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経営学部

ビジネス大学入試留学・国際経済・経営

経営学部で英語は必要なのか?

by GAWA_K 2023年2月7日

経営学部に進学希望の学生にとって、英語の学力・スキルはそれほど重要ではないと思われていました。しかし近年では経営学部の人間でも、英語を意欲的に学習しようという層は珍しくありません。

グローバル化が著しい現在とはいえ、経営学の学習が主体である経営学部の人間にとって、なぜ英語スキルが重要と思われているのでしょうか。

今回は、経営学部において英語は本当に必要なのか、必要な英語レベル・英語を学ぶメリットなどについて、詳しく解説していきましょう。

 

経営学部の学生が英語を学ぶメリット

なぜ経営学部の人間にとって、英語力が必要と思われているのでしょうか。経営学部の学生が英語スキルを取得した際に、どのようなメリットがあるのか、次より説明しましょう。​​

新たなプラットフォームの開拓

英語を話せる・読めるスキルを取得すると、新たなプラットフォームが得られて世界が広がるメリットがあります。企業においてグローバルな経営展開は、国内の数倍ものマーケット・顧客の開拓・それによるリスク分散・コスト削減などのメリットがあります。このようなグローバルな展開は英語力があって初めて発揮できるものです。

そして、英語力の獲得は事業利益そのものだけでなく、情報収集ができる場所というプラットフォームも入手できます。事業・業務を継続する場合、どうしてもアイデア・発想の枯渇により限界を感じることもあります。その際に必要なのは外部からのインプット作業ですが、英語力を持っていれば、国内からでなく海外のあらゆる場所からの情報収集が可能です。

英語がわからなくてもネットの翻訳アプリで和訳できると思っている人もいるでしょうが、英語のリーディング能力があれば、情報収集は数倍もの速さで行えます。

経営・事業で重要なのは新しい発想ですが、その新規アイデアは常に最新情報のインプット作業を続けなければできません。英語スキルを持っていれば、新しい情報を得るためのプラットフォームを、いくつも持つことが可能になります。

海外からの顧客に対応可能

事業・業務においてグローバル展開を検討していない人は「国内だけの需要で十分、海外への展開はリスクが多い」という考えの人もいるでしょう。しかし国内でも英語力は事業・業務において大いに活かされます。英語が必要な理由は、外国人観光客の存在です。

近年、日本の外国人観光客は増加する一方で、観光都市や主要都市にて外国人の姿を見かけることは珍しくありません。そして、外国人が企業や店舗を訪問する頻度も高いため、国内の外国人も消費者として捉えなくてはいけません。外国人を顧客・消費者として考えた場合、強い味方となるのが英語スキルです。

外国人で日本語が流暢な人もいますが、英語スキルを持っていれば、円滑なコミュニケーションが取れるでしょう。

外資系も範囲に入れられる

英語力があれば、外資系企業も就職・転職先の候補に入れることが可能になります。企業によっては英語力が必須のところもあり、いくら立派な経歴・多数の資格取得をしていても英語力がないために、不採用となるケースも珍しくありません。

しかし英語力があり、なおかつ経営学部出身であれば、英語によるコミュニケーション能力に加えて、大学で学んだ経営に関する専門的な知識を持ち合わせた人材という評価がされます。

企業としても、即戦力が期待できる人材として重宝されるでしょう。経営学の知識に英語スキルを併せ持つことによって、幅広い業務に対応できて、仕事の可能性が広がるでしょう。

 

「ビジネス英語力」どれくらいのレベルが必要?

ビジネスの現場で必要とされる英語スキルは、どれくらいのレベルが必要なのでしょうか。次よりビジネス英語のレベル・勉強法について説明しましょう。

ビジネス英語の目安

外資系企業など、英語スキルが必須となっている企業では、TOEICの試験結果の点数を目安としているところが多いです。TOEICのスコアが700〜800点であれば、英語によるコミュニケーションは問題ないと考えられています。

企業での業務は、国内企業と同様に、対面や電話での業務連絡・メールや各種書類作成などです。メール、企画書や各種書類であれば時間をかけることによって読みやすい英文が完成するでしょう。

しかし、会議や取引先へのプレゼンテーション・会議の発言などは、通常のカジュアルな英会話能力だけでない、高度な英語力が必要です。ただ、英語文法や英単語を覚えるだけでなく、ビジネスに適した英語スキルが重要となります。

ビジネス英語をマスターするには

先述した通りビジネス英語を使いこなすにはTOEIC700〜800点が目安といわれていますが、企業によっては900点を挙げているところもあります。いくらそれなりの英語スキルがあってもビジネスという現場で円滑なコミュニケーションが可能になるには、英語の知識だけでは慣れるまで通用しないケースもあるでしょう。

そのため、英語スキルを身につけるには独学でも決して不可能ではないですが、英会話スクール・通信講座の受講がおすすめです。スクールや講座では、ビジネス英語に特化したコースも用意されており、確固としたカリキュラムのもとに無理のないスケジュールが組まれています。忙しくて時間がない人でも、生活に負荷のかからない学習が行えるでしょう。

 

英語スキルの取得に向いている人

経営学部の学生にとって、経営学に関する知識に加えて英語スキルも取得すれば、将来の可能性が大きく広がります。しかし、英語の取得には向き・不向きがあり、経営学に関しても英語力は必須ではないため、不向きの人は英語や語学でなく、自身の得意分野に力を入れるといいでしょう。

では、英語スキル取得が向いている人とは、どのようなタイプなのでしょうか。次より英語スキル取得がプラスに働くタイプの特徴を紹介しましょう。

昔から海外の文化・歴史に興味がある人

ファッション・映画・音楽と先鋭的な文化は海外が発祥です。そのような格好いいカルチャーに昔から慣れ親しんで、海外に思いを馳せている人・憧れの地を訪ねたいために何度となく海外旅行をしている人は、英語スキルを取得するといいでしょう。

海外の文化・歴史などに普段から触れていると、感性や美意識が日本人と違ってくる傾向があります。そのような人は、ファッションや好きなものを良いと思えない気持ちが芽生えるため、海外の人間と触れ合った方が波長が合うケースも少なくありません。

その人のセンスを活かすためには、海外や外資系での業務が向いているといえます。自分のセンスを発揮するためにも、英語スキルの取得は重要といえるでしょう。

多くの人との交流をするのが好きな人

普段から常に大勢の人とのコミュニケーションをとるのが大好きな人は、英語スキル取得が向いています。英語力があれば、外国人との交流が可能になるため、コミュニケーションの範囲は拡大するでしょう。

また、大勢との交流が得意な人は、物おじしない積極的な性格の人が多いため、国籍の異なる外国人との交流もスムーズに行えます。日本を飛び出して海外を訪ねた際も、順応性が高いために違和感なく楽しめるでしょう。

このようなポジティブなタイプが英語スキルを学べば、仕事・私生活ともに幅が広がり人生がより活性化します。

起業をしてグローバル展開を目標としている人

経営学部に進学する人は、何かしらの事業を自らやりたいために経営学を学ぶため、多角的な知識を学んで将来の選択肢を増やすためという人もいます。

そのような人は、将来どのような道に進んでも社会的な地位を確立したい・社会的に成功したいという思いが強いです。そのため、最初から国内にとどまらないグローバルな事業・業務展開を検討して、明確なビジョンを持っている人が多いといえます。

また、そのような人は最初こそグローバルな展開が視野になかったものの、後になって自然にグローバル方面に目がいくという人も少なくないでしょう。グローバルな事業展開のためには英語力は必要なので、学んで損はありません。

日本の風潮に違和感がある人

日本人の美徳である、謙虚さ・奥ゆかしさに対して、日本人の長所であると理解していながら何かしらの違和感がある人は、英語力を身につけて外国人との取引・海外進出を検討したほうがいいでしょう。

日本人特有の謙虚さ・協調性が希薄な人は日本社会において浮いた存在となり、社会に出ても満足のいく業務がこなせない可能性があります。その浮いた存在感が良い意味で個性となれば良いですが、チームとしての業務遂行を重んじる日本の企業形態では、才能が発揮しにくいかもしれません。

そのような人は、年功序列でない個人としての結果・才能を重視する海外の企業・外資系企業のほうが、のびのびと旗あらける可能性があります。そのような自分に適した環境で働くためには、英語力が必須です。

 

日本経済大学のグローバルビジネス科の特徴

日本経済大学の経営学部には、在学中の4年間にわたってグローバルビジネスの学習を行う「グローバルビジネス学科」が用意されています。

グローバルビジネス学科は、グローバルビジネスにおいて重要な要素である英語力を身につけることを主な目的とした学科です。学科は「グローバルビジネスコース」「エアラインビジネスコース」という2つのコースがあり、それぞれ学びたい方のコース選択ができます。

・グローバルビジネスコース
授業のほとんどが英語でのコミュニケーションとなるため、英語の語学力が飛躍的にアップするコースです。留学も必須となっているため、現地でのネイティブな会話術も身に付きます。ビジネスに関する実務も経験するため、業務の実践力を身につけることも可能です。

・エアラインビジネスコース
JALとの業務提携によって本格的なエアラインビジネスが学べるのが、このコースです。実務やビジネス論、産業論など多角的な知識が学べます。

また、学科では、TOEICなどグローバルビジネス実務、就職活動において有利となる、豊富な資格の支援も行なっているのが特徴です。資格取得のためのサポートも行っているため、無理なく資格取得ができるでしょう。

歴史が浅いために専門性のある知識の取得・学習が難しいといわれているグローバルビジネスに関して、4年間もの長期にわたって充実した学習を受けられるのが、グローバルビジネス学科の強みといえます。

 

まとめ

経営学部の進学を希望する人、あるいは在学中の人にとって、英語力はそれほど縁がないと思われている傾向があります。

しかし、インターネット経由でグローバルな時魚展開がそれほど難解ではなくなった昨今、英語スキルを取得していれば、経営学部で学んだ知識を加えることによって、事業の規模・可能性は大いに広がるでしょう。

より大きなビジネスで成功をおさめたい人、国内にとどまらず広い舞台で働きたいと検討している人は、英語スキルを身につけることをおすすめします。国内に限定されない新しい世界が広がることでしょう。

 

 

「日本経済大学」では、留学生の就職活動の支援を目的とした、留学生対象の専門ゼミを開講しています。そこでは、BJTビジネス日本語能力テストの受験を推奨し、学習も行っています。

■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)

都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学です。

2023年2月7日
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大学入試経済・経営資格

経営学部の志望理由はどうすればいい?経営学部のメリットや志望理由の書き方を解説!

by GAWA_K 2023年1月30日

大学受験において大事なのは、受験勉強の進め方・勉強内容はもちろんですが、大学への志望理由も大事なことです。では、もし大学の経営学部を目指している場合、どのような志望理由を掲げればいいのでしょうか。

今回は、経営学に入学することで学べることは何か、志望理由で多いのはどんな理由か、志望理由書の書き方や例文などについて、詳しく解説しましょう。

 

経営学部に入学するメリット

大学の経営学部とは、文字通り経営学について学ぶための学部です。経営学とは「企業・会社経営に関するすべての事柄を対象として、企業及びその経営・それに関わる人材すべてがより良くなるためには、どうあるべきか」という問題を追求する学問と定義されています。

では、経営学部で学習に励むことは具体的にどのようなメリットがあるのか、次より説明しましょう。

働くうえでの視野が広がる

経営について学ぶ経営学部に入学する人は、将来自分で起業をしたいと計画している人が少なくありません。しかし起業を希望していない人でも、経営学部では将来働くうえで他の人材にはない視野の広さを獲得できます。

経営学部で学ぶことは、経済・法務・会計・経営理論・情報システムなどです。これらを学ぶことにより、経営・仕事はどのような構造で成り立っているのかという、抜本的な世の中の仕組みを知ることができます。

それにより、将来どんな仕事についても、この仕事はこういう仕組みだからここが長所・短所、この分野を頑張ればいい、といった仕組みが理解できて、論理的に仕事を円滑に進められるでしょう。ただ与えられた仕事を受動的にこなすだけでなく、論理的な思考のもと進められます。

理解力がつく

経営学部で多くのことを学ぶメリットは、2つ目に関しては、理解力がつくという点です。先述した通り経営学部で学ぶことは多岐にわたります。それにより知識の引き出しが増えると、日常生活でも応用がきくでしょう。公私ともに何かしらの問題が浮上しても、多くの情報の引き出しによって、解決する糸口・早期解決のための方法の手順がすぐに出てきます。

