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MOS

資格

大学生におすすめの資格15選

by info@remi.website 2023年3月29日
就活で必要な資格はどんなものがあるでしょう?

就職活動に活かすために資格を取得しようと考えている大学生は沢山います。そして、どんな資格が良いのか迷っている方が多いのではないでしょうか?

まず一つ言えるのが、将来何になりたいかを考えた上で、資格の勉強をすることが一番の近道です。

キャリアプランを描いて資格を取得することで、真の実力が身に付き、就職活動に活かすことができるのです。

この記事では、大学生におすすめの資格15選をご紹介します。目的や興味に合わせて、自分に合った資格を選びましょう。

【大学生が資格を取るメリット】

大学生にお勧めの資格を紹介する前に、まずは大学生が資格を取得するメリットを見ていきましょう。

➀勉強時間が取りやすい

大学生の強みは、自分の時間を自由に使いやすいことです。

学部や学科にもよりますが、特に1、2年次はゼミや就職活動が本格化していないため、自由な時間を使える学生が多いです。会社に勤めていると、資格取得の勉強のために時間を割くことが難しくなります。

講義の空きコマや放課後、さらに春休みや夏休みは、資格取得に最適な時期です。

また、空いている教室や図書館などの大学施設も利用しやすく、勉強する場所に困らないのも大学生のメリットです。

②就職活動に役立つ

大学生活の後半には就職活動が待ち受けています。多くの大学生にとって学生生活のクライマックスであり、今後の人生を左右する重要なイベントです。

資格を取れば、学生時代から将来のために頑張ってきたことを面接でアピールできます。

仕事内容に見合った資格を持っていれば、即戦力となる可能性を評価されるかもしれません。採用や希望する部署への配属に有利に働く可能性があります。

入社後に取得しなければならない資格や、仕事で活かせるスキルがあることを証明する資格を持っている学生は、能力と熱意の両面から採用担当者から評価されます。

また、直接業務に携わっていなくても、業界知識が必要な資格を持っていれば、その業界への関心が高いことがアピールできます。

【大学生にお勧めの資格15選】

①TOEIC:国際ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定するテスト
②パソコン検定:パソコンの運用能力を測定する検定
③日商簿記3級:経理の基礎知識を証明する資格
④MOS:Microsoft Office製品を利用するスキルを測定する資格試験
⑤リテールマーケティング(販売士)検定:販売・接客に関する幅広い実践的な知識を測定する資格検定
⑥宅地建物取引士:不動産業界で必要とされる知識や技能を測定する資格
⑦公認会計士:財務や会計のエキスパートであることを証明する資格
⑧社会保険労務士:労務管理や社会保険制度などを理解するための資格
⑨普通自動車運転免許:車の運転ができるようになるための免許
⑩教員免許:教育現場で必要な知識や技能を測定する資格
⑪FP技能検定:ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明する国家資格試験
⑫秘書検定:秘書に求められる知識・技能について問う資格試験
⑬ITパスポート:コンピュータの基礎知識を測定する資格試験
⑭基本情報技術者試験:ITエンジニアの登竜門となる国家資格試験
⑮知的財産管理技能検定:知的財産の管理をおこなうための必要な知識を測定する国家資格試験

以下はそれぞれの資格が大学生にお勧めの理由です。

①TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語がビジネスシーンでコミュニケーションをするために必要なスキルを測定する資格試験です。特に、企業や大学、公務員などで求められる英語力の証明に使われることが多く、世界中で広く認知されています。点数によって、英語の能力が幅広く評価されることが特徴のひとつです。

TOEICのスコアは大学生の就職活動において最も重要な指標の一つであり、企業から高いスコアを求められることもあります。また、TOEICは日常英会話だけでなく、ビジネスシーンで求められるリスニングやリーディングのスキルも測れるので、英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。

また、TOEICを受験することで、自分の英語力を客観的に把握することができ、自己評価や目標設定に役立ちます。全体として、TOEICを受験することは、大学生にとって非常に有益なイニシアチブになります。

②パソコン検定

パソコン検定とは、パソコンの知識やスキルを測る資格試験です。パソコンの基本操作から、WordやExcelなどのアプリケーションの使い方、プログラミングの基礎まで、幅広い分野で評価されます。

コンピュータは現代社会において欠かすことのできないツールであり、パソコンスキルは就職において重要な要素となっています。パソコン検定を受けることで、自分のパソコンスキルを客観的に測定し、証明することができます。その結果、就職活動のアピールポイントとなり、採用担当者からの評価も上がります。

