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TOEIC

資格

大学生におすすめの資格15選

by info@remi.website 2023年3月29日
就活で必要な資格はどんなものがあるでしょう?

就職活動に活かすために資格を取得しようと考えている大学生は沢山います。そして、どんな資格が良いのか迷っている方が多いのではないでしょうか?

まず一つ言えるのが、将来何になりたいかを考えた上で、資格の勉強をすることが一番の近道です。

キャリアプランを描いて資格を取得することで、真の実力が身に付き、就職活動に活かすことができるのです。

この記事では、大学生におすすめの資格15選をご紹介します。目的や興味に合わせて、自分に合った資格を選びましょう。

【大学生が資格を取るメリット】

大学生にお勧めの資格を紹介する前に、まずは大学生が資格を取得するメリットを見ていきましょう。

➀勉強時間が取りやすい

大学生の強みは、自分の時間を自由に使いやすいことです。

学部や学科にもよりますが、特に1、2年次はゼミや就職活動が本格化していないため、自由な時間を使える学生が多いです。会社に勤めていると、資格取得の勉強のために時間を割くことが難しくなります。

講義の空きコマや放課後、さらに春休みや夏休みは、資格取得に最適な時期です。

また、空いている教室や図書館などの大学施設も利用しやすく、勉強する場所に困らないのも大学生のメリットです。

②就職活動に役立つ

大学生活の後半には就職活動が待ち受けています。多くの大学生にとって学生生活のクライマックスであり、今後の人生を左右する重要なイベントです。

資格を取れば、学生時代から将来のために頑張ってきたことを面接でアピールできます。

仕事内容に見合った資格を持っていれば、即戦力となる可能性を評価されるかもしれません。採用や希望する部署への配属に有利に働く可能性があります。

入社後に取得しなければならない資格や、仕事で活かせるスキルがあることを証明する資格を持っている学生は、能力と熱意の両面から採用担当者から評価されます。

また、直接業務に携わっていなくても、業界知識が必要な資格を持っていれば、その業界への関心が高いことがアピールできます。

【大学生にお勧めの資格15選】

①TOEIC:国際ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定するテスト
②パソコン検定:パソコンの運用能力を測定する検定
③日商簿記3級:経理の基礎知識を証明する資格
④MOS:Microsoft Office製品を利用するスキルを測定する資格試験
⑤リテールマーケティング(販売士)検定:販売・接客に関する幅広い実践的な知識を測定する資格検定
⑥宅地建物取引士:不動産業界で必要とされる知識や技能を測定する資格
⑦公認会計士:財務や会計のエキスパートであることを証明する資格
⑧社会保険労務士:労務管理や社会保険制度などを理解するための資格
⑨普通自動車運転免許:車の運転ができるようになるための免許
⑩教員免許:教育現場で必要な知識や技能を測定する資格
⑪FP技能検定:ファイナンシャル・プランニングに関して、包括的、かつ専門的な知識・技術を持っていることを証明する国家資格試験
⑫秘書検定:秘書に求められる知識・技能について問う資格試験
⑬ITパスポート:コンピュータの基礎知識を測定する資格試験
⑭基本情報技術者試験:ITエンジニアの登竜門となる国家資格試験
⑮知的財産管理技能検定:知的財産の管理をおこなうための必要な知識を測定する国家資格試験

以下はそれぞれの資格が大学生にお勧めの理由です。

①TOEIC

TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語がビジネスシーンでコミュニケーションをするために必要なスキルを測定する資格試験です。特に、企業や大学、公務員などで求められる英語力の証明に使われることが多く、世界中で広く認知されています。点数によって、英語の能力が幅広く評価されることが特徴のひとつです。

TOEICのスコアは大学生の就職活動において最も重要な指標の一つであり、企業から高いスコアを求められることもあります。また、TOEICは日常英会話だけでなく、ビジネスシーンで求められるリスニングやリーディングのスキルも測れるので、英語でのプレゼンテーションやメールのやり取りなど、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることができます。

また、TOEICを受験することで、自分の英語力を客観的に把握することができ、自己評価や目標設定に役立ちます。全体として、TOEICを受験することは、大学生にとって非常に有益なイニシアチブになります。

②パソコン検定

パソコン検定とは、パソコンの知識やスキルを測る資格試験です。パソコンの基本操作から、WordやExcelなどのアプリケーションの使い方、プログラミングの基礎まで、幅広い分野で評価されます。

コンピュータは現代社会において欠かすことのできないツールであり、パソコンスキルは就職において重要な要素となっています。パソコン検定を受けることで、自分のパソコンスキルを客観的に測定し、証明することができます。その結果、就職活動のアピールポイントとなり、採用担当者からの評価も上がります。

また、パソコン検定を受けることで、より高度なパソコンスキルを身につけることができます。例えば、パソコン検定1級を取得することで、ビジネスに必要なスキル、デザイン、プログラミングなど幅広い分野で活躍できる力を身につけることができます。