それ以前は問題に直面しても、何をどうしていいのか困惑するだけというパターンが多かったでしょうが、経営学という知識を身につければ、論理的に状況を分析することが可能です。

経営学を学べば、直接経営に関することだけでなく、仮説検証がすぐにできる理解力が身につきます。

早い段階で経営に関われる可能性が高い

経営学部で4年間経営学を学んだ場合、出身であれば、早い段階で経営の中枢で働ける可能性が高まります。さらに就活の際、学生のうちに経営に関する資格取得をしていれば、企業の採用担当者は即戦力になるという判断をして、経営企画などの配属候補を検討するかもしれません。

ただし、経営学部出身というだけで経営そのものにすぐに関われるわけでなく、就活の際、在学中にどのような経験をしたかという自己アピール・他の志望者との差別化も必要です。

 

経営学部で多い志望理由

経営学部を選んだ人は、以下のような理由が多く見られます。

  • 将来、起業するにあたって経営について勉強したい
  • 起業・社会についての構造を知っていたい
  • 消費者の心理などについて知っていれば、将来どんな職についても役にたつと思った
  • 実家の店を継ぐため、経営について知っておきたい
  • 特に希望の職業はないが将来の選択肢を増やせると思った

経営学部に進む人は、将来起業を考えている人が少なくありません。どのような製品・サービスを扱うかはまだ確定していないながらも、起業するにあたっても仕組み・注意点をあらかじめ勉強しておけば、スムーズな起業が実施できるでしょう。

また、企業やそれに関わる人材・社会全体の構造について勉強したいという人もいます。そのような構造を知っていれば、会社員の末端からキャリアをスタートさせても、自分の立ち位置や周囲の構造を理解できて、円滑な仕事が行えるでしょう。

また、将来の夢は決まっていないながらも、経営学の知識を得て人生の選択肢を増やしたいという人もいます。経営学は起業・社会の構造を分析するスキル・視点が身に付くため、それにより社会と自分との関わり方はどのような手段が適しているかという客観視が可能です。それにより在学中に自分の進路が固まってくる傾向があります。

また、経営学で身につけた知識はあらゆる分野で応用が効くため、人生の選択肢は増えていくでしょう。

 

大学入試のための「志望理由書」って何?

大学入試の際、入試方法の種類によっては、志望理由書を提出する必要があります。志望理由書とは、学校推薦型選抜。総合型選抜の入試方法を選んだ際、提出しなくてはいけない書類のことです。

大学および学部に対して、なぜ選んだのか・どのような意欲・関心があるのかを提示する意味合いがあります。学校側が用意する推薦書などと違い、生徒自身が作成するのも特徴です。

大学への興味・学部への意欲、高校生活で得たもの・取り組んだことなどを、400〜800文字でまとめる必要があります。

志望理由書の作成前に押さえておくべきポイント

志望理由書は少なくて400文字程度で仕上げても問題ないですが、大事なのは文字数ではなく中身です。中身が内容のないもの・経営学と関係ないものではいくら長文でも意味がありません。

そのため勢いだけで書かずに、書く前に作成のための大事なポイントを押さえておく必要があります。では、志望理由書を作成するにあたっての大事なポイントとは何か、次より紹介しましょう。

無理に背伸びをしない

難しい言い回しを多用して、無理に背伸びをした文章作成は避けましょう。大学は、言うまでもなく高校よりは何ランクも上の専門的な学問を学ぶ場所です。そのため、入試で提出する書類も大学のレベルに合わせようとして、小難しい言い回し・普段使用しない二字熟語を多用して作成してしまう傾向があります。

また、人によっては、経営学部・経済学部で学ぶことを混同してしまい、その結果、ただの読みにくい難解な文章となる可能性もあるでしょう。

志望動機は、無理に背伸びをしないで、あくまで等身大の現役高校生の意見を書くように心がけましょう。かといって、稚拙な文章では、これも読みにくくなります。簡潔でわかりやすい文章と稚拙な文章は違います。一文(書き出しから句点まで)100文字以内におさめて読みやすい文章を書くことが、志望理由書の作成において大事なことです。

自分の経験をもとにする

先述した通り、無理に難しい話題を扱って「〇〇論」などを書くと、かえって説得力のない薄い内容になってしまいます。志望理由書の内容に説得力を持たせるためには、自身の経験をもとに作成するといいでしょう。

高校生の体験で大きいのが、アルバイトです。初めてアルバイトで働いて労働によって収入を得たこと、アルバイトによって自分のどのような働きが労働とみなされるのか、それによってどのような利益があるのかなどの感想を書くといいでしょう。

また、アルバイトで接したお客さん(顧客)の様子の感想も必要です。自分の労働によりお客さんがどんなリアクションをしてくれたか、喜んでくれたなどの初めての経験を書くことが大事です。

先輩・年配の人の意見を聞く

自分の経験だけでなく、周囲の人からの影響をアピールするのもいいでしょう。そのようなアピールをするための材料を得るためには、周囲の人から話を聞き出すことです。

周囲には人生の先輩である両親・学校の先生・親戚や知り合いの大人がいます。そのような人たちから仕事に関する思いや苦労点・嬉しいことを聞き出すことによって、志望理由書を作成するための材料は増えるでしょう。

自営でお店をやっている人、フリーランスで働いている個人事業主の人に話を聞けば、経営的なことも聞き出せます。労働者としてどのように社会と関わっているか、消費者・仕事案件の発注者との関わり合いをしている実践者の意見は、自分では体験していない貴重な意見となり、志望理由書に説得力をもたらしてくれるでしょう。

 

日本経済大学・経営学部の特徴

大学の経営学部を目指す場合、実際の大学の経営学部の詳細を知ることも大事です。詳細をしっかりと把握しないでおくと、入学した後に自分の学習したいこととズレが生じる恐れがあります。

では、実際の大学の経営学部では、どのような学習プランが用意されているのでしょうか。日本経済大学の経営学部を例に学部の詳細を紹介しましょう。

 

豊富で個性豊かな学科

日本経済大学・経営学部は、豊富な学科が用意されていることが特徴です。以下より各学科を紹介しましょう。・グローバルビジネス学科
普段から英語を使用することによってハイレベルな英語力が身につく学科です。必須科目の留学も経験して現地での雰囲気も味わます。コースは「グローバルビジネスコース」「エアラインビジネスコース」の2種類です。

・芸創プロデュース学科
エンターテインメント業界での就職を希望する人に向けた学科です。エンターテインメント業界でのスキル・経営学を学べます。コースは「芸能マネジメントコース」「ファッションビジネスコース」の2つです。

・経営学科
合理的な経営に関する知識・技能を身につける学科です。「総合経営コース」「アトツギ・起業家コース」「デジタル・ビジネスデザインコース」「eスポーツ・アニメ産業コース」「飲食ビジネスコース」「SDGs・環境ビジネスコース」といった多様なコースが用意されています。

在学中に多様な資格取得が可能

日本経済大学は、多種多様な資格を在学中に取得できることも特徴です。取得可能な資格の種類は、国家資格・公的資格・民間資格と豊富で、その数は120以上にものぼります。資格取得に適用される奨励金給付制度も用意されているので、安心です。就職の際に強いアピールポイントとなるでしょう。

資格取得試験は、簡単なものもありますが、中には相当な学習時間を費やす必要のある試験もあります。そのような資格勉強は、独学では難しいといえるでしょう。

日本経済大学では、資格取得を達成するための独自の資格取得講座・各種講義を行っています。わかりやすく効率的な勉強が進められるため、資格取得を目指す人の強い味方となってくれるでしょう。

 

まとめ

大学の受験は、志望動機もしっかりと固めないといけません。自分が将来どのような道に進みたいか、そのためには何が必要かを明確していけば、自然と目標となる志望大学および学部が見えています。

志望学部が決まったら、周囲の人の意見を聞くのもおすすめです。自分より人生経験が豊富な両親・学校の先生・すでに社会人をしている先輩などに話を聞けば、自分では経験したことのない世界を知ることができます。大いに参考にしましょう。

また、経営に関する書籍を読むこともおすすめです。著者が生涯を費やして見つけた成功哲学が1冊の本に凝縮されており、著者の長年の体験を読書時間数十分〜数時間で擬似体験できます。自分の将来がわからない場合は、あらゆることに目や耳を傾けることも大事です。

 

 

「日本経済大学」では、留学生の就職活動の支援を目的とした、留学生対象の専門ゼミを開講しています。そこでは、BJTビジネス日本語能力テストの受験を推奨し、学習も行っています。

■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)

都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学です。

2023年1月30日
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資格

上級ビジネス実務士を取るには?

by info@remi.website 2023年1月29日
「上級ビジネス実務士」という資格を知っていますか?

大学で履修することで習得できる資格の中に、上級ビジネス実務士というものがあります。

上級ビジネス実務士は、幅広い科目を学ぶことで、社会人としての基礎力を身につけることができます。どのような会社に就職しても、事務や接客に役立つ資格です。

この記事では、上級ビジネス実務士の概要や、取得方法、資格を生かせる業種などを紹介させていただきます。

特に、経営学部への進学を考えている方は、是非読み進めてください。

1.上級ビジネス実務士とは?

「上級ビジネス実務士」は、一般財団法人全国大学実務教育協会に加盟している大学・短大において、ビジネスに関する所定の単位を修得した学生が取得できます。企業の組織構造や経営資源であるヒト・モノ・金・情報を理解し、情報収集・活用、企画立案、文書作成など、事業活動に必要な様々な知識やスキルの習熟度を認定する資格です。

大学で授業を受けるだけで取得できるこの「上級ビジネス実務士」の資格は、検定試験の合否に基づく資格とは異なり、現在勉強中の大学の単位(資格関連科目)を修得した者に与えられる資格です。

上級ビジネス実務士資格取得のための勉強は、以下のような将来就職する職場で求められる実践力に特化しています。

①対話・対応力:適切聴いて、考えて、話す能力と、あらゆる事に対して柔軟に対応する能力
②好印象力:他人に好印象を与えることができる能力
③吸収力:情報を正確に整理し、記憶し、柔軟に自分のものにする能力
④継続力:物事を諦めず取り組み続けられる能力

大学生が資格教育科目を履修することで、上記のような能力が身につくように作られた授業になっています。そして、そのような能力を身につけた人には、「上級ビジネス実務士」の資格が与えられます。したがって、上級ビジネス実務士の資格を持っていれば、実務能力が高いという証を持っているということになります。

上級ビジネス実務士を有する人は、実践的な専門知識と技術、社会人としての基礎能力、自己管理能力を備えています。 また、組織の仲間と協力し、問題の発見と解決のスキルを発揮し、自らの問題点を認識し、自分の能力を向上させるために行動できる人材です。

例えば、接客業の場合、サービス実務の基本について理解を深めるとともに、創意工夫をもってお客様を接遇する応対力、内外のスタッフと協調して新しいサービス価値を創造する実践力などを習得し、あらゆるサービスの現場で即戦力となる人材になることができます。

上級ビジネス実務士の資格があると、ビジネスのプロフェッショナルとして社会経済の即戦力となる人材とみなされます。ビジネスの基礎を理解し、基礎的な実務能力やプレゼンテーションの基礎力が身に付いていて、さまざまな企業で活躍できることを証明する資格なのです。

就職活動の際は、履歴書の資格欄に上級ビジネス実務士資格取得見込みの旨を記載しておくと、面接試験でアピールできます。上級ビジネス実務士は、事務職を希望する学生が取得しておくと特に役立ちます。

2.上級ビジネス実務士を取るには?