また、パソコン検定を受けることで、より高度なパソコンスキルを身につけることができます。例えば、パソコン検定1級を取得することで、ビジネスに必要なスキル、デザイン、プログラミングなど幅広い分野で活躍できる力を身につけることができます。

③日商簿記3級

日商簿記3級は、簿記の初級資格試験の一つで、会計の基礎知識や簿記の基本的な方法を問われます。財務諸表の作り方や帳簿の付け方などを中心に学び、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

さらに、簿記はビジネスだけでなく、個人の財務管理にも役立つスキルです。日商簿記3級を受験することで、自分自身のお金の流れが分かり、将来的自己資産管理に活かすことができます。

また、簿記を学ぶことで数に対する感覚が養われます。数字を正確に解読できるようになると、より効果的なビジネス上の意思決定ができるようになります。

日商簿記3級試験を受けることは、大学生が将来のキャリアと個人のスキルを向上させるために有益な資格です。

④MOS

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、大学生のうちから取得を目指す人が多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

⑤リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、小売業界での専門知識とスキルを証明する資格試験です。

小売業界は、人口減少やネットショッピングの普及など、激しい競争が続く分野です。そのため、企業は消費者のニーズを的確に把握し、適切な販売戦略を立てることが求められています。そんな企業のニーズに応え、小売業界に必要な知識やスキルを身につけることができるリテールマーケティング(販売士)検定は、大学生にとって就職活動におけるアピールポイントとなりえます。

また、リテールマーケティング(販売士)検定を取得することで、リテール業界以外のマーケティングに関する知識を身につけることができます。例えば、製造業やサービス業などあらゆる業種でマーケティング戦略を考える必要があるため、リテールマーケティング(販売士)検定を取得すると、就職だけでなくビジネススキルの向上にもつながります。

さらに、リテールマーケティング(販売士)資格検定は、小売業界に関心のある学生にとって、自己啓発やキャリアアップの機会となります。資格を得ることで、自分自身のスキルアップを実感でき、自己評価や目標設定に活かすことができます。

小売業界は常に変化しているため、自分のスキルを磨き、アップデートすることが大切です。そのための手段の一つとして、リテールマーケティング(販売士)資格が役に立つでしょう。

⑥宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買の専門家として、土地や建物の売買、賃貸借契約などの業務を行う資格です。

宅地建物取引士は不動産業界の専門知識を身につけることができます。将来、不動産業界で働きたいと考えている大学生は、宅地建物取引士の資格を取得することで、業界動向や法律、税金などの知識を身につけることができます。

また、宅地建物取引士の資格は、不動産業界のみならず、金融・法律業界でも高い評価を得ているため、幅広い就職先の選択肢を得ることができます。特に金融業界では、不動産関連の商品・サービスを取り扱う金融機関も存在します。そのため、宅地建物取引士の免許を持っていれば、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できる可能性があります。

⑦公認会計士

公認会計士は、企業の経営状況を理解し、財務や会計に関する専門知識を有する資格です。

第一に、公認会計士は会計や財務の知識を深めることができるため、大学生にとって就職活動に大変有利です。企業で必要とされる経理・財務に関する専門的な知識やスキルを身につけることができ、就職後のスムーズな業務遂行やキャリアアップにつながります。

第二に、公認会計士は企業において重要な役割を果たします。そのため、公認会計士の資格を持っていると、企業でのキャリアアップや転職に有利になります。また、公認会計士は国家資格であるため、信頼性が高く、就職市場での評価も高いです。

また、公認会計士は国家資格ですので、将来的に開業することも可能です。独立した会計事務所を開設したり、経営コンサルタントとして働くこともできます。自分でビジネスを展開できることは、自己実現や自己成長につながります。

以上のように、公認会計士資格は企業から高く評価されるだけでなく、個人の成長や自己実現にもつながります。

⑧社会保険労務士

社会保険労務士は、企業における労働問題の専門家として、従業員の健康と安全、労働環境の整備、人事制度の整備など、労務管理に関わるさまざまな業務を行います。

社会保険労務士には、企業における労務管理の専門知識が求められます。そのため、社会保険労務士の資格を取得することで、企業で人事や労務管理のポジションに就くことができ、キャリアアップにつながります。また、社会保険労務士は、人事・労務に関する専門性から求人市場での需要が高く、転職の際にも有利です。

