などあらゆる業種でマーケティング戦略を考える必要があるため、リテールマーケティング(販売士)検定を取得すると、就職だけでなくビジネススキルの向上にもつながります。

さらに、リテールマーケティング(販売士)資格検定は、小売業界に関心のある学生にとって、自己啓発やキャリアアップの機会となります。資格を得ることで、自分自身のスキルアップを実感でき、自己評価や目標設定に活かすことができます。

小売業界は常に変化しているため、自分のスキルを磨き、アップデートすることが大切です。そのための手段の一つとして、リテールマーケティング(販売士)資格が役に立つでしょう。

⑥宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買の専門家として、土地や建物の売買、賃貸借契約などの業務を行う資格です。

宅地建物取引士は不動産業界の専門知識を身につけることができます。将来、不動産業界で働きたいと考えている大学生は、宅地建物取引士の資格を取得することで、業界動向や法律、税金などの知識を身につけることができます。

また、宅地建物取引士の資格は、不動産業界のみならず、金融・法律業界でも高い評価を得ているため、幅広い就職先の選択肢を得ることができます。特に金融業界では、不動産関連の商品・サービスを取り扱う金融機関も存在します。そのため、宅地建物取引士の免許を持っていれば、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できる可能性があります。

⑦公認会計士

公認会計士は、企業の経営状況を理解し、財務や会計に関する専門知識を有する資格です。

第一に、公認会計士は会計や財務の知識を深めることができるため、大学生にとって就職活動に大変有利です。企業で必要とされる経理・財務に関する専門的な知識やスキルを身につけることができ、就職後のスムーズな業務遂行やキャリアアップにつながります。

第二に、公認会計士は企業において重要な役割を果たします。そのため、公認会計士の資格を持っていると、企業でのキャリアアップや転職に有利になります。また、公認会計士は国家資格であるため、信頼性が高く、就職市場での評価も高いです。

また、公認会計士は国家資格ですので、将来的に開業することも可能です。独立した会計事務所を開設したり、経営コンサルタントとして働くこともできます。自分でビジネスを展開できることは、自己実現や自己成長につながります。

以上のように、公認会計士資格は企業から高く評価されるだけでなく、個人の成長や自己実現にもつながります。

⑧社会保険労務士

社会保険労務士は、企業における労働問題の専門家として、従業員の健康と安全、労働環境の整備、人事制度の整備など、労務管理に関わるさまざまな業務を行います。

社会保険労務士には、企業における労務管理の専門知識が求められます。そのため、社会保険労務士の資格を取得することで、企業で人事や労務管理のポジションに就くことができ、キャリアアップにつながります。また、社会保険労務士は、人事・労務に関する専門性から求人市場での需要が高く、転職の際にも有利です。

また、社会保険労務士は、企業の安全衛生に関する業務にも携わっています。したがって、企業の社会的責任に関する知識を習得できます。企業のCSR活動や社会貢献活動を行う上で、こうした知識は欠かせません。

さらに、法律や制度に関する知識は、社会保険労務士にとって必須です。この資格を取得することで、社内での法的なトラブルのリスクを回避することができます。また、労働者が自分の権利と責任を正しく理解し、労働問題について相談できるようにします。

以上のように、社会保険労務士の資格は、企業において重要な役割を果たすだけでなく、キャリアアップや転職にも有利な資格です。また、法律や制度に関する知識を深め、企業の社会的責任に携わることができます。この資格を取得することで、大学生は社会に貢献できるだけでなく、自己成長やキャリアアップにつながる可能性を秘めています。

⑨普通自動車運転免許

普通自動車運転免許とは世に言う「車の免許」のことです。

会社によっては、運転免許を持っている人を優先的に採用するケースもあり、地方で仕事を探す場合は、運転免許が必要な仕事が多いので有利な立場になります。そのため、大学生のうちに運転免許を取得しておくと、就職活動で有利になります。

また、大学在学中に運転免許を取得することで、交通ルールや安全運転に関する知識を身につけることができます。これにより、道路交通法を遵守し、自分自身と周囲の人々の安全を守ることができます。

大学生のうちに普通自動車免許を取得することで、生活の利便性が向上し、就職活動で有利になり、将来のライフスタイルの選択肢が広がり、安全運転に関する知識が身につくなど、実は多くのメリットがある資格なのです。

⑩教員免許

意外にも資格と言って思いつく人が少ないのが教員免許です。教員免許を取得すると、教育現場での就職が可能となります。教育業界は常に人手不足であるため、教員免許を持っている人は求人市場で有利です。また、教師として社会に貢献することもできます。