上級ビジネス実務士資格の取得を希望する人は、一般財団法人全国大学実務教育協会が認定する資格教育課程を有する大学において、全国大学実務教育協会が定める各領域における能力開発を行い、資格到達目標を達成する必要があります。

資格到達目標を達成するためには、高校卒業後、全国大学実務教育協会に加盟している4年制大学・短期大学に入学し、大学が定める資格教育課程を修了し、規定の科目・単位を履修し合計で16単位以上の取得を目指します。下表の所定の単位を修得することで、卒業時にビジネス実務士の資格の認定とされます。

上級経営者資格は大学のみで取得でき、専門学校では取得できません。

①領域1

【領域・資格到達目標の区分】ビジネス(事業)に関する知識と技能の基礎を修得し、社会人としての基礎力と自己管理能力を発揮し、個人・協働作業におけるビジネス実務を実践し、学び続けることができる。
【開発する能力 】(1)ビジネス(事業)の理解 (2)働く基本能力の活用 (3)ビジネス実務と学修に取組む力
【必修修得単位数】2単位以上

②領域2

【領域・資格到達目標の区分】専門的な知識とスキル(ビジネス実践力、国際ビジネス実践力、サービス実践力)を身につけ、変化するビジネス環境に対応した成果を生み出す専門実践力を身につけます。
【開発する能力 】(1)上級ビジネス(国際ビジネス・サービス)実務知識 (2)上級ビジネス(国際ビジネス・サービス)実務スキル (3)ビジネス(国際ビジネス・サービス)実務実践力
【必修修得単位数】4単位以上

③領域3

【領域・資格到達目標の区分】実践的なビジネス知識やスキルを活用した総合的な学習活動を通じて、さまざまな職業能力の基礎となる課題発見力と解決力、学び続ける力の重要性を理解する。
【開発する能力 】(1)総合的課題発見・解決力 (2)実践活動の学びの継続力
【必修修得単位数】2⃣単位以上

大学及び大学以外の教育施設等(大学教育機関、高等学校、企業など)での学修のうち、目標達成のために大学が認めたものは、資格の単位として扱うことができます。

大学が全国大学実務教育協会の定める目標達成評価制度を導入している場合は、当該大学の決まりに従います。

3.上級ビジネス実務士の資格を生かせる業種とは?

①営業・販売

顧客のニーズを上手に予測することができる上級ビジネス実務士は、企業、個人、官公庁などに製品やサービスを宣伝・販売したり、百貨店、量販店、専門店に商品を提案する営業・販売の仕事で生かすことができます。

②銀行業務

窓口業務(ラー業務)で生かせる資格ですが、上級ビジネス実務士で習得した経済や経営の知識、対人スキル、簿記や経理のスキルを駆使して接客や経理業務を行うこともできます。

③経営コンサルタント事務所

上級ビジネス実務士の資格取得の際に身に着けた様々なスキルと教養は、経営コンサルタント事務所で、経理業務やコンサルタント業務の際の役に立ちます。

日本経済大学で上級ビジネス実務士の資格を取得できます

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、 実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学の経営学部には、「経営学科」の他に「グローバルビジネス学科」「芸創プロデュース学科」3つの学科があり、10のユニークなコースが用意されています。

経営学部では、上級ビジネス実務士の資格取得のためのカリキュラムを組むことができ、3年修了時で取得が可能です。カリキュラムでは、実務的・実践的教育を展開し、毎年、多くの学生が資格を取得しています。

①日本経済大学・経営学科

意思決定できる合理的経営を学び、ビジネスチャンスを活かせる知識・技能を身につけます。経営学を習得しながら、様々な分野で活躍できる人材を育成します。

(1)総合経営コース
(2)アトツギ・起業家コース
(3)デジタル・ビジネスデザインコース
(4)eスポーツ・アニメ産業コース
(5)飲食ビジネスコース
(6)SDGs・環境ビジネスコース

②日本経済大学・グローバルビジネス学科

ほとんどの授業が英語で行われることで高度な英語コミュニケーション能力が身につき、グローバルに活躍できるビジネススキルも養われます。入学後すぐに留学を経験し(必須)、英語力を高めていきます。

(7)芸能マネジメントコース
(8)ファッションビジネスコース

③日本経済大学・芸創プロデュース学科

多様化・グローバル化するエンターテインメントビジネスの世界で活かせるプロデュース力を身につけます。経営学を習得しながら、ビジネスやファッション、音楽・映像業界で活躍できる人材を育成します。

(9)グローバルビジネスコース
(10)エアラインビジネスコース

おわりに

上級ビジネス実務士について、大学での取得方法や、資格を生かせる仕事などを解説させていただきました。いかがでしたでしょうか?

受験して合格することで取れる資格ではなく、大学・短大で履修することで取得できる資格ですので、ネット上などに情報があまり多く出ていません。しかし、大学進学が決まったら、どのような単位や資格を取って、卒業後はどのような業界に就職したいかを考える必要があります。

企業の組織体制や経営資源を理解し、すぐに使える実践力を身につけることができます。他のスタッフと連携することで、自らの課題に気づき、自らの能力向上に向けて行動できるビジネスパーソンを目指せる上級ビジネス実務士を取得しましょう!

将来のための参考にしていただけますと幸いです。

2023年1月29日
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経済・経営

経営学部に向いている人とは?経済学部への進学を検討中の方へ

by info@remi.website 2023年1月24日
経営学部への進学を検討しているけれど、自分に向いているのかよくわからないですか?

経営学部に興味をもったり、周りにお勧めされて考え中の方はぜひ検討材料として読み進めてください。

経営学は、オフィス環境で、またはビジネスを運営するために働いているときに生産性を高めるのに役立つ一般的な研究分野です。

あなたが、様々な事を勉強したり、新しいスキルを身につけたり、創造性を発揮したりするのが好きなら、経営学部に向いているかもしれません。

この記事では、経営学部に向いている人について解説します。これから経営学を学ぶことを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

経営学部に向いている人について語る前に、まずは経営学とはどんな学問で、経営学部ではどのような事を学ぶのかを見ていきましょう。

1.経営学とは?

経営学とは、企業、組織などの人々が集まって一緒に仕事をすることについて学ぶ学問です。

過去の様々な事例をもとに、良い企業やとは何か、共通することは何かを考え、人々の生活をより豊かにすることを目指すための学習です。日常生活に密接した企業や組織の経済活動の原理、構造、運営方法などを分析し、企業や組織がどのように運営されているかを研究します。

経営を左右する「人・物・金・情報」を中心に、企業経営に関するさまざまな事柄を学びます。たとえば、民間企業では、経営者は可能な限りコストを削減して利益を増やしながら売上を増やすことを目指します。経営学は、これを実現するための生産工程、作業環境、情報戦略、資材管理などを研究し、企業活動全体の効率化と円滑化を図る学問です。

2.経営学部では何を学ぶのか?

①企業で働くためのスキルを学ぶ

経営学を学ぶということは、オフィスやビジネス環境で働くためのスキルを学ぶことです。

経営学部で学ぶ内容に共通する要素の1つは、オフィスやビジネス環境で生産性を高めるためのスキルを身に着けることです。会議のスケジュールを立てる方法から。組織変革を主導する方法のようなことまで、社員がいる企業における様々な業務に役立つスキルを習得できます。

経営学部で学ぶスキルは、多くの企業で簡単に応用がききます。これが、経営学が一般的な教科課程と見なされ、多くのキャリアパスに関連している理由でしょう。経営学部では、専門的な1つの事を訓練されるわけではありません。代わりに、ほとんどの企業にとって価値のある一連のスキルを成長させることが可能です。

②技術的要素と人的要素の両方を学ぶ

また、経営学とはオフィスに関連する仕事を実行するための勉強だけでなく、システムと人の管理を学ぶことです。営業管理者は、出納帳をつけたり、商品やサービスを購入したりする責任を負う人もいますが、給与や人的資源を管理したり、チームのコミュニケーション戦略を開発したりする役割の人もいます。

経営学の学位は、技術研修からソフトスキルや人材管理の教育まで、広範囲に渡ります。これは、企業が効率的に運営されるためには、業務を行う人だけでなく、運用システムも管理する人が必要であることを反映しています。

経営学は技術的要素と人的要素の両方で構成されていることを理解することは、経営学部を選択する際に重要です。経営学部には、さまざまな種類のコースがあります。

どのようなコースが自分とって最も有利であるかについて、明確にする必要があります。経営学部に進学するならテクニカルスキル、ソフトスキル、またはその両方のどれを学びたいですか?

③経営学部で学ぶ一般的な内容

経営学と見なすことができる活動の範囲が非常に広いため、勉強する可能性のある内容はほぼ無限です。習得できるスキルの種類を理解するために、経営学部でどんなことを学ぶのか例を見てみましょう。

・簡単な資料作成
・集計表の設計と作成
・スケジュールの作成
・顧客へのサービスの提供と監視
・財務記録を維持する
・オンライン上で商品やサービスを購入
・顧客の苦情処理”
・ビジネステクノロジーの活用
・買掛金と売掛金の処理
・企業情報の整理
・メモから文章を作成
・個人の仕事の優先順位と能力開発を整理する

3.経営学部に向いている人の特徴

経営学部で学ぶことが分かりましたら、経済学部に向いている人の特徴を見ていきましょう。

①組織の成り立ちに興味がある人

ビジネスはお金を稼ぐことが目的というイメージがあるかもしれませんが、多くの組織の経営者達はビジネスを社会貢献の手段と考えています。社会貢献のためにボランティア活動を長く続けることは難しいですが、収益化できれば継続・拡大できると考えています。

経営学部は、企業、NPO、自治体などの違いや、個人ではなく組織が経済活動を行う理由のような、組織というものに興味がある人に向いています。

②社会学や心理学に興味がある人

企業はヒト、モノ、金、情報、時間などの資源で成り立っていますが、その中でもヒトの役割や活動体制を考えることは大変重要です。

また、経営理念や考え方をどのように伝えるかは、従業員だけでなく、株主や取引先、地域社会の意思決定の指針にもなるため、重要な研究課題です。

さまざまな利害関係者の心理に興味がある人は、経営学部で学ぶのに向いているでしょう。

③会社経営や起業に興味がある人

会社経営や起業をするには、経済の仕組みや市場動向を読み解く力を持つ必要があります。世の中の動向を把握し、自分の考えや目標を達成したい人は経営学部で学ぶことに向いています。

④親が経営者の人

子供の頃から経営者の親を見て育ってきた人は、知らず知らずのうちに事業を営む楽しさや怖さを知っている可能性が高いです。親の会社を継ぐならば、経営学を学ぶことは必ず役に経ちます。

親の会社を継がない場合でも、もともとの環境から経営に興味のある人が多いと思うので、経営学を楽しんで勉強するのではないでしょういか。経営学部での学びは実践的な学びに近いので、社会人になったら仕事でもプライベートでも活かせるでしょう。

⑤幅広く専門的に学ぶ選択肢を持ちたい人

経営学部は幅広い分野を学ぶことができるので、向き・不向きが少ない学部です。大学卒業後に何になりたいかまったく分からない方にも向いています。

経営学部の卒業生は幅広い業種・業界に就職することが可能です。とは言っても、せめて自分が興味のある講義や、研究してみたいことこがあるかどうかは調べてから出願してください。

⑥暗記勉強より論文やディスカッションが好きな人

経済学部の勉強は、高校までしてきた暗記中心ではなく、原因や理由などを考える内容が多いです。厳密な答えがないので、暗記が苦手だけれども、納得いくまで考えたがるタイプで、自分で正解を探すのが好きな人に向いています。

また、組織を率いる立場になりたい人や、周りの人と良い関係を築きたい人など、社会と向き合いたい人は、経営学部での学ぶことを楽しむタイプです。

ただし、資格修得などでは苦手な暗記を克服する必要性が出てきますが。

⑦数学が苦手な人

就職などの将来性を考えて大学でビジネスや経済などについて学びたいけれど、数学がかなり苦手な人なら経営学部がお勧めです。経済学は、微分積分、線形代数、統計学、マクロ経済学など数学を多く使う学問ですので数学が不得意な人には向いていません。

経営学部で全く数学を必要としないというわけではありませんが、分野が幅広いため、なるべく数学が必要な授業を避けて選択することが可能な大学が多くあります。

⑧勉強以外にも熱中できることを見つけたい人

アルバイトやインターン、部活、音楽活動、演劇、SNS、趣味など、大学での勉強以外に何か打ち込めることを見つけたい人には経営学部が向いているかもしれません。もちろん大学にもよりますが、他の学部に比べて比較的自由度が高いイメージです。

そのかわり、自己管理ができないと、きっちり単位が取れず留年しやすい学部とも言えます。そのため、自由度が高いと言っても、何もやりたいことが見つからず、ただダラダラと4年間を無駄にしてしまうタイプの人には向いていません。