また、社会保険労務士は、企業の安全衛生に関する業務にも携わっています。したがって、企業の社会的責任に関する知識を習得できます。企業のCSR活動や社会貢献活動を行う上で、こうした知識は欠かせません。

さらに、法律や制度に関する知識は、社会保険労務士にとって必須です。この資格を取得することで、社内での法的なトラブルのリスクを回避することができます。また、労働者が自分の権利と責任を正しく理解し、労働問題について相談できるようにします。

以上のように、社会保険労務士の資格は、企業において重要な役割を果たすだけでなく、キャリアアップや転職にも有利な資格です。また、法律や制度に関する知識を深め、企業の社会的責任に携わることができます。この資格を取得することで、大学生は社会に貢献できるだけでなく、自己成長やキャリアアップにつながる可能性を秘めています。

⑨普通自動車運転免許

普通自動車運転免許とは世に言う「車の免許」のことです。

会社によっては、運転免許を持っている人を優先的に採用するケースもあり、地方で仕事を探す場合は、運転免許が必要な仕事が多いので有利な立場になります。そのため、大学生のうちに運転免許を取得しておくと、就職活動で有利になります。

また、大学在学中に運転免許を取得することで、交通ルールや安全運転に関する知識を身につけることができます。これにより、道路交通法を遵守し、自分自身と周囲の人々の安全を守ることができます。

大学生のうちに普通自動車免許を取得することで、生活の利便性が向上し、就職活動で有利になり、将来のライフスタイルの選択肢が広がり、安全運転に関する知識が身につくなど、実は多くのメリットがある資格なのです。

⑩教員免許

意外にも資格と言って思いつく人が少ないのが教員免許です。教員免許を取得すると、教育現場での就職が可能となります。教育業界は常に人手不足であるため、教員免許を持っている人は求人市場で有利です。また、教師として社会に貢献することもできます。

また、教員免許を持つことで、教育に関する知識や技術を身につけることができます。教員免許取得の過程は、教育学、教育心理学、教育方法などの基礎知識と、教育現場で必要なスキルを学ぶことができます。そのような知識とスキルは、教師としてだけでなく、他のさまざまな職業で活かすことが可能です。

さらに、教員免許を持っていると教育関係のイベントや講座に参加することができます。自己啓発や人脈形成グなど、キャリアアップにつながる機会も得られる素晴らしい資格なのです。

⑪FP技能検定

FP能力試験は、一般社団法人ファイナンシャルプランナー協会が主催する資格試験で、個人の資産形成やライフプランニングに関する知識やスキルが試されます。保険、不動産、投資など幅広い分野を学び、お客様のニーズに合った最適な提案を行うことが求められます。

FP能力試験は、実践的な内容のため、金融機関や保険会社、税理士事務所などの金融・保険業界や税務業界への就職に有利と考えられます。

また、FP技能検定の資格を取得することで、金融、保険、税金などの基礎知識を身につけることができます。将来の人生設計や資産運用、節税対策など、個人のお金の管理に役立ちます。

FP技能検定は毎年の更新と継続教育が必要なため、自己研鑽に努めることが求められます。これにより、自己啓発やスキルアップにもつながる資格です。

⑫秘書検定

大学生が秘書資格を取得するメリットは、秘書業務に必要な基礎知識やスキルを身につけられることです。

秘書として働くには、コミュニケーションや応対能力だけでなく、文書作成やスケジュール管理などのビジネススキルも必要です。秘書検定を受けることで、これらのスキルを総合的に身につけることができます。

また、秘書試験は有資格者が比較的少なく、市場価値が高いとされています。これを取得することで、就職活動や転職の際のアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。

秘書試験は資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑬ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、パソコンの基本操作、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティなど、幅広い情報技術の知識を身につけることができます。そのため、IT産業をはじめあらゆる業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネパーソンとして必須のスキルが得られる資格です。

ITパスポートの資格は就職活動においてアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。特に情報システムを専攻しない大学生にとって、ITパスポートの取得は、情報技術に関する基礎知識を習得する貴重な機会となります。

また、ITパスポートは資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑭基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の入門試験であり、基本的なコンピュータ操作から情報セキュリティまで、幅広い情報技術の知識を学ぶことができます。

そのため、IT業界をはじめ、あらゆる産業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを身につけることができます。また、基本情報技術者試験の資格を持っていることは就職活動のアピールポイントとなり、採用や待遇面での優遇が期待できます。