また、教員免許を持つことで、教育に関する知識や技術を身につけることができます。教員免許取得の過程は、教育学、教育心理学、教育方法などの基礎知識と、教育現場で必要なスキルを学ぶことができます。そのような知識とスキルは、教師としてだけでなく、他のさまざまな職業で活かすことが可能です。

さらに、教員免許を持っていると教育関係のイベントや講座に参加することができます。自己啓発や人脈形成グなど、キャリアアップにつながる機会も得られる素晴らしい資格なのです。

⑪FP技能検定

FP能力試験は、一般社団法人ファイナンシャルプランナー協会が主催する資格試験で、個人の資産形成やライフプランニングに関する知識やスキルが試されます。保険、不動産、投資など幅広い分野を学び、お客様のニーズに合った最適な提案を行うことが求められます。

FP能力試験は、実践的な内容のため、金融機関や保険会社、税理士事務所などの金融・保険業界や税務業界への就職に有利と考えられます。

また、FP技能検定の資格を取得することで、金融、保険、税金などの基礎知識を身につけることができます。将来の人生設計や資産運用、節税対策など、個人のお金の管理に役立ちます。

FP技能検定は毎年の更新と継続教育が必要なため、自己研鑽に努めることが求められます。これにより、自己啓発やスキルアップにもつながる資格です。

⑫秘書検定

大学生が秘書資格を取得するメリットは、秘書業務に必要な基礎知識やスキルを身につけられることです。

秘書として働くには、コミュニケーションや応対能力だけでなく、文書作成やスケジュール管理などのビジネススキルも必要です。秘書検定を受けることで、これらのスキルを総合的に身につけることができます。

また、秘書試験は有資格者が比較的少なく、市場価値が高いとされています。これを取得することで、就職活動や転職の際のアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。

秘書試験は資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑬ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、パソコンの基本操作、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティなど、幅広い情報技術の知識を身につけることができます。そのため、IT産業をはじめあらゆる業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネパーソンとして必須のスキルが得られる資格です。

ITパスポートの資格は就職活動においてアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。特に情報システムを専攻しない大学生にとって、ITパスポートの取得は、情報技術に関する基礎知識を習得する貴重な機会となります。

また、ITパスポートは資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑭基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の入門試験であり、基本的なコンピュータ操作から情報セキュリティまで、幅広い情報技術の知識を学ぶことができます。

そのため、IT業界をはじめ、あらゆる産業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを身につけることができます。また、基本情報技術者試験の資格を持っていることは就職活動のアピールポイントとなり、採用や待遇面での優遇が期待できます。

また、基礎情報技術者試験は上級の情報処理技術者試験へのステップアップとしても位置付けられており、将来のキャリアアップにつながる可能性が高い資格です。基本情報技術者試験の取得には、大学生時代に学べる幅広い情報技術の基礎知識が必要ですが、知識を身につけることで将来のキャリアに有利になることが期待できます。

⑮知的財産管理技能検定

知的財産とは、特許、商標、著作権などの法的保護の対象となる知識、技術、デザインなどを指します。これらの知的財産は、企業や個人にとって重要な財産となっており、それらを保護することで競争上の優位性を確保できます。

知的財産管理技能検定では、知的財産に関する法律や制度、保護・活用方法などの基礎知識から、知的財産マネジメントに関する実践的な知識を身につけることができます。このため、知的財産を保有する企業や、知的財産を扱う仕事に興味のある大学生にとっては、専門知識を身につけるためのスキルアップの機会となっています。

また、知的財産管理技能検定は、知的財産の評価や訴訟にも関わるため、法務・ビジネス分野でのキャリアアップにつながる可能性があります。また、知的財産の重要性がますます高まっている現代社会において、知的財産管理技能検定の取得は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルアップの一つです。

【おわりに】

大学性にお勧めの資格15選を紹介させていただきました。

大学在学中に資格を取得するメリットは、就職活動の際のアピールポイントになることや、学生生活中に専門的な知識や技術を身につけることができることです。また、学業以外の活動を通じて自己成長を図ることができ、将来の自己実現につながる可能性があります。また、学割や受験料の割引があるケースも多いので、費用面でもメリットがあります。

将来を見据えて、自分にしっくりくる資格を見つけてください!

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
0 FacebookTwitterPinterestEmail
資格

宅建取るにはどうする?就職や仕事で活用できる資格取得を目指す!

by info@remi.website 2022年11月25日
不動産取引の専門家であることを証明できる資格を取得しましょう!