自分が情熱を傾けられる何かを見つけたいけれど、最終的に就職の可能性を残すことも考慮したいなら、経営学部に向いているかもしれません。

おわりに

経営学部についてと、経済学部に向いている人の特徴を解説させていただきました。

基本的に経営学部は、組織を中心とした経営の仕組みを学び、ビジネスリーダーとなりえる人材を養成する学部です。そのため、ビジネスや社会に関心のある方、企業に就職したい方、将来的に企業したい方、親が経営者である方に向いていると考えられます。

日本経済大学の経営学部について

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)の福岡校・渋谷校・神戸校にも経営学部があります

日本経済大学の経営学部には、「経営学科」の他に「グローバルビジネス学科」「芸創プロデュース学科」3つの学科があり、10のユニークなコースが用意されています。

日本経済大学・経営学科

意思決定できる合理的経営を学び、ビジネスチャンスを活かせる知識・技能を身につけます。経営学を習得しながら、様々な分野で活躍できる人材を育成します。

・総合経営コース
・アトツギ・起業家コース
・デジタル・ビジネスデザインコース
・eスポーツ・アニメ産業コース
・飲食ビジネスコース
・SDGs・環境ビジネスコース

日本経済大学・グローバルビジネス学科

ほとんどの授業が英語で行われることで高度な英語コミュニケーション能力が身につき、グローバルに活躍できるビジネススキルも養われます。入学後すぐに留学を経験し(必須)、英語力を高めていきます。

・芸能マネジメントコース
・ファッションビジネスコース

日本経済大学・芸創プロデュース学科

多様化・グローバル化するエンターテインメントビジネスの世界で活かせるプロデュース力を身につけます。経営学を習得しながら、ビジネスやファッション、音楽・映像業界で活躍できる人材を育成します。

・グローバルビジネスコース
・エアラインビジネスコース

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非参考にしてみてください。

 

2023年1月24日
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経済・経営

大学の経営学部が向いてる人ってどんな人なのか?

by GAWA_K 2023年1月15日

これから大学に進学して経営学部に進みたい、編入して経営を学びたいと考えている人もいるでしょう。

では、大学で経営に関する専門的なことが学べる経営学部には、どんな人が向いているのでしょうか。

今回は、経営学部に向いている人の特徴、経営学部の具体的な学習内容、学んだことを活用できる仕事などについて、詳しく解説しましょう。

 

経営学とは

企業・組織の仕組みや戦略などについて学習する学問です。経営において重要なのは、経営そのものを動かす「ヒト」、人が生み出す製品・サービス(モノ)、流通するお金、情報や時間など(資源)などが挙げられます。これらをどのように生み出すのか、どう配分するのかを学習するのが経営学であり、それを学ぶ場所が大学の経営学部なのです。

経営学部で勉強をすれば、経営や労務、生産に関する管理など、経営を実施するうえの具体的な知識を覚えられます。それらをマスターすれば、「あの企業はなぜ成長しているのか」「どのような市場開拓をしているのか」といった分析が可能になるのです。

似たような学問に経済学・商学があります。経営学は企業や組織を対象としていますが、経済学は国や市町村、商学は製品やサービスが研究対象です。経済学は全体的な経済の動向、商学は製品などの取引についての学問であり、大学の経済学部・商学部では、その領域を学習します。

 

経営学部で学ぶこと

では、大学の経営学部では、具体的にどのようなことを学ぶのでしょうか。次より経営学部で学ぶ4つの主軸について説明しましょう。

 

経営および組織戦略

経営や組織に関する戦略とは、企業・組織が経営に関する目標を設定して、それを達成するための計画を指します。計画の具体的な内容は、目標を達成するための活動方針・活動のためのチーム編成などです。

この考えた方は、もともと軍隊が用いていたものですが、大勢が集まって実践する経営に関する業務にも適応できるため、経営学にも導入されました。

大学の経営学部では、理念に基づきながらも時代ごとの変化に合わせつつ、構築していく戦略について学習します。

 

経営に関する哲学や歴史・文化

過去の成功例・衰退例を学ぶのが経営に関する哲学や歴史、文化という項目です。各企業・組織が成功した理由である独自の哲学、過去の経営史やその時代ごとの文化を研究します。それにより、企業の価値観や行動様式が明確になり、成功・衰退の原因がわかる仕組みです。

過去の情報に加えて、自己の経験をプラスすることで、未来の理想の経営システム、成功のための指針を決めるヒントになるでしょう。

 

財務・会計

企業・組織の経済活動の記録および分析をするのが、財務・会計という項目が、財務・会計です。財務・会計は財務会計・管理会計という2種類があり、前者は投資家への材料提供、後者は経営者、役員への情報提供となります。

大学の経営学部では、借対照表やキャッシュフロー計算書、損益計算書の仕組みなどを学習して、経営状況の分析を覚えます。

 

マーケティング

消費者のニーズを分析して自社の製品・サービスに反映させるのが、マーケティングです。経営学部では、商品やサービスの企画・開発、宣伝などを分析して、「一体何が売れるのか、どうやれば売れるのか」という仕組みを学びます。

開発や流通、営業戦略、広告などについて研究するのが、経営学部のマーケティングです。

 

経営学部に向いている人

大学進学の際、特に行きたい学部がないために経営学部を選んだという人もいるかもしれません。しかし、自分に見合ってない学部に入学するとせっかくの貴重な学習期間が無駄になってしまいます。自身が本当に経営学部に適しているか、事前によく考慮すること大事です。

では、経営学部に向いている人はどんな特徴があるのか、次より説明しましょう。

 

将来、起業・個人開業を目指している人

学生のなかには「人に使われるんじゃなくて、自分が社長・雇い主になりたい」と野心を持っている人もいるでしょう。そのような人は、自身が考案した製品やサービスのアイデアだけが先走ってしまい、それらを流通させる手段を知りません。

サラリーマンとして優秀な実績がある人が、独立開業したとたんに失敗するという例はよくあります。そのような人は職人・アイデアマンとしては優秀ですが、ビジネスマンとしては知識がないために失敗してしまうのです。

優秀でありながらも社会に出て失敗してしまう原因を補うのが、大学の経営学部です。経営に関する知識・ノウハウを、経営学部でしっかりと学べば、起業・個人開業をしても、豊富な知識を駆使してスムーズに開業・運営が行えるでしょう。

 

普段からリーダーシップを発揮している人

普段から大勢の中心にいてリーダー格になる機会の多い人、あるいはそのような立場が好きな人は、経営学部に向いているでしょう。

そのような人は、先述したように自身で起業したいというタイプが多く、また、大勢の中心にいるため多くの人をまとめ上げる能力に長けています。また、大勢の人とコミュニケートを図るのが好き・得意である場合が多いです。

普段から人に指示を出してその場をまとめ上げるのが得意・リーダー肌の人が経営学部で経営に関する知識を学べば、従来の能力に加えて経営の知識も駆使して、社会的に成功する可能性は高いといえるでしょう。

 

親の跡を継ぐ人

親がやっている店舗を受け継ぐ人にも、経営学部での学習は大いに役立つでしょう。親の世代のなかには「勉強よりも実際に働いたほうが仕事のイロハをすぐに覚えられる」という昔ながらの考えの人も少なくありません。確かに机上の論理よりも、汗をかいての実務経験のほうが何倍も得るものはあるかもしれません。

しかし、経営学部では、マーケティングなど多くの経営に関する仕組み・論理を研究します。そのような知識を得たうえでの実務は、親にはなかった発想が生まれて、新しい顧客開拓・経営方針が生まれる可能性も高いです。

親から受け継いだ店舗をより活性化させるためにも、経営学部で学んだことは決して無駄にはならず、むしろ大きなプラスとなるでしょう。

 

将来の選択肢を増やしたい人

経営学部で学ことは、マーケティングなどさまざまな分野であるため、経営に直接関係のない分野にも応用がきくのが特徴です。実際に経営学部出身の人は、経営以外のさまざまな業界に就職しています。

また、経営学部で学ぶ経営に関する多くのことは、決して時代ごとに激変するわけではなく、普遍的なものです。そのため、どんな時代の変化が起きても通用する理論といえるでしょう。

経営のシステムだけでなくリーダーシップ論・顧客の心を掴む心理学の要素も学ぶために、どの時代・どんな業種にも応用できるでしょう。

 

経営学部で学んだことが活かせる仕事

経営学で学ぶことはどの分野にも応用できますが、そのなかでもどのような仕事に就けば、その知識を活かせるでしょうか。経営学部で学習したことが大いに活用できる仕事を、次より紹介しましょう。

 

店舗の店長・オーナー

経営学部で学んだことがダイレクトに生かされるのが、実際に店舗を経営する店長・オーナーです。

昔は店舗を構えないと店長はできませんでしたが、現在ではネット上にショップを構えるネットショップのオープンが可能なので、店舗の維持費など一切不要で店長・オーナーになれます。

店長・オーナーの役割は、商品・サービスの提供、仕入れ、商品および労務管理、運営資金の調達および管理、店舗内のディスプレイなどです。また、自分以外で従業員を雇う場合は、給与の手配からスタッフへの指示、教育なども行わなくてはいけません。

経営学部で学んだことが、大いに発揮できるでしょう。

 

金融業などへの就職

経営学部出身の人すべてが経営側にまわるわけではなく、正社員として一般企業への就職も多く見られます。

最も多いのが、銀行・証券会社・保険会社などの金融業界です。経営学部で学んだ会計・経済の知識が役立ちます。金融業界は人気の職種であるため、経営学部出身は即戦力として大いに期待される傾向です。さらに金融に関する資格取得もしておけばさらに就活の際は好印象となるでしょう。

そして、製品・サービスを提供するメーカー業界も、経営学部出身の人が多いです。製品やサービスを作りだす担当ではなく、営業・販売促進などを任せられることが多く、経営学部で学んだ知識が活用できます。

また、経営学部出身者は、情報通信業界へと進む人も少なくありません。経営学と関係のない業界と思われていますが、経営学部では、情報通信技術・情報技術も学ぶために、その知識が大いに活かされます。

情報通信に関するスキルも身に付ければ、経営学の知識がある技術者にもなり、両方の知識を持てば需要のある存在となれるでしょう。

 

経営コンサルタント

企業からの依頼を受けて、その企業の経営状態を分析、その後に経営改善のためのアイデア提供・アドバイス・サポートを行う業務が、経営コンサルタントです。経営学部出身者は、学部で学んだ知識を活かして、コンサルタント業へと進む人も珍しくありません。

コンサルタント業務を始める人は、経営学部出身者以外では、以下のようなパターンがあります。

  • コンサルティング専門企業(コンサルファーム)で教育を受ける
  • 他の業種(税理士や会計士など)で活躍した人が、経験と人脈を活かしてコンサル業に転向
  • 人材の少ない業界で活躍した人がその知識を活かして個人事業でコンサル業を始める

このようにコンサルタントは、コンサル業専門の教育を受ける、他の分野に精通した人が転向するというケースも少なくありません。他との差別化を図るためにある程度の実績や経験、人脈を形成する必要があるでしょう。

 

スーパーバイザー

コンサル業と似ている業種であり、企業や店舗に在籍せずに外部からサポート・アドバイス・実質的な業務を行うのが、スーパーバイザーです。この業種は手がける案件によって、以下のように役割に大きな違いがあります。

  • エリアマネージャー(店舗管理)
  • スタッフ教育およびシフト作成や面談など
  • 企業とクライアントの仲介役

その時々によってやるべきことが変化するので、多様な知識・スキルが必要です。

 

まとめ

経営に関する知識は、独学ではなかなか身につかないものです。そのような複雑かつ多様な知識を学べる場所が、大学の経営学部といっていいでしょう。

この学部に通うメリットは多様な知識の吸収だけでなく、同じ志を持った学友に出会えることでもあります。大学で出会った仲間たちはプライベートの付き合いだけでなく、卒業後のビジネスの人脈にも発展することは珍しくありません。たくさんのメリットがある経営学部で多くの知識を学びましょう。

 

「日本経済大学」では、留学生の就職活動の支援を目的とした、留学生対象の専門ゼミを開講しています。そこでは、BJTビジネス日本語能力テストの受験を推奨し、学習も行っています。

■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)

都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学です。

2023年1月15日
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経済・経営資格

大学における商学部と経営学部の違いをわかりやすく紹介

by info@remi.website 2023年1月9日
商学部と経営学部の違いってなんだろう?