③日商簿記3級

日商簿記3級は、簿記の初級資格試験の一つで、会計の基礎知識や簿記の基本的な方法を問われます。財務諸表の作り方や帳簿の付け方などを中心に学び、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

さらに、簿記はビジネスだけでなく、個人の財務管理にも役立つスキルです。日商簿記3級を受験することで、自分自身のお金の流れが分かり、将来的自己資産管理に活かすことができます。

また、簿記を学ぶことで数に対する感覚が養われます。数字を正確に解読できるようになると、より効果的なビジネス上の意思決定ができるようになります。

日商簿記3級試験を受けることは、大学生が将来のキャリアと個人のスキルを向上させるために有益な資格です。

④MOS

MOSとはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)略称です。Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)の使用能力を証明することを目的とした検定です。

日本においても400万人以上がMOS資格検定を受けている知名度の高い資格で、パソコンの資格検定の中でもトップクラスの人気です。就職するうえで役立つ資格のため、大学生のうちから取得を目指す人が多くいます。

MOSは日本の国家資格ではなく民間の資格です。しかし、MOS資格検定は全世界で行われており、MOS資格を持っていれば、どの国でも通用しるため、国際資格と言えるでしょう。

Microsoft Officeは、社会人に必須のスキルです。Microsoft社が公式に認定しているので信憑性が高く、MOS資格を持っていることは、就職活動や転職活動の際の大きなアピールポイントとなります。

特に、事務職や秘書など、Microsoft Officeによる文書やデータ作成のスキルが仕事の成果に直結する職種ではMOS資格が有利です。

⑤リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、小売業界での専門知識とスキルを証明する資格試験です。

小売業界は、人口減少やネットショッピングの普及など、激しい競争が続く分野です。そのため、企業は消費者のニーズを的確に把握し、適切な販売戦略を立てることが求められています。そんな企業のニーズに応え、小売業界に必要な知識やスキルを身につけることができるリテールマーケティング(販売士)検定は、大学生にとって就職活動におけるアピールポイントとなりえます。

また、リテールマーケティング(販売士)検定を取得することで、リテール業界以外のマーケティングに関する知識を身につけることができます。例えば、製造業やサービス業などあらゆる業種でマーケティング戦略を考える必要があるため、リテールマーケティング(販売士)検定を取得すると、就職だけでなくビジネススキルの向上にもつながります。

さらに、リテールマーケティング(販売士)資格検定は、小売業界に関心のある学生にとって、自己啓発やキャリアアップの機会となります。資格を得ることで、自分自身のスキルアップを実感でき、自己評価や目標設定に活かすことができます。

小売業界は常に変化しているため、自分のスキルを磨き、アップデートすることが大切です。そのための手段の一つとして、リテールマーケティング(販売士)資格が役に立つでしょう。

⑥宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買の専門家として、土地や建物の売買、賃貸借契約などの業務を行う資格です。

宅地建物取引士は不動産業界の専門知識を身につけることができます。将来、不動産業界で働きたいと考えている大学生は、宅地建物取引士の資格を取得することで、業界動向や法律、税金などの知識を身につけることができます。

また、宅地建物取引士の資格は、不動産業界のみならず、金融・法律業界でも高い評価を得ているため、幅広い就職先の選択肢を得ることができます。特に金融業界では、不動産関連の商品・サービスを取り扱う金融機関も存在します。そのため、宅地建物取引士の免許を持っていれば、不動産業界だけでなく金融業界でも活躍できる可能性があります。

⑦公認会計士

公認会計士は、企業の経営状況を理解し、財務や会計に関する専門知識を有する資格です。

第一に、公認会計士は会計や財務の知識を深めることができるため、大学生にとって就職活動に大変有利です。企業で必要とされる経理・財務に関する専門的な知識やスキルを身につけることができ、就職後のスムーズな業務遂行やキャリアアップにつながります。

第二に、公認会計士は企業において重要な役割を果たします。そのため、公認会計士の資格を持っていると、企業でのキャリアアップや転職に有利になります。また、公認会計士は国家資格であるため、信頼性が高く、就職市場での評価も高いです。

また、公認会計士は国家資格ですので、将来的に開業することも可能です。独立した会計事務所を開設したり、経営コンサルタントとして働くこともできます。自分でビジネスを展開できることは、自己実現や自己成長につながります。

以上のように、公認会計士資格は企業から高く評価されるだけでなく、個人の成長や自己実現にもつながります。

⑧社会保険労務士

社会保険労務士は、企業における労働問題の専門家として、従業員の健康と安全、労働環境の整備、人事制度の整備など、労務管理に関わるさまざまな業務を行います。

社会保険労務士には、企業における労務管理の専門知識が求められます。そのため、社会保険労務士の資格を取得することで、企業で人事や労務管理のポジションに就くことができ、キャリアアップにつながります。また、社会保険労務士は、人事・労務に関する専門性から求人市場での需要が高く、転職の際にも有利です。