宅建は年間20万人ほどが受験する、日本で1番人気のある国家資格です。

不動産業界にお勤めの方や、不動産業界に就職・転職を考えられている方は「宅建」の資格取得を目指しているか、これから目指そうとしているかたが多いはずです。

ほとんどの人が耳にしたことがある「宅建」という資格ですが、実際どのようなものなのでしょう?

この記事では、宅建の基本的な概要から、宅建資格を取得するメリット、勉強方法まで、皆様の様々な疑問を解決する内容になっています。

1.宅建とは

宅建は「宅地建物取引士」の略称で、宅地建物取引業法によって定められた不動産取引を公正に行うために必要な国家資格です。

宅地建物取引士の資格を有する人は「宅建士」と呼ばれます。

宅建の試験に合格したら、資格登録を行い、宅建士証の交付を受けて初めて宅建士を称することになります。

宅建士が行える業務は以下の3つです。業務独占資格ですので、これらの業務ができるのは宅建士に限られています。このため、不動産業界で働くのに非常に役立ちます。

(1)不動産取引時の重要事項の説明
(2)重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
(3)契約書(37条書面)への記名・押印

宅建の資格を目指すことで、宅建業法(宅地建物取引業法)や民法、税金など、不動産取引における重要な知識を習得できます。また、不動産業界の営業であっても、理解を深めるために宅建取得を検討している方も多いのではないでしょうか。

2.宅建を受験するための基本概要

① 宅建の受験資格

基本的に、日本国内に住んでいる方なら宅建の受験資格に年齢、学歴などの特別な制限はありません。

注意しなければならないのが、宅建合格後の資格登録です。実務経験2年以上の有無によって登録の手順が異なります。実務経験のない人は、登録実務講習を受ける必要があります。また、不動産業界で働いていたとしても実務経験とみなされない業務があるため、しっかり確認することが必要です。

②宅建の試験日

宅地建物取引士資格試験は、例年10月の第3日曜日の13:00~15:00時の2時間、全国で実施されます。

③宅建の申し込み方法

宅建の申し込み方法には、インターネット申込みと郵送申込みの2種類あります。

インターネットの場合、例年7月1日から7月中旬まで、一般財団法人不動産適性取引推進機構のホームページから申し込みます。

郵送の場合、例年7月1日から7月下旬まで、都道府県ごとに指定の場所で配布されている申込書をもらい、申し込みます。

8月下旬頃に試験会場通知が送付され、9月末頃に受験票が送付されます。

④宅建の試験地

基本的に、宅建の試験地は受験者が住民登録している都道府県になります。ただし、学生や単身赴任などの事情が住ある場合は、例外として現在居住している都道府県で受験することが認められます。

合格後の資格登録は、試験地の都道府県知事に申請します。

⑤宅建の受験手数料

宅建の受験手数料は、8,200円(2022年現在)で、非課税です。

一度受験手数料の払い込みを済ませてしまうは、申込みが受付されなかった場合以外は、返還されないのでちゅういしてください。

⑥宅建の宅建登録実務講習

宅建登録実務講習とは、宅建士の資格登録に必要な講習です。

宅建士として正式に資格登録をするには、宅建に合格する以外に、宅地または建物の取引に関する2年以上の実務経験がなければなりません。

実務業務が2年未満の場合、宅建試験に合格した後に宅建登録実務講習を受講することで、実務経験2年の代わりとなります。宅建登録実務講習の修了試験の合格基準は9割以上で、難易度は高くありません。

講習は、全国各地の国土交通大臣の登録を受けた機関にて実施されています。

宅建登録実施講習は以下の3つの流れで構成されています。

(1)通信講座

自宅に郵送されたテキストやDVDなどの教材の内容に沿って約1ヶ月間自宅学習を行います。

(2)スクーリング

通信講座を終えた後、全12時間、1日または2日のスクーリングを受講します。スクーリングは、途中入退室が認められていないため、遅刻や早退に注意しなければなりません。

(3)修了試験

スクーリングを終えた後は、1時間の修了試験を受けます。

修了試験に合格すれば、登録実務講習修了証を発行してもらえます。

3.宅建の出題方法と試験内容

①宅建の出題方法

宅建の試験は、四肢択一式のマークシート方式で、問題数は50問です。

ただし、登録講習機関を受け修了試験に合格した登録講習修了者の場合、登録講習修了後3年以内の受験であれば一部免除になり問題数は45問です。

②宅建の試験内容

宅建の試験内容は土地と建物に関することです。大きく4つに分けられます。内容、問題数、配点は以下のとおりです。

●宅建業法:問題数20問/配点20点

宅地や建物の取引に関するルールを定めた法律です。土地や建物の円滑で公正な取引の促進や、宅建業や宅建士の就業関係法規など、宅地建物取引業法や同法の関係法令に関する内容が出題されます。