大学で何を学びたいかよりも、大学を卒業したら、ある程度安定した企業に就職したいと考えている人は、商学部や経営学部への進学を考慮し始めているかもしれません。

しかし、非常に多くの人が、商学と経営学に差はないと思っていて、違いを理解できていません。実際、商学部と経営学部は似ていますし、同じ括りにしている大学もあります。しかし、実際は商学と経営学には異なる点があるのです。

この記事では、大学における商学部と経営学部で「学ぶこと」「メリット」「就職先」「取得を目指せる資格・スキル」の違いを徹底的に解説していきます。

1.商学部と経営学部で学ぶことの違いは?

①商学部で学ぶこと

商学とは「商い」、つまり商売に関する学問のことで、モノの売り買いによって生じる売上や利益など、商業全般やお金の流れについて学びます。

商学とは、物を売買することで生じる売上や利益など、商売全般やお金の流れを学ぶことです。

商売と聞くと小売店をイメージしてしまうかもしれませんが、商売をするというのは個人店でも企業でも同じです。金融業や貿易など形態は異なっても、提供する商品やサービスがあり、それを欲する消費者がいれば商売と言えます。「商売=ビジネス」ということです。

経営学の理論や分析手法に加え、「経営」というものを解明するために、経済学や心理学、社会学など他分野の理論や分析手法を参考にし、それらを巧みに組み合わせながら研究を進めるのが特徴です。さまざまな学問分野を浅く広く勉強できる学問とも言えます。

商学部では、基礎科目として「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「統計学」のような経済学や、「経営論」「組織経営論」「マーケティング」「ファイナンス」のような経営学を学びます。2年次以降になると、商学をより専門的に学べるコースに分かれることが多く、マーケティング、会計、マネジメントなどの分野ごとにビジネスの世界をさまざまな角度から総合的に学びます。

また、税理士や公認会計士の資格取得を目指す学生向けの講座がある大学や、習得した知識を実践するため、実際に企業と連携して商品企画を行う「演習」を採用している大学が多くあります。

商学部は、広く浅く学ぶことも、専門性を追求することもできる選択肢の幅が広い学部と言えるでしょう。商学部は、経営学部と比べると企業に入るための仕事の訓練の場とも言えるかもしれません。

②経営学部で学ぶこと

経営学とは、企業や会社、組織運営に関わるすべてのことを多角的に見て、「より良くするために何ができるか」を考える学問です。

異なる考えを持つ個々によって形成された組織で発生するあらゆる種類の現象を研究します。経営学は単一の分野に分類することはできず、経済学、心理学、法律、社会学など、さまざまな学問的側面を網羅しています。

また、経営学部では、事業の継続性(長期的・恒久的な視点からの経営・事業)を確保するための戦略を学びます。持続可能な企業や組織を目指し、存続させる方法を知るための学問です。

企業や組織の経営について、財務、会計、マーケティングなどを様々な視点から学びます。また、経営に伴う経済知識や法制度の理解も必要です。

経営学部では「経営論」や「組織経営論」に加え、「マーケティング」「ファイナンス」「人材マネジメント」などを学び、個々の組織における問題解決力を養います。企業や会社を経営する方法について詳しく学びたいなら、経営学部が最適です。その他にも「経営哲学」「経営史」「経営文化」「SDGs」などとにかく沢山あります。

つまり経営学部とは、さまざまな切り口から経営を学ぶ学部であり、会社を経営していくために未来を予見する力と、現代社会のルールを理解する力を身につけることができます。

2.商学部と経営学部で学ぶメリットの違いは?

商学部と経営学部では学修科目が異なるため、得られるメリットにも違いがあります。メリットの違いも理解して、学部選択に役立てましょう。

①商学部で学ぶメリット

商学部はビジネス全般を研究対象としているため、研究領域が広く、学生は自分の興味に基づいて研究内容を選択することができます。

また、ニュースなどで取り上げられる話題が授業内容に出てくる機会が多いため、面白い講義が多いです。

商学部にはビジネスに強い関心を持っている人も多いため、将来ビジネスリーダーを目指す人や、起業を目指す人から刺激を受けることができますし、将来的なつながりも築くことができます。

商学部に進学すると、他の学部と比べて、早い段階で企業での働き方や、社会人としての知識が身に付きます。

②経営学部で学ぶメリット

経営学部では、経営管理、労務管理、生産管理など、企業経営全般に関する知識を身につけることができます。理論だけでなく、実際の企業活動やそれが市場に与える影響について、さまざまなケーススタディを通じて実践的な内容を学ぶことができます。経営に関する知識や情報が多いということは、就職活動の際に非常に役立ちます。

また、NPOや自治体など公益性の高い団体でも経営学部で培った組織問題解決力は役に立ちます。自分で事業計画を作成し、新しい会社を立ち上げる、つまり起業するという道も考えられます。

3.商学部と経営学部の就職先の違いは?

商学部か経営学部のどちらを選ぶか決める際に気になるのは、卒業後の就職先も大きいですよね?どのような企業や会社、組織に就職するのでしょうか。

結論から言うと、商学部と経営学部の就職先の違いは、ほぼありません。

商学部と経営学部の卒業生はどちらとも、大学で得たスキルが幅広く応用できるため、さまざまな業種から大きな需要があります。

どちらの学部からも、総合商社、金融機関、メーカーのような人気業種に就職する人が比較的多いです。さらには、国税庁、中央官庁、都道府県庁、市役所などの行政で公務員として活躍している人も多くいます。

また専門職に就くなら、エコノミスト、データアナリスト、会計士、ファイナンシャルプランナー、ファイナンシャルコンサルタントなどがあります。

商学部と経営学部出身の平均年収は、500万円~650万円ほどと言われています。

例えば、地方銀行で就職する場合、初任給の年収300万は、平均600万くらいが多いようです。

卒業した大学、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、安定した収入が期待できる職種と言えます。

また、大手求人サイトの求人募集を見ると、正社員採用のエコノミストの年収は450万円~1,500万円ほどで、契約社員であっても400万円~700万円ほど稼げるようです。

エコノミストの年収・給料は、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、責任感が伴う重要な業務のため、雇用形態が契約社員であっても、ある程度の高収入が期待できる職種と言えます。

4.商学部と経営学部で目指せる資格とスキルの違いは?

就職に結びつく資格やスキルも重要な要素です。商学部と経営学部で、目指せる資格やスキルにはどんな違いがあるのでしょうか?

実は、資格やスキルも商学部と経営学部では大差ありません。しかし、目的によって少し違うので一応確認してみましょう。

①商学部で得られる資格とスキルは?

商学部で学んだことに関連する資格を取得すれば、商学部で学んだことを仕事に活かすことができます。

商学部で取得しておくと大変有利な資格は、「公認会計士」「税理士」です。また、会計学科などを専攻する場合、大学、学科、コース等によっては、「簿記」に合格することを単位取得の条件にしている所もあります。簿記の知識は、会計事務所、企業の経理部門などだけでなく、起業する際にも必要となりますので、在学中に3~2級を取得すると就職活動で有利になるでしょう。

他にも「中小企業診断士」「ファイナンシャルプランナー」「社会保険労務士」「通関士」「証券アナリスト」などがあります。

また、教職課程では、中学校の社会科、高校の公民、商業科の教員免許取得を目指すことも可能です。

②経営学部で得られる資格とスキルは?

経営学部で取得しておくと有利な資格としては、お金に関する専門家であることを証明する「ファイナンシャルプランナー」、お金の出入りや取引を記録するための「簿記」、小売業に関する知識を学ぶ「販売士」などがあります。

また、「上級ビジネス実務士」「上級情報処理士」などは、大学で単位を修得すれば授与される資格です。

効率的に作業し、ビジネスの生産性を向上させるために、経営学は幅広いスキルを必要とします。経営学のプログラムでは、現代のビジネスを形成する歴史的、政治的、文化的、倫理的、および制度的要因に重点をおいて、経営について学びます。また、情報技術、計算能力、および研究における貴重なスキルを習得し、経営陣の理論、研究、および実践を評価するスキルを開発します。

おわりに

商学部と経営学部の違いは理解できましたでしょうか?

「商学」とは、企業の具体的な活動や、企業と消費者との関係に着目した学問であり、「経営学」は、企業経営の視点から企業管理などの経営理論を学ぶ学問です。

商学部または経営学部のどちらも就職に対する有利さはさほど違いはありません。どちらの学位も常に大きな需要があり、将来性があります。

大学で学びたいこと、将来就きたい業種や企業を考えて、じっくり検討してみてください。

日本経済大学・経営学部について

日本経済大学の経営学部は福岡校・渋谷校にあります。

日本経済大学の経営学部は以下の3つの学科に分かれています。

・経営学科
・グローバルビジネス学科
・芸創プロデュース学科

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非、参考にしてみてください。

2023年1月9日
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経済・経営

大学における経済学部と経営学部の違いをわかりやすく紹介

by info@remi.website 2023年1月8日
経済学部と経営学部って何がどう違うのだろう?

そんなことも知らないなんて恥ずかしくて人に聞けないと思ってネットで検索されたところでしょうか?心配しないでください。非常に沢山の方が経済学部と経営学部の違いを理解していません。

大学に進学したいけど、何を勉強したいか、将来何になりたいかまだ決まっていない方は、経済学部か経営学部を選択する可能性が高いと思います。

この記事では、大学における経済学部と経営学部で「学ぶこと」「メリット」「就職先」「取得を目指せる資格・スキル」の違いを徹底的に解説していきます。

1.経済学部と経営学部で学ぶことの違いは?

①経済学部で学ぶこと

「経済学部」とは、その名の通り経済学を学ぶ学部です。とはいえ、それでは抽象的すぎて分からないと思います。では、経済学とは何なのでしょうか?

衣食住など人間の生活に必要なものを労働によって生産し、その労働生産物を自分たちで消費したり、他者が生産した労働生産物を交換して消費したりすることを経済活動と言います。

簡単に言うと、衣服を購入したり、食事をするために食材を購入したり、家を購入または借りたり、趣味にお金をかけるなど、人は様々な事にお金を消費しています。それが経済活動です。つまり、80億人を突破した世界の総人口が経済活動を行なっているのです。

経済学を学ぶことで、将来のお金の動きを分析し、経済の動向を予測し、どのような対策が必要かを考えることができます。このように、経済活動における歴史やお金の流れなどを学ぶのが経済学部です。

経済学は大きく分けて、「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の2種類があります。

ミクロ経済学は、消費者と生産者の最適な消費行動と生産行動の研究です。つまり、消費者が何をどれだけ購入し、生産者が何をどれだけ生産すべきかを分析します。

マクロ経済学は、「財市場」「労働市場」「GDP」のような、経済活動よりも大きな動きをとらえて研究する学問です。国家レベルの景気と経済成長の研究です。

その他に学ぶことには、計量経済学、応用経済学、マルクス経済学金融論、経済政策、財政学、労働経済学、経済史、経済数学などがあります。

つまり経済学部は、経済活動を多角的に学べる学部なのです。

経済学部は文系の学部ですが、数式やグラフを使って分析しています。 微積分や線形代数履修するため、高校で習うレベルの数学はできなければなりません。文系だけれども数学もある程度できる人は経済学部向きです。

②経営学部で学ぶこと

経営学とは、企業や会社、組織運営に関わるすべてのことを多角的に見て、「より良くするために何ができるか」を考える学問です。

異なる考えを持つ個々によって形成された組織で発生するあらゆる種類の現象を研究します。経営学は単一の分野に分類することはできず、経済学、心理学、法律、社会学など、さまざまな学問的側面を網羅しています。

また、経営学部では、事業の継続性(長期的・恒久的な視点からの経営・事業)を確保するための戦略を学びます。持続可能な企業や組織を目指し、存続させる方法を知るための学問です。

企業や組織の経営について、財務、会計、マーケティングなどを様々な視点から学びます。また、経営に伴う経済知識や法制度の理解も必要です。

経営学部では「経営論」や「組織経営論」に加え、「マーケティング」「ファイナンス」「人材マネジメント」などを学び、個々の組織における問題解決力を養います。企業や会社を経営する方法について詳しく学びたいなら、経営学部が最適です。その他にも「経営哲学」「経営史」「経営文化」「SDGs」などとにかく沢山あります。

つまり経営学部とは、さまざまな切り口から経営を学ぶ学部であり、会社を経営していくために未来を予見する力と、現代社会のルールを理解する力を身につけることができます。

2.経済学部と経営学部で学ぶメリットの違いは?