また、基礎情報技術者試験は上級の情報処理技術者試験へのステップアップとしても位置付けられており、将来のキャリアアップにつながる可能性が高い資格です。基本情報技術者試験の取得には、大学生時代に学べる幅広い情報技術の基礎知識が必要ですが、知識を身につけることで将来のキャリアに有利になることが期待できます。

⑮知的財産管理技能検定

知的財産とは、特許、商標、著作権などの法的保護の対象となる知識、技術、デザインなどを指します。これらの知的財産は、企業や個人にとって重要な財産となっており、それらを保護することで競争上の優位性を確保できます。

知的財産管理技能検定では、知的財産に関する法律や制度、保護・活用方法などの基礎知識から、知的財産マネジメントに関する実践的な知識を身につけることができます。このため、知的財産を保有する企業や、知的財産を扱う仕事に興味のある大学生にとっては、専門知識を身につけるためのスキルアップの機会となっています。

また、知的財産管理技能検定は、知的財産の評価や訴訟にも関わるため、法務・ビジネス分野でのキャリアアップにつながる可能性があります。また、知的財産の重要性がますます高まっている現代社会において、知的財産管理技能検定の取得は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルアップの一つです。

【おわりに】

大学性にお勧めの資格15選を紹介させていただきました。

大学在学中に資格を取得するメリットは、就職活動の際のアピールポイントになることや、学生生活中に専門的な知識や技術を身につけることができることです。また、学業以外の活動を通じて自己成長を図ることができ、将来の自己実現につながる可能性があります。また、学割や受験料の割引があるケースも多いので、費用面でもメリットがあります。

将来を見据えて、自分にしっくりくる資格を見つけてください!

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
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IT資格

MOS資格を取るにはどうする?自分の価値を高めよう!

by info@remi.website 2022年10月28日
Microsoft Officeは企業で働くうえで欠かせないスキルです!

MOS資格は、IT関係の仕事をする際に役立つ資格です。業務改善を考えている企業から近年注目が集まっています。

この記事ではMOS資格の概要、受験方法、MOS資格を取得するメリット、MOS資格の勉強方法など、MOS資格の取得に役立つ内容を解説します。ぜひ参考にしてください。

【MOS資格とは?】

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

Microsoft Office 製品の使用経験が6か月以上あるユーザーを対象としていますが、MOS 試験を受けるための要件ではありません。

Microsoft社が公式認定している国際資格のひとつのため、世界的に信頼度が高い資格として就職に有利です。また、業務効率化のために企業の内定者研修や社内研修にも使用される検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、学生のうちから取得を目指す人も多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

MOS検定を受験する際は、基本的なパソコンの使い方と、各ソフトウェアの操作方法やデータ作成の知識が必要とされます。

MOS資格にはいくつかの科目があり、対象となるソフトや試験の難易度は様々です。

【MOS資格検定の科目・種類・内容】

それでは、MOS資格の科目や対象となるソフト、難易度などを見ていきましょう。

MOS資格検定には、受験科目が5科目あります。

Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)です。

ソフトウェアのバージョンごとに異なる試験科目があり、難易度は一般レベル(スペシャリストレベル)と上級レベル(エキスパートレベル)の2段階になっています。

一般レベル(スペシャリストレベル)は、基本的な機能の使用方法が中心のため、Microsoft Officeを初めて学ぶ方でも合格を目指すことが可能です。

上級レベル(エキスパートレベル)は、 組織としての文書管理、データ集計、グループワークや管理を目的とした機能のような、 生産性の高い機能が中心のため、難易度が高く、基本的な事務作業以上を目指すレベルです。

①Word(ワード)

Wordはパソコンで文書作成を行うためのMicrosoft Officeのソフトウェアです。

一般レベル(スペシャリストレベル)では「文書の作成と管理」「文字、段落、セクションの書式設定」「表やリストの作成」「参考資料の作成と管理」「グラフィック要素の挿入と書式設定」などの基本操作が問われます。

上級レベル(エキスパートレベル)では「文書のオプションと設定の管理」「高度な機能を使用した文書のデザイン」「高度な機能を使用した参考資料の作成」「ユーザー設定のWord要素の作成」などより高度な機能に関する知識が問われます。

WordのMOS資格検定科目には以下の種類があります。

難易度
一般レベル(スペシャリストレベル) 上級レベル(エキスパートレベル)
Word 365&2019 Word 365&2019 エキスパート
Word 2016 Word 2016 エキスパート
Word 2013 Word 2013 エキスパートPart1、Part2
②Excel(エクセル)