50問中20問と出題の割合が最も多いのですが、出題範囲が割と狭いので、得点が取りやすい重要科目です。なるべく完璧に近い状態に仕上げて受験に挑みましょう。

●民法等:問題数14問/配点14点

土地や建物の権利、権利の変動に関する法令に関する内容が出題されます。不動産の所有権や抵当権、売買、賃貸借などの契約についてです。

注意しなければならないのが、民法は2020年4月1日に改正されたばかりで、試験内容への影響していることです。

民法等の科目は、生活になじみがあり理解しやすいのですが、出題範囲が多く勉強に時間がかかります。

●法令上の制限:問題数8問/配点8点

土地や建物にまつわる様々な制限に関する内容が出題されます。

50問中8問と出題数は少ないのですが、専門用語やルールも多いため、多くの受験生が1番苦労する科目です。

●その他関連知識:問題数8問/配点8点

土地の形質、地積、地目、種別や、建物の形質、構造、種別、そして宅地と建物の税に関する法令などが出題されます。

50問中8問ですが、これも専門用語が多く、勉強を始めたばかりの方は苦労する科目です。ただし、税理士の試験と比べると覚えやすいので勉強すれば点数が取れるようになります。

4.宅建の合格基準と合格率

① 宅建の合格基準

宅建の合格基準と合格率は試験内容によって変動するので、その年によって異なりますが、合格基準の目安としては7割ほどで、合格率は15%前後です。

合否は相対評価方式で判定されるため、明確な合格点数はありません。

宅建の合格基準は、その年によって異なりますが、目安としては7割程度です。全50問、1問1点の配点で、50点満点中35問程度の正答が平均的な合格基準となることが多いため、35点以上を目指すことが合格の目安です。40点を超えればほぼ合格できるでしょう。

②宅建の合格率

宅建の合格率は15%前後と難易度は高いです。

ただし、宅建は受験資格に制限がなく誰でも受けられるので、会社で推奨されていたり、あまり勉強をしないで受験する人がある程度いると予想されます。そのような人々が合格率を下げていると予測されるため、実際に勉強をして試験に臨む人だけを考えると合格率はやや上がると思われます。

5.宅建を取得するメリットは?

①収入アップにつながる

宅建を取得する大きなメリットの1つは、なんといっても収入面でしょう。

不動産業には必須の資格ですので、不動産関係の会社の場合、有資格者のために月々1~3万円ほどの資格手当を用意している所が多くあります。月1~3万円ということは年間で12~36万円も収入が増えることになります。

②就職・転職に有利

もう1つの大きなメリットが、就職・転職で有利になることです。

不動産会社は、従業員の5人に1人の割合で宅建士を雇うことが義務付けられています。会社の規模が大きくなればなるほど多くの宅建士が必要になるということです。

しかし、宅建の試験は合格率が15%前後と、なかなか難しい試験のため、現在いる従業員に宅建の資格を取らせようとしても、そう簡単に受かるものではありません。

そのため、不動産業界に就職・転職を考えているなら宅建士の資格を持っているだけで採用される可能性が大いに高まるわけです。

③独占業務ができる

「宅建とは」ですでに説明しましたが、宅建士は業務独占資格です。以下の3つの業務は宅建士に限られています。

(1)不動産取引時の重要事項の説明
(2)重要事項説明書(35条書面)への記名・押印
(3)契約書(37条書面)への記名・押印

不動産会社が顧客の契約を進める際、これらの業務はいずれも省略できません。言い換えるなら不動産会社において宅建の資格を持っている人は独占業務のできる不可欠な存在なのです。

6.宅建に合格するための勉強方法

宅建に合格するには「独学」「通信講座」「スクール通学」の3つの勉強方法があります。また、高校生の時点で不動産業界を目指すことを考えているなら、宅建取得のためのコースがある大学に行くのも1つの方法です。

①宅建を独学で勉強する

(1)勉強時間

宅建を独学で勉強する場合に必要な勉強時間は、基礎知識がある人と全く知識がない状態で始める人とでは大幅に異なります。宅建試験に合格するための一般的な勉強時間は300時間程度と言われています。しかし、まったくの初心者の場合500時間ほどかかる人もいて、逆に基礎知識や経験がある人は100時間~200時間で合格している人もいます。