経済学部と経営学部では学修科目が異なるため、得られるメリットにも違いがあります。メリットの違いも理解して、学部選択に役立てましょう。

①経済学部で学ぶメリット

経済学部では、経済の仕組みを理論から学ぶため、経済活動に関する総合的な専門知識を身につけることができます。それにより、経済ニュースの内容やその重要性を論理的に理解し、自ら判断する力を養うことができます。

さらに、経済ニュースが読めるだけではなく、政府が発表するGDPや物価などの経済指標や市場の為替相場、株価動向をチェック、世界の経済動向を分析することができるようになり、自身の投資に役立てることさえもできます。

②経営学部で学ぶメリット

経営学部では、経営管理、労務管理、生産管理など、企業経営全般に関する知識を身につけることができます。理論だけでなく、実際の企業活動やそれが市場に与える影響について、さまざまなケーススタディを通じて実践的な内容を学ぶことができます。経営に関する知識や情報が多いということは、就職活動の際に非常に役立ちます。

また、NPOや自治体など公益性の高い団体でも経営学部で培った組織問題解決力は役に立ちます。自分で事業計画を作成し、新しい会社を立ち上げる、つまり起業するという道も考えられます。

3.経済学部と経営学部の就職先の違いは?

経済学部か経営学部のどちらを選ぶか決める際に気になるのは、卒業後の就職先も大きいですよね?どのような企業や会社、組織に就職するのでしょうか。

①経済学部を卒業後の就職先と給与は?

経済学部の卒業生は、学業中に獲得したスキルが幅広く応用できるため、さまざまな業種から大きな需要があります。また専門職に就くなら、エコノミスト、データアナリスト、会計士、ファイナンシャルプランナー、ファイナンシャルコンサルタントなどがあります。

経済学部出身の平均年収は、550万円~650万円と言われています。

大手求人サイトの求人募集を見ると、正社員採用のエコノミストの年収は450万円~1,500万円ほどで、契約社員であっても400万円~700万円ほど稼げるようです。

エコノミストの年収・給料は、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、責任感が伴う重要な業務のため、雇用形態が契約社員であっても、ある程度の高収入が期待できる職種と言えます。

②経営学部を卒業後の就職先と給与は?

経営学部で学んだことは幅広い業界に共通して必要とされるので、企業からの期待も高く、就職先も多岐にわたるのが特徴です。経営学部の卒業生の主な就職先として挙げられるのは、銀行などの金融業界をはじめ、商社・メーカー、保険業界、コンサルティング業界などです。また、地方公務員や国家公務員の試験も経済についての専門知識が問われることが多いので、経営学部出身者には有利といわれています。

経営学部で学んだ知識を活かして資格を取得すれば、公認会計士や税理士などの専門職として働くことも夢ではありません。

経営学部出身の平均年収は、500万円~650万円と経済学部出身の平均年収とさほど変わりません。

例えば、地方銀行で就職する場合、初任給の年収300万は、平均600万くらいが多いようです。

経営学部出身の年収・給料は、卒業した大学、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、安定した収入が期待できる職種と言えます。

4.経済学部と経営学部で目指せる資格とスキルの違いは?

就職に結びつく資格やスキルも重要な要素です。経済学部と経営学部で、目指せる資格やスキルにはどんな違いがあるのでしょうか?

①経済学部で得られる資格とスキルは?

経済学部で取得しておくと有利な資格としては、「経営学検定」をはじめ、お金の出入りや取引を記録するための「簿記」、個人のお金の悩みを解決するための「ファイナンシャルプランナー」デジタル化の進む近年注目を集めている「ITパスポート」などがあります。

経済学の学位を取得すると、労働市場でさまざまな仕事に応募する資格が得られます。しかし、一般的に優れたエコノミストになるには、経済学を学ぶことで得られる学問的知識と並行して、いくつかの重要なソフトスキルとハードスキルを自分自身で吸収して成長する必要があります。

優れたエコノミストは、研究と統計分析を計画、実施、解釈し、証拠に基づいた提案を問題に適用し、優れたコミュニケーションスキルを持ち、偏見がなく、自発的で、独自に考え、複雑な状況を理解することができます。ハードスキルに関しては、計算が得意で、社会科学の知識が必要です。

②経営学部で得られる資格とスキルは?

経営学部で取得しておくと有利な資格としては、お金に関する専門家であることを証明する「ファイナンシャルプランナー」、お金の出入りや取引を記録するための「簿記」、小売業に関する知識を学ぶ「販売士」などがあります。

また、「上級ビジネス実務士」「上級情報処理士」などは、大学で単位を修得すれば授与される資格です。

効率的に作業し、ビジネスの生産性を向上させるために、経営学は幅広いスキルを必要とします。経営学のプログラムでは、現代のビジネスを形成する歴史的、政治的、文化的、倫理的、および制度的要因に重点をおいて、経営について学びます。また、情報技術、計算能力、および研究における貴重なスキルを習得し、経営陣の理論、研究、および実践を評価するスキルを開発します。

おわりに

経営学部と経済学部の選択に迷っている場合は、ご自分の勉強したいことや、将来どんな仕事をしたいかを考えてみてください。

経済全体を動かしているものを理解したいなら、経済学部がお勧めです。特定の会社で働くことに興味がある場合は、経営学部の方が良いかもしれません。

経済学または経営学のどちらの学位も就職に対する有利さはさほど違いはありません。どちらも常に大きな需要があるため、どちらの学位も将来性があります。

経営学部と経済学部のどちらを選ぶか明確なアイデアが得られましたでしょうか?

日本経済大学・経済学部/経営学部について

日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校には、経済学部と経営学部2つの学部があります。

日本経済大学の経済学部は以下の3つの学科に分かれています。

①経済学部
・経済学科
・商学科
・健康スポーツ経営学科

そして、日本経済大学の経営学部は以下の3つの学科に分かれています。

②経営学部
・経営学科
・グローバルビジネス学科
・芸創プロデュース学科

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非、参考にしてみてください。

2023年1月8日
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ビジネス経済・経営資格

経営学を学ぶことの楽しさって何?

by info@remi.website 2023年1月6日
あなたが、勉強をしたり、新しいスキルを身につけたり、創造性を発揮したりするのが好きなら、経営学はぴったりの学位です!

この記事では、経営学を学ぶことで身に着く能力と、それゆえの楽しさを解説します。経営学は学べることが幅広くあります。これから経営学を学ぶことを検討している方は、ぜひ読み進めてください。

1.経営学とは?

経営学とは、企業、組織などの人々が集まって一緒に仕事をすることについて学ぶ学問です。

過去の様々な事例をもとに、良い企業やとは何かや、共通することは何かを考え、人々の生活をより豊かにすることを目指すための学習です。日常生活に密接した企業や組織の経済活動の原理、構造、運営方法などを分析し、企業や組織がどのように運営されているかを研究します。

経営を左右する「人・物・金・情報」を中心に、企業経営に関するさまざまな事柄を学びます。たとえば、民間企業では、経営者は可能な限りコストを削減して利益を増やしながら売上を増やすことを目指します。経営学は、これを実現するための生産工程、作業環境、情報戦略、資材管理などを研究し、企業活動全体の効率化と円滑化を図る学問です。

経営学部では、例えば、経営戦略論や管理論、製品開発論、経営史、人材マネジメント、財務などを学ぶことで、個々の組織の問題を解決する力を養う方法も学びます。

会社の運営についてよく知りたければ、経営学を学ぶべきです。

また、経営学は経済学と密接な関係にあります。経営戦略や管理について学ぶ経営学をベースに、簿記やマーケティングなどの経理・商学科目が講義に含まれています。近年、グローバル化による変化に対応するため、IT(=情報技術)や企業経営を研究する学科も増えています。

近年、大学の経営学部では、企業経営論や戦略論を中心に独自の理論を展開し、実践的な問題を解決すると同時に、各境界で新たな経営学分野を創造しています。

2.経営学を学ぶ楽しさとは?

経営学とは何かがわかったところで、経営学を勉強する楽しさについて見ていきましょう。

①さらなる研究の機会が得られる

経営学を学ぶことは、個人の成長とキャリアへの第一歩となる可能性があります。経営学を学ぶ楽しさの最大の理由の1つは、さらなる学習の機会につながる可能性です。修士号や博士号から、様々な資格やコースまで、選択できる分野はたくさんあります。それらのいくつかを以下に示します。

・経営学修士号
・経営学博士号
・財務管理士
・中小企業診断士
・税理士
・公認会計士

②スキルや知識を実践でも磨くことができる

経営学を学ぶことで得られる能力や知識は、本だけから得られるものではありません。理論を学ぶ際は、それを実践する方法も学びます。実践志向の研究を通じて、ビジネスの観点から現実世界の状況を考慮する方法を学びます。

さらに、戦略的ビジョンと計画立案能力を高めることができます。そのため、経営学の学位を取得した後に働き始めると、学んだことすべてを仕事に適用することができるのです。

③キャリアパスの機会がある

経営学を学ぶ楽しさのもう1つの理由は、幅広いキャリアパスの可能性があることです。経営学の学位は大きな柔軟性があり、財務、会計、管理、人事、マーケティングなど様々な業界に入る道となる可能性が大いにあります。また、経営学を教えることもできるようになるかもしれません。

これらすべての可能性と、ネットワークスキルの使用に学位や資格を組み合わせることで、さらなるキャリアアップにつながる可能性があります。

④リーダーシップ能力を身に着けることができる

競争の激しいビジネスの世界では、強力なリーダーが常に必要とされています。経営学を学ぶ際に習得するスキルの1つは、リーダーシップです。

他の人々に会社や組織の進歩に貢献するための動機を与えることは、成功に不可欠です。経営学の学位を取得すると、効果的にコミュニケーションを図り、さまざまなビジネス上の問題を分析して解決する際に批判的思考を適用したり、世界的金融問題を現代のビジネスに関連付けたりすることができるようになるのです。

⑤コミュニケーション能力が上がる

上記④に紹介したリーダーシップ能力は、コミュニケーション能力と同じです。あなたが優れたリーダーになれるということは、効果的なコミュニケーションを取れることの証明です。

経営学を学ぶことで身につくコミュニケーション能力には、積極的に傾聴すること、自己主張すること、異なる視点を考慮すること、ポジティブな言葉を使うことなどが含まれます。商品の紹介や商談など、コミュニケーションの取り方が理解できるようになります。さらに、社内の仲間や社員と効果的にコミュニケーションをとる方法が身に付きます。

口頭でのコミュニケーションだけでなく、書面でのコミュニケーションにも習熟します。とりわけ、メールや報告書を書く際の形式的な文体の作り方が簡単になります。

経営学の学習を通じて得られるコミュニケーション能力は、あなたのキャリアにとって非常に有益です。

⑥ネットワーキング能力が身に着く

経営管理を学ぶもう1つの楽しさは、ネットワーキング能力という追加のスキルセットが得られるという利点です。ビジネスにおけるネットワーキングとは、人脈を表し、相互に利益をもたらすことを意味します。

経営学を学ぶことで、ネットワーキングの種類、使い方、恩恵を受ける方法に慣れることができます。そのため、講義、会議、セミナーなどに参加した際に、どのように行動すればよいかがわかります。さまざまなネットワーキング戦略を計画して実装することで、ビジネスを大きな成功へと導くことができるのです。

⑦チームワークを学ぶことができる

企業では、相互の目標や目的を達成するために他の人々と協力する必要があります。これをチームワークと呼びます。経営学の学位を取得すると、さまざまなチームメンバーの責任と役割に関する知識が得られます。管理チームがビジネス環境でどのように機能するかを学び、成功するチームの資質を認識します。

さらに、ビジネス環境でのさまざまなチームプロジェクトに必要な管理上の割り当てを計画することができます。加えて、チーム内で他の人と協力することができます。チームワークを理解することは、経営学を学ぶ楽しさの1つです。

⑧様々なキャリアを選べる能力が得られる

経営学を学ぶことで、さまざまなキャリアを選択できます。これが、経営学を学ぶ楽しさの最大の理由の1つです。経営学では、すべてのビジネスの基礎を学び、管理、財務、人事、マーケティング、販売、顧客窓口など、様々な分野での仕事に就くことができます。