Excelはパソコンで表計算を行うためのMicrosoft Officeのソフトウェアです。

一般レベル(スペシャリストレベル)では「ワークシートやブックの作成と管理」「セルやセル範囲のデータの管理」「テーブルの作成」「数式や関数を使用した演算の実行」「グラフやオブジェクトの作成」などの基本操作が問われます。

上級レベル(エキスパートレベル)では「ブックのオプションと設定の管理」「ユーザー定義のデータ表示形式やレイアウトの適用」「高度な機能を使用した数式の作成」「高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成」などより高度な機能に関する知識が問われます。

ExcelのMOS資格検定科目には以下の種類があります。

難易度
一般レベル(スペシャリストレベル) 上級レベル(エキスパートレベル)
Excel 365&2019 Excel 365&2019 エキスパート
Excel 2016 Excel 2016 エキスパート
Excel 2013 Excel 2013 エキスパートPart1、Part2
③PowerPoint(パワーポイント)

PowerPointはパソコンでスライド資料の作成やプレゼンテーションを行うためのMicrosoft Officeのソフトウェアです。

難易度は一般レベルしかありません。「スライドショーの設定」「ズーム機能」「印刷の設定」などの操作知識が問われます。

PowerPointのMOS資格検定科目には以下の種類があります。

難易度
一般レベル(スペシャリストレベル)
Excel 365&2019
Excel 2016
Excel 2013
④Access(アクセス)

Accessはパソコンでデータベースを管理するためのMicrosoft Officeのソフトウェアです。

「Access2013」と「Access2016」の一般レベル(スペシャリストレベル)では「データベース設計の基本」「データベースオブジェクトの作成」などの基本操作が問われます。

「Access2016」以前のバージョンは、難易度が一般レベルのみでしたが、WordやExcellより難易度の高い機能のため、「Access365」と「Acess2019」は上級レベルの試験のみとなりました。

AccessのMOS資格検定科目には以下の種類があります。

難易度
一般レベル(スペシャリストレベル) 上級レベル(エキスパートレベル)
なし Access 365&2019 エキスパート
Access 2016 なし
Access 2013 なし
⑤Outlook(アウトルック)

Outlookはパソコンで文書作成を行うためのMicrosoft Officeのソフトウェアです。

難易度は一般レベルしかありません。「メールの作成や編集」「予定表やタスクの管理」などの操作知識が問われます。

OutlookのMOS資格検定科目には以下の種類があります。

難易度
一般レベル(スペシャリストレベル)
Outlook 365&2019
Outlook 2016
Outlook 2013

【MOS資格検定の日程&受験方法・受験料】

①日程&受験方法

MOSの試験会場は「全国一斉試験」と「随時試験」から選択することができます。

「全国一斉試験」の開催頻度は毎月1~2回で、試験日の1か月半~1か月ほど前からオンラインで申し込みが可能です。受験場所は一斉試験実施会場から選択することができます。

「随時試験」は、全国約1,700の試験会場で、ほぼ毎日開催されています。直接会場に申し込みを行います。

どちらの受験方法でも、一般レベル(スペシャリストレベル)と上級レベル(エキスパートレベル)のMOS資格検定が受けられます。

②受験料

MOSの受験料は、9,800円(税込10,780円)または11,800円(税込12,980円)です。

それぞれ学生割引があり、7,800円(税込8,580円)、または9,800円(税込10,780円)です。

※受験時に変更になっている可能性があるので、詳細は受験前に公式情報をご確認ください。

【MOS資格を持つメリット】

①スキルを客観的に証明できる

Microsoft Officeのソフトウェアが使えることは、目に見えないスキルです。MOS資格を持つことは、その目に見えないスキルを客観的に証明することができます。履歴書には種類と難易度別に記載することができます。

②勉強したことが実務力に直結する

MOSの試験内容は、Microsoft Officeを使った資料作成やデータ管理など実務的なものであり、MOS資格を取得するためにした勉強が、仕事でのスキルアップに直接繋がります。

他にもExcelで家計簿をつけることができ、日常生活でも役立つことがMOS資格を持つことのメリットです。

③就職活動や転職活動に有利

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

④世界で通用する資格

MOSはMicrosoft社が世界中で開催している資格試験です。いずれの国で受験しても、同じ難易度の問題が出題されます。世界共通の「合格認定証」や「デジタル認定証」がもらえるため、MOS資格は世界で通用します。