300時間を目安に考えると、毎日2時間勉強を続けたとしても150日(約5カ月)かかります。仕事や学校の勉強で毎日2時間取るのが難しい人も多いでしょうから、1年くらいで合格することを目標にするのが良いでしょう。長期では続かないと思われる方は平日2時間、週末は4時間くらい勉強することで、3か月ほどで準備ができるでしょう。

(2)勉強方法

●まずは、出題される4科目の特徴を知りましょう。科目に合わせて勉強方法を変えることが重要です。

●自分に合った市販の参考書を購入し、何度も繰り返し読みます。1度目は大まかに全体を把握し、2度目、3度目と徐々に詳細が理解できているか明確にしながら進めていきます。

●参考書が大体理解できたと感じたら、市販の問題集を購入します。1度目は参考書を見ながら解いていき、次から何も見ないで解いていきます。分からない所はすぐに解答を見てしまわずに、じっくり考えてみてください。間違えたところは再度参考書を見て復習しましょう。

●問題集が90%以上解けるようになったら、過去問を購入して試験と同じ条件で解いてみてください。過去問を100%に近づけることで、似たような問題が出ても焦らずに対応できるようになります。

②通信講座で勉強する

宅建は独学でも合格できる試験ではありますが、独学で勉強することに自信がない方や、勉強の仕方が分からない方は、通信講座で勉強をしたいという方も多いのではないでしょうか。

自分でスケジュールを組んで計画的に学習しなければなりませんが、分からない所があれば専門知識を持つ講師に質問することができます。挫折しないためのスケジュールのサポートやアドバイスをももらえます。スマホのアプリから勉強できる通信講座もあるので、時間や場所に関係なく、学習できるのが魅力です。

③スクール通学で勉強する

独学や通信講座で挫折してしまった方や、今までに資格検定などで挫折してきた方は、費用は掛かりますが、直接通学して学ぶことをお勧めします。

スケジュールもしっかり組まれ、参考書や問題集を用意してもらえて、分からない所があればその場ですぐに講師に質問をすることが出来るのが大きなメリットです。また、周りに同じ勉強をしている人がいることもモチベーションアップにつながるでしょう。

④大学・専門学校で学ぶ

宅建の資格取得に必要な授業を含む大学や専門学校、そして学部もあります

経営学や経済学、法学部など、様々な大学や専門学校で宅建の資格習得を目的とした授業を行っています。

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経済学科公務員コースの授業には、在学中に取得可能な資格に宅地建物取引士が含まれています。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

おわりに

宅地建物取引士資格の概要や、内容、メリット、勉強方法などを紹介させていただきました。計画を立てて、それにそってしっかり勉強すれば、合格が難しい資格ではありません。

宅建の合格を目指して頑張ってください!

2022年11月25日
0 FacebookTwitterPinterestEmail

カテゴリー

  • IT (14)
  • SDGs (1)
  • ビジネス (18)
  • ファッション (1)
  • 大学入試 (7)
  • 未分類 (7)
  • 留学・国際 (10)
  • 社会ライフ (3)
  • 経済・経営 (51)
  • 芸能 (1)
  • 語学 (20)
  • 資格 (88)

Nikkeidai-Styleについて

Nikkeidai-Styleについて

日経大スタイルは、日本経済大学が運営するwebマガジンです。 日経大スタイルでは、世の中にある様々な世代の抱える疑問や問題、日経大のニュースをまとめるだけで留まらず、様々な将来のあり方や最新情報などを発信するオウンドメディアです。

人気の記事

  • 1

    未経験者の文系でもIT人材として活躍するためには?

    2023年1月27日
  • 2

    中学生が英語を話せるようになるには?英会話の大切さを知ろう

    2022年10月28日
  • 3

    リテールマーケティング(販売士)2級取るにはどうする?販売のプロになる!

    2022年11月24日

カテゴリー

  • IT (14)
  • SDGs (1)
  • ビジネス (18)
  • ファッション (1)
  • 大学入試 (7)
  • 未分類 (7)
  • 留学・国際 (10)
  • 社会ライフ (3)
  • 経済・経営 (51)
  • 芸能 (1)
  • 語学 (20)
  • 資格 (88)

Nikkeidai-Style.,All Rights Reserved.

Nikkeidai Style
  • HOME
  • ビジネス
    • 経済・経営
    • IT
    • 資格
  • 芸能
    • ダンス
    • 演劇
    • ファッション
  • 社会ライフ
  • 留学・国際
    • 語学
  • SDGs
  • 特集記事
  • 当サイトについて