これは、人生の選択肢の幅が広がるということですし、就職にとどまらず、社会に出てからの重要なことが多く身に着く勉強ができるということなのです。

修士号または博士号を取得すれば、雇用適性をさらに高めることができます。または、自分のビジネスを開始する希望を持つことも楽しみの一つになるでしょう。

⑨自分のビジネスを開始するための能力が得られる

複数の仕事から選択する機会を提供することに加えて、経営管理を学ぶことで、自分のビジネスを開始するための知識とスキルを身に付けることができます。

批判的思考、意思決定、効果的なコミュニケーション、潜在的なビジネスチャンスの特定、財務、管理、マーケティングに関する知識などのスキルを持つことは、ビジネスを開始するのに役立ちます。

⑩創造性が豊かになる

最後になりましたが、創造性です。今日のビジネスの世界では、クリエイティブであることは、社会人が持つことができる最も成功した特性の1つです。経営学を学ぶことで、職場で創造性を発揮するチャンスが得られます。さらに、ビジネスにおける起業家精神の研究により、新しいビジネスを計画、設計、作成することもできます。

おわりに

経営学を学ぶことは、自分のキャリアにとって多くの利点があります。名前が先行して、実際にどんなことを学ぶかあまり知られていない経営学ですが、実は学ぶことは幅広く、将来に想像を巡らせることのできる楽しい講義が沢山あります。

今の所、将来の目標が決まっていない方は、あまり焦らずに、経営学部に進む道も考えてみると良いかもしれません。成功するために必要な能力を身に付け、幅広いビジネスの可能性を活用することができますよ。

日本経済大学の経営学部について

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)の福岡校・渋谷校・神戸校にも経営学部があります

日本経済大学の経営学部には、「経営学科」の他に「グローバルビジネス学科」「芸創プロデュース学科」3つの学科があり、10のユニークなコースが用意されています。

日本経済大学・経営学科

意思決定できる合理的経営を学び、ビジネスチャンスを活かせる知識・技能を身につけます。経営学を習得しながら、様々な分野で活躍できる人材を育成します。

・総合経営コース
・アトツギ・起業家コース
・デジタル・ビジネスデザインコース
・eスポーツ・アニメ産業コース
・飲食ビジネスコース
・SDGs・環境ビジネスコース

日本経済大学・グローバルビジネス学科

ほとんどの授業が英語で行われることで高度な英語コミュニケーション能力が身につき、グローバルに活躍できるビジネススキルも養われます。入学後すぐに留学を経験し(必須)、英語力を高めていきます。

・芸能マネジメントコース
・ファッションビジネスコース

日本経済大学・芸創プロデュース学科

多様化・グローバル化するエンターテインメントビジネスの世界で活かせるプロデュース力を身につけます。経営学を習得しながら、ビジネスやファッション、音楽・映像業界で活躍できる人材を育成します。

・グローバルビジネスコース
・エアラインビジネスコース

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非参考にしてみてください。

2023年1月6日
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経済・経営資格

経営学部では何を学ぶことができるのか?

by info@remi.website 2023年1月5日

経営学は、オフィス環境で、またはビジネスを運営するために働いているときに生産性を高めるのに役立つ一般的な研究分野です。

経営学を学ぶと、企業やその他の組織がうまく機能するための活動を行う方法が身に付きます。科目には、会計、財務管理、人事管理、マーケティング、計画、チーム管理などが含まれます。

経営学で学べることと、経営学部がどのようにキャリアアップにつながるかなどを解説します。

1.経営学部とは?

経営学部で何を学びますか?経営学を学ぶことを選択する理由は何ですか?それ以上に、経営学の学位とはどんなものですか?

経営学が何を意味するのか正確にはわからない人がほとんどです。この研究分野は境界線があいまいです。ほとんどの人は、経営学が何を指すかについて、独自の、やや漠然とした解釈を持っているでしょう。

以下は、経営学部についてと、経営学部における研究とは何かについての例をいくつか紹介します。

2.経営学部では何を学ぶのか?

①企業で働くためのスキルを学ぶ

経営学を学ぶということは、オフィスやビジネス環境で働くためのスキルを学ぶことです。

経営学部で学ぶ内容に共通する要素の1つは、オフィスやビジネス環境で生産性を高めるためのスキルを身に着けることです。会議のスケジュールを立てる方法から。組織変革を主導する方法のようなことまで、社員がいる企業における様々な業務に役立つスキルを習得できます。

経営学部で学ぶスキルは、多くの企業で簡単に応用がききます。これが、経営学が一般的な教科課程と見なされ、多くのキャリアパスに関連している理由でしょう。経営学部では、専門的な1つの事を訓練されるわけではありません。代わりに、ほとんどの企業にとって価値のある一連のスキルを成長させることが可能です。

②技術的要素と人的要素の両方を学ぶ

また、経営学とはオフィスに関連する仕事を実行するための勉強だけでなく、システムと人の管理を学ぶことです。営業管理者は、出納帳をつけたり、商品やサービスを購入したりする責任を負う人もいますが、給与や人的資源を管理したり、チームのコミュニケーション戦略を開発したりする役割の人もいます。

経営学の学位は、技術研修からソフトスキルや人材管理の教育まで、広範囲に渡ります。これは、企業が効率的に運営されるためには、業務を行う人だけでなく、運用システムも管理する人が必要であることを反映しています。

経営学は技術的要素と人的要素の両方で構成されていることを理解することは、経営学部を選択する際に重要です。経営学部には、さまざまな種類のコースがあります。

どのようなコースが自分とって最も有利であるかについて、明確にする必要があります。経営学部に進学するならテクニカルスキル、ソフトスキル、またはその両方のどれを学びたいですか?

③経営学部で学ぶ一般的な内容

経営学と見なすことができる活動の範囲が非常に広いため、勉強する可能性のある内容はほぼ無限です。習得できるスキルの種類を理解するために、経営学部でどんなことを学ぶのか例を見てみましょう。

・簡単な資料作成
・集計表の設計と作成
・スケジュールの作成
・顧客へのサービスの提供と監視
・財務記録を維持する
・オンライン上で商品やサービスを購入
・顧客の苦情処理”
・ビジネステクノロジーの活用
・買掛金と売掛金の処理
・企業情報の整理
・メモから文章を作成
・個人の仕事の優先順位と能力開発を整理する

3.経営学部を選ぶ理由

経営学部を選択する最大の理由は、社会人としての一般的な価値観を高めることです。どのような業界に就職しても適応できる能力が身に着くため、経営学部の卒業生は、企業の即戦力として、就職活動で強みを発揮します。

経営学部で学ぶことは、初めて企業で仕事に就くのに非常に役立ちます。始めて就職する場合、経営学部で学んだ人は、他の学部を卒業した人よりも優れたスキルを持っています。

オフィスの階層が上がるたびに、競争上の優位性を得ることができるビジネス管理の学位プログラムがあります。準学士号または学士号を取得すると、少なくとも初級レベルの専門職に就くことができます。監督、指導、およびリーダーシップの役割については、ビジネス管理スキルを伝えるMBAなどの大学院の学位を取得できます。

4.経営学部で取っておくべき資格は?

経営学部で学ぶ4年間で、卒業後に役立つ資格を取得することをお勧めします。

経営学部の人はどのような資格を取得しておくと良いでしょうか?以下は、経営学部に在学中に取得しておくと将来役に立つ可能性のある資格です。

①日商簿記検定

通称「簿記」と呼ばれる「日商簿記」の資格は就職・転職において役立つだけでなく、会計経理の知識が身に付いくため、会社員にとっても実務のスキルが上がるため、毎年多くの人が受験する人気の高い資格です。

日商簿記検定には1級、2級、3級とあります。卒業後の就職に役立てるためには、工業簿記を含み、損益分岐点を理解していることを証明する2級以上を取得しておくことをお勧めします。

また、日商簿記1級は日商簿記2級とは桁違いの難易度ですが、公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門として知られる資格であり、合格した際のメリットは計り知れないものがあります。大企業であれば無駄なく活用できる知識ですが、中小企業の経理職では持て余してしまうくらい高度な会計知識を習得できます。

②マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

MOS資格は、Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格ですが、Microsoft社が公式認定している国際資格のひとつのため、世界的に信頼度が高い資格として就職に有利です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。IT関係の仕事をする際に役立つ資格ですので、業務改善を考えている企業から近年注目が集まっています。

ソフトウェアのバージョンごとに異なる試験科目があり、難易度は一般レベル(スペシャリストレベル)と上級レベル(エキスパートレベル)の2段階になっています。

一般レベル(スペシャリストレベル)は、基本的な機能の使用方法が中心のため、Microsoft Officeを初めて学ぶ方でも合格を目指すことが可能です。

上級レベル(エキスパートレベル)は、組織としての文書管理、データ集計、グループワークや管理を目的とした機能のような、生産性の高い機能が中心のため、難易度が高く、基本的な事務作業以上を目指すレベルです。

③ITパスポート試験

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を持っていることを証明する国家資格です。ITパスポートは、2009年4月に導入された比較的新しい検定ですが、2021年度には累計受験者数が100万人を超える人気の資格です。経済産業省認定の国家資格であり、IT初心者がITの基礎知識を持っていることを証明するのに最適な資格と言えます。

ITパスポートは、基本的なIT知識として「IT業界でよく使われる用語の解説」「ITで使われる考え方と計算方法」のような問題が出ます。特に「IT業界でよく使われる用語の解説」が過半数を占めています。

ITの基礎知識が学べるため、業界を問わず社内研修の一環として導入している企業が多くあります。ITとは縁が薄いと思われる営業や広報などの職種でも、今やITの知識が求められており、その結果、ITパスポートを取得する人が増えています。もちろん、IT企業やITに特化したエンジニアにも高く評価されています。

④TOEIC800点以上

一般的に履歴書に書いて役立つTOEICスコアは700点以上といわれていますが、TOEIC800点以上になると、企業側から英語を使う業務をある程度任せられる人材と判断されるスコアのため、就職の選択肢がかなり増えます。

大学によっては単位取得にも使われているようになっています。TOEIC Listening & Reading Test500点以上で、1~2単位、650~700点で4単位認定される大学が多のですが、800点~920点で8単位出したり、奨学金を支給したりする大学まであります。

一般的な企業では有望な人材として社内での評価もあがります。TOEIC800点以上を取得すると報奨金や資格手当を支給する企業さえ存在します。

5.経営学部の卒業生に人気の就職先

経営学部出身者は、経理・財務、経営・組織管理、人事・労務管理、マーケティング、商品開発、市場調査、広告・広報、生産管理・技術営業、マネジメント、会計士・税理士など、様々な職業に就いています。

特に「IT業界」「金融・保険業界」「メーカー業界」「卸売・小売業界」は人気があります。

① IT業界

IT業界というと、理系に強いイメージを持っているかもしれませんが、経営学部で学んだマネジメントやマーケティングの知識はIT業界でも活かせるので、営業やマーケティングなどの立場で活躍ができます。

ITは今や生活に欠かせないインフラとなり、需要は非常に高まっているため、大手企業ですと安定性あります。また、ベンチャー企業の場合は自分で考えて判断し処理を行う仕事が多いので、チャレンジ精神の強い方に向いています。

②金融・保険業界

金融・保険業界で働く主な理由は、組織運営だけでなく、経営学部で学んだ財務や会計などの知識を駆使できることです。また、受付や事務、営業など様々な職種があり、自分に合った職種で働くことができます。

ただし、金融・保険業界は、経営学部以外でも多くの学生が応募する業界です。お客様の信頼を得ることが重要なこの業界では、ビジネスや数字の知識だけでなく、高いコミュニケーション能力や誠実さが求められます。また、海外拠点のある証券会社やメガバンクに就職したい場合は、世界の金融情勢を理解しておくとよいでしょう。

③メーカー業界

製品を製造するメーカー業界も経営学部の卒業生に人気の業界で、営業職やマーケティング職で活躍する人が多いと言われています。

メーカー業界は、自動車、アパレル、食品など分野は幅広いので、自分が興味を持てる企業を見つけやすく、世の中に製品を広める仕事にやりがいを持って取り組むことができます。