また、Microsoft社は、MOS資格検定に合格した学生がエントリーできるMOS世界学生大会を開催しています。学生のうちに将来仕事で役立つ実務スキルを身に付けておきたいならMOS資格を取得しておくことをお勧めします。

【MOS検定の勉強方法】

MOSは実務で役立つレベルに設定されているため、難易度はそこまで高くありません。一般レベル(スペシャリストレベル)との合格率は約80%、上級レベル(エキスパートレベル)の合格率は約60%です。

MOSの合格基準は1,000点満点中700点以上と言われています。しかも、700点が合格基準点という訳ではなく、特に上級レベル(エキスパートレベル)の場合700点より低くても合格することがあります。

難易度が高くないので独学でも合格を狙うことが可能です。しかし、自分で勉強すると長続きしないなど自信がない方はパソコン教室や通信講座を利用するのも良いでしょう。

MOS資格を取得するために勉強を開始するには、まず初めに必要なMicrosoft Officeのソフトウェアがパソコンにインストールされている必要があります。

MOS検定の各勉強方法の特徴や詳しい内容を見ていきましょう。

①独学で勉強する方法

・テキストを購入する

MOSは、独学でも十分に合格が狙えます。使用する参考書や問題集は、MOS対策のために作られたものを購入することをお勧めします。自分にとって見やすく勉強しやすいと思えるテキストをじっくり選んでください。特に、始めたばかりの人はなるべく分かりやすい物を使う用にしましょう。

また、難易度と様々な種類の科目があるため、自分が受けようとしている科目とテキストに相違がないか確認してから購入しましょう。

・試験日を決める

自分が試験を受ける日を決めましょう。学習スケジュールが立てやすくなります。試験日を決めないと、つい怠けてしまい、受験が先延ばしになってしまう人が多いでしょう。早めの合格を目指すなら、受験日決めておく方が合格に近づきます。

・テキストを読む

パート毎などに区切って読み終わるスケジュールを決めましょう。テキストを購入後、1週間ほどを目安とすることをお勧めします。1パートを読んで、練習問題を解くということを繰り返しながら進めることで、内容を理解しているか確認できます。

1度テキスト全部を終了したら、最初から再開しましょう。細かい部分が理解できるようになり頭に定着します。

・実践問題を解く

MOSには過去問がありません。類似した模擬テストのようなテキストを購入して、何度も繰り返し解いていきましょう。

・時間配分を考える

どんな試験にも言えることですが、時間配分は重要です。合格に必要な得点は7割程度なので、完璧を求められているわけではありません。時間配分をしっかり考えておき、制限時間以内に解くことを目指しましょう。1問1問にじっくり時間をかけていると最後まで解ききれず、絶対に解ける問題を逃してしまう可能性があります。

迷っている問題には印をつけておき、時間が余ったらじっくり解くという方針でできるように練習しておきましょう。

②パソコン教室に通う

普段パソコンを使わない方や、Microsoft Office(マイクロソフトオフィス)をほとんど使用したことがないなら、まずはパソコン教室に通う方がよいでしょう。独学で始めると、最初のうちはかなり苦戦して、モチベーションが下がってしまう可能性が高いです。

MOS “パソコン教室”や”MOS” “スクール”などで検索して、ご自分の通いやすい教室を見つけてください。

③通信講座を受講する

通いやすい場所にパソコン教室が見つからない場合、通信講座の受講も良いでしょう。”MOS” “通信講座”で検索するとランキングなども出てきますので、料金や内容を比較して自分に合った講座を見つけてください。

④大学で学ぶ

大学進学を考えていて、将来的に企業で働く意思のある高校生は、MOS資格取得に必要な授業のある大学や専門学校、そして学部を選ぶことをお勧めします。

1番最適な方法は、就職したい業種の関連分野が学べる大学・学部に進学してMOSを取得することです。

以下は、MOSが取れる大学の主な学部です。希望する大学のホームページなどで確認してみましょう。

・経済学部
・経営学部
・法学部
・文学部
・商学部
・外国語学部
・社会学部
・教育学部
・工学部

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経営学科、グローバルビジネス学科、SDプログラムには、在学中に取得可能な資格にMOSが含まれています。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

おわりに

MOS資格を取得するために必要な内容を紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

MOS資格を持っていると社会に出て様々なメリットがあります。将来の就職活動、転職活動、スキルアップを目指して、是非MOS資格の取得を目指してみませんか?

 

2022年10月28日
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