日本のものづくり技術は国外でも高く評価され、海外拠点を持つ企業も多くあり、日本だけでなくグローバルに活躍できる可能性があることも魅力の1つです。

④卸売・小売業界

卸売・小売業界への就職では、商品の取引相手とやり取りをする際に経営学の知識以外にもコミュニケーション能力が求められます。商社などグローバルなビジネス展開をする企業を志望する場合は、語学力も必須です。

卸売業は、メーカーから仕入れた商品を小売店に卸し、小売業は仕入れた商品を販売します。経営学部で学んだ経理、マーケティング、販売などの知識が役立ちます。商社も卸売業界の1つで、学部を問わず就活生に人気がありますが、経営学部で学んだ知識は就職活動において大きなアドバンテージとなります。

おわりに

経営学部で学ぶ内容などを解説させていただきました。

経営学部の魅力の一つは、実例からビジネス知識を広げ、社会の課題を意識して行動している学生から刺激を受けることができることです。

また、学びたいことがはっきりしていない方は、就職を見据えて、将来性が幅広い経営学部で様々な業種を目指せるように準備するのもいいかもしれません。

日本経済大学の経営学部について

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)の福岡校・渋谷校・神戸校にも経営学部があります

日本経済大学の経営学部には、「経営学科」の他に「グローバルビジネス学科」「芸創プロデュース学科」3つの学科があり、10のユニークなコースが用意されています。

日本経済大学・経営学科

意思決定できる合理的経営を学び、ビジネスチャンスを活かせる知識・技能を身につけます。経営学を習得しながら、様々な分野で活躍できる人材を育成します。

・総合経営コース
・アトツギ・起業家コース
・デジタル・ビジネスデザインコース
・eスポーツ・アニメ産業コース
・飲食ビジネスコース
・SDGs・環境ビジネスコース

日本経済大学・グローバルビジネス学科

ほとんどの授業が英語で行われることで高度な英語コミュニケーション能力が身につき、グローバルに活躍できるビジネススキルも養われます。入学後すぐに留学を経験し(必須)、英語力を高めていきます。

・芸能マネジメントコース
・ファッションビジネスコース

日本経済大学・芸創プロデュース学科

多様化・グローバル化するエンターテインメントビジネスの世界で活かせるプロデュース力を身につけます。経営学を習得しながら、ビジネスやファッション、音楽・映像業界で活躍できる人材を育成します。

・グローバルビジネスコース
・エアラインビジネスコース

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学(https://www.jue.ac.jp/)では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非参考にしてみてください。

 

2023年1月5日
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経済・経営資格

経済学と経営学は何が違うのか?分かりやすく検証!

by info@remi.website 2022年12月17日
「経済学」と「経営学」は違う学問です!

将来のことを真剣に考え出している高校生の皆さんとその親御さん。「文系の大学を目指すならやはり人気の経済学部かな?」となんとなく思いながらネット検索をしているかもしれません。

受かりそうな偏差値の大学ホームページや資料などを見て「経済学部」と「経営学部」ってなにがどう違うのかと思われる人も多いでしょう。

多くの人は、経済学と経営学を混同してしまう傾向にあります。

しかし、経済学と経営学の違いを知ろうとしている人は、社会科が好きで、企業が行政体制と経済学にどのように深く関わっているかを知りたいと思っているのではないでしょうか?

この記事では、経済学と経営学の各研究分野の説明、各学位に期待できること、および各学位を修了したときの就職の見通しなどを解説します。どちら分野を選択すべきかの判断材料にしてください。

または、経済学と経営学の違いを知っている数少ない人のうちの1人になりたいのであれば、ぜひ最後までお読みください。

 

経済学について

1.経済学とは?

経済学は、財政状態と行動に影響を与えるあらゆる要因を研究する社会科学です。経済学では、生産者から消費者まで、個人や組織 (企業、政府、国家) が世界の資源をどのように使用し、共有しているかを学びます。地域レベルと世界レベルの両方で、心理学、政治、法律、地理学、社会学、歴史などを学ぶ必要があります。

ミクロ経済学とマクロ経済学は、経済学の2つの主要な分野です。 ミクロ経済学は、世帯、企業、買い手、売り手などの個々の行動と相互作用を分析します。マクロ経済学は、失業、インフレ、経済成長、金融および財政政策などについて国内または世界規模で検討します。

2.経済学部で得られる資格とスキルは?

経済学部で取得しておくと有利な資格としては、「経営学検定」をはじめ、お金の出入りや取引を記録するための「簿記」、個人のお金の悩みを解決するための「ファイナンシャルプランナー」デジタル化の進む近年注目を集めている「ITパスポート」などがあります。

経済学の学位を取得すると、労働市場でさまざまな仕事に応募する資格が得られます。しかし、一般的に優れたエコノミストになるには、経済学を学ぶことで得られる学問的知識と並行して、いくつかの重要なソフトスキルとハードスキルを自分自身で吸収して成長する必要があります。

優れたエコノミストは、研究と統計分析を計画、実施、解釈し、証拠に基づいた提案を問題に適用し、優れたコミュニケーションスキルを持ち、偏見がなく、自発的で、独自に考え、複雑な状況を理解することができます。ハードスキルに関しては、計算が得意で、社会科学の知識が必要です。

3.経済学部のカリキュラムとは?

経済学の学位プログラムでの数学的分析、口頭および書面によるコミュニケーション、問題解決、および研究技術のトレーニングにより、しっかりとした基礎が身に付きます。各経済学カリキュラムに組み込まれているいくつかの重要なコースは以下のとおりです。

・ミクロ経済学入門
・マクロ経済学入門
・計量経済学入門
・公共政策分析
・上級マクロ経済理論
・経済研究入門

4.経済学の専門分野とは?

経済学の柱はマクロ経済学またはミクロ経済学ではありますが、多様な専門分野があります。どの大学の経済学部でも、多くの専門分野を学ぶことができます。

主な専門分野としては、開発経済学、労働経済学、組織行動学、情報経済学、都市経済学などがあります。

経済学部を卒業後の就職先と給与は?

経済学部の卒業生は、学業中に獲得したスキルが幅広く応用できるため、さまざまな業種から大きな需要があります。また専門職に就くなら、エコノミスト、データアナリスト、会計士、ファイナンシャルプランナー、ファイナンシャルコンサルタントなどがあります。

経済学部出身の平均年収は、550万円~650万円と言われています。

大手求人サイトの求人募集を見ると、正社員採用のエコノミストの年収は450万円~1,500万円ほどで、契約社員であっても400万円~700万円ほど稼げるようです。

エコノミストの年収・給料は、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、責任感が伴う重要な業務のため、雇用形態が契約社員であっても、ある程度の高収入が期待できる職種と言えます。

 

経営学について

1.経営学とは?

経営学は、企業の経営管理を対象にした学問です。会計と財務、経営管理、マーケティング、運用などの主要なビジネス分野全てを学ぶ必要があります。

経営学を学ぶことで、学生は、諸機能分野で、またあらゆるビジネス、業界、組織、または政府機関を背景とした問題解決に関するスキルと知識を伸ばす能力を身に付けることができます。

2.経営学部で得られる資格とスキルは?

経営学部で取得しておくと有利な資格としては、お金に関する専門家であることを証明する「ファイナンシャルプランナー」、お金の出入りや取引を記録するための「簿記」、小売業に関する知識を学ぶ「販売士」などがあります。

また、「上級ビジネス実務士」「上級情報処理士」などは、大学で単位を修得すれば授与される資格です。

効率的に作業し、ビジネスの生産性を向上させるために、経営学は幅広いスキルを必要とします。経営学のプログラムでは、現代のビジネスを形成する歴史的、政治的、文化的、倫理的、および制度的要因に重点をおいて、経営について学びます。また、情報技術、計算能力、および研究における貴重なスキルを習得し、経営陣の理論、研究、および実践を評価するスキルを開発します。

3.経営学部のカリキュラムとは?

経営学部のカリキュラムは大学によって若干異なる場合があります。カリキュラムに組み込まれているいくつかの一般的なコースは以下のとおりです。

・会計
・原価計算
・中間会計
・財務諸表分析/事業評価
・起業家精神
・中小企業の管理
・起業家精神
・事業計画の準備
・財政
・会計士
・予算アナリスト
・財務顧問
・融資担当者
・コスト見積もり
・医療行政
・医療経済学
・ヘルスケア戦略管理とポリシー
・組織的行動
・行政
・政策分析と公共の役割
・アメリカの政治
・財政運営
・マーケティング
・ソーシャル メディアとマーケティング コミュニケーション
・マーケティングリサーチ
・消費者行動
・組織のリーダーシップ
・経営理念
・事業計画の準備
・リーダーシップと組織行動

4.経営学の専門分野とは?

経営学のスキルと知識を深めたい場合は、他の専門的なコースやトレーニングも受講することができます。専門的な単位を取得することで、確固たるビジネス基盤と、特定の分野におけるキャリア重視のスキルの両方を得ることができます。ビジネス専攻の上位のタイプのリストを次に示します。

主な専門分野としては、会計、マーケティング、販売、ファイナンス、国際ビジネス、人的資源管理、医療サービス管理、管理情報システム、経営管理、経営学修士などがあります。

5.経営学部を卒業後の就職先と給与は?

経営学部で学んだことは幅広い業界に共通して必要とされるので、企業からの期待も高く、就職先も多岐にわたるのが特徴です。経営学部の卒業生の主な就職先として挙げられるのは、銀行などの金融業界をはじめ、商社・メーカー、保険業界、コンサルティング業界などです。また、地方公務員や国家公務員の試験も経済についての専門知識が問われることが多いので、経営学部出身者には有利といわれています。

経営学部で学んだ知識を活かして資格を取得すれば、公認会計士や税理士などの専門職として働くことも夢ではありません。

経営学部出身の平均年収は、500万円~650万円と経済学部出身の平均年収とさほど変わりません。

例えば、地方銀行で就職する場合、初任給の年収300万は、平均600万くらいが多いようです。

経営学部出身の年収・給料は、卒業した大学、地域、仕事内容、雇用形態によってさまざまではありますが、安定した収入が期待できる職種と言えます。

経営学と経済学どちらがあなたに適していますか?

経営学と経済学の違いを説明して分析し、カリキュラムとプログラムを比較することは、どちらかを選択するには最も役立つ方法です。

経済学と経営学の学位はどちらも社会科学の分野に属していますが、かなり異なります。

経済学は、人間の行動と意思決定を研究し、人間の選択と政府の政策が国の経済全体に与える影響を考慮します。一方、経営学の学位には、資源、運用、財務など、さまざまな角度からビジネスを管理する方法を学ぶことが含まれます。

就職先としては、経営学ではより包括的な一般教育が提供されるため、卒業生はさまざまな分野で働くことができます。経済学の学位を持つ人は経営学ほどの選択肢はありませんが、より専門的な業種に着けるため将来的に収入が大きく伸びる可能性はあります。

経済の仕組みを知りたければ、経済学を勉強するべきです。企業での就職を目的に文系の大学へ進学するなら、経営学をお勧めします。経済学やビジネスを勉強したいなら、両方について少し知っておく必要があります。

しかしながら、経済学と経営学の最初の数年間は同じ科目を勉強することが多く、一方の学部/学科が他方よりも良い感じる場合は、そちらの学部/学科に切り替えることができます。さらに、経済学と経営学の学位は、同等の雇用機会につながる可能性が高いです。

おわりに

経営学と経済学のどちらを勉強したいか迷っている場合は、あなたの学問的好み、そして将来どんな仕事をしたいかを考えてみてください。

経済全体を動かしているものを理解したいなら、経済学を勉強してください。特定の会社で働くことができることにのみ興味がある場合は、経営学が最適です。

経済学または経営学のどちらの学位も就職に対する有利さはあまり変わりません。どちらも常に大きな需要があるため、どちらの学位も将来性があります。

どちらがあなたにとってベストか明確なアイデアが得られたなら、あとは選択するだけです。

日本経済大学・経済学部/経営学部について

日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校には、経済学部と経営学部2つの学部があります。

日本経済大学の経済学部は以下の3つの学科に分かれています。

①経済学部
・経済学科
・商学科
・健康スポーツ経営学科

そして、日本経済大学の経営学部は以下の3つの学科に分かれています。

②経営学部
・経営学科
・グローバルビジネス学科
・芸創プロデュース学科

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非、参考にしてみてください。

2022年12月17日
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