また、社会保険労務士は、企業の安全衛生に関する業務にも携わっています。したがって、企業の社会的責任に関する知識を習得できます。企業のCSR活動や社会貢献活動を行う上で、こうした知識は欠かせません。

さらに、法律や制度に関する知識は、社会保険労務士にとって必須です。この資格を取得することで、社内での法的なトラブルのリスクを回避することができます。また、労働者が自分の権利と責任を正しく理解し、労働問題について相談できるようにします。

以上のように、社会保険労務士の資格は、企業において重要な役割を果たすだけでなく、キャリアアップや転職にも有利な資格です。また、法律や制度に関する知識を深め、企業の社会的責任に携わることができます。この資格を取得することで、大学生は社会に貢献できるだけでなく、自己成長やキャリアアップにつながる可能性を秘めています。

⑨普通自動車運転免許

普通自動車運転免許とは世に言う「車の免許」のことです。

会社によっては、運転免許を持っている人を優先的に採用するケースもあり、地方で仕事を探す場合は、運転免許が必要な仕事が多いので有利な立場になります。そのため、大学生のうちに運転免許を取得しておくと、就職活動で有利になります。

また、大学在学中に運転免許を取得することで、交通ルールや安全運転に関する知識を身につけることができます。これにより、道路交通法を遵守し、自分自身と周囲の人々の安全を守ることができます。

大学生のうちに普通自動車免許を取得することで、生活の利便性が向上し、就職活動で有利になり、将来のライフスタイルの選択肢が広がり、安全運転に関する知識が身につくなど、実は多くのメリットがある資格なのです。

⑩教員免許

意外にも資格と言って思いつく人が少ないのが教員免許です。教員免許を取得すると、教育現場での就職が可能となります。教育業界は常に人手不足であるため、教員免許を持っている人は求人市場で有利です。また、教師として社会に貢献することもできます。

また、教員免許を持つことで、教育に関する知識や技術を身につけることができます。教員免許取得の過程は、教育学、教育心理学、教育方法などの基礎知識と、教育現場で必要なスキルを学ぶことができます。そのような知識とスキルは、教師としてだけでなく、他のさまざまな職業で活かすことが可能です。

さらに、教員免許を持っていると教育関係のイベントや講座に参加することができます。自己啓発や人脈形成グなど、キャリアアップにつながる機会も得られる素晴らしい資格なのです。

⑪FP技能検定

FP能力試験は、一般社団法人ファイナンシャルプランナー協会が主催する資格試験で、個人の資産形成やライフプランニングに関する知識やスキルが試されます。保険、不動産、投資など幅広い分野を学び、お客様のニーズに合った最適な提案を行うことが求められます。

FP能力試験は、実践的な内容のため、金融機関や保険会社、税理士事務所などの金融・保険業界や税務業界への就職に有利と考えられます。

また、FP技能検定の資格を取得することで、金融、保険、税金などの基礎知識を身につけることができます。将来の人生設計や資産運用、節税対策など、個人のお金の管理に役立ちます。

FP技能検定は毎年の更新と継続教育が必要なため、自己研鑽に努めることが求められます。これにより、自己啓発やスキルアップにもつながる資格です。

⑫秘書検定

大学生が秘書資格を取得するメリットは、秘書業務に必要な基礎知識やスキルを身につけられることです。

秘書として働くには、コミュニケーションや応対能力だけでなく、文書作成やスケジュール管理などのビジネススキルも必要です。秘書検定を受けることで、これらのスキルを総合的に身につけることができます。

また、秘書試験は有資格者が比較的少なく、市場価値が高いとされています。これを取得することで、就職活動や転職の際のアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。

秘書試験は資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑬ITパスポート

ITパスポートは、情報処理技術者試験の一つで、パソコンの基本操作、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティなど、幅広い情報技術の知識を身につけることができます。そのため、IT産業をはじめあらゆる業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネパーソンとして必須のスキルが得られる資格です。

ITパスポートの資格は就職活動においてアピールポイントとなり、就職や待遇面での優遇が期待できます。特に情報システムを専攻しない大学生にとって、ITパスポートの取得は、情報技術に関する基礎知識を習得する貴重な機会となります。

また、ITパスポートは資格更新制度があるため、長期的なキャリアアップにつながる可能性があります。

⑭基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理技術者試験の入門試験であり、基本的なコンピュータ操作から情報セキュリティまで、幅広い情報技術の知識を学ぶことができます。

そのため、IT業界をはじめ、あらゆる産業界で情報技術が重要な役割を果たす現代社会において、ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルを身につけることができます。また、基本情報技術者試験の資格を持っていることは就職活動のアピールポイントとなり、採用や待遇面での優遇が期待できます。

また、基礎情報技術者試験は上級の情報処理技術者試験へのステップアップとしても位置付けられており、将来のキャリアアップにつながる可能性が高い資格です。基本情報技術者試験の取得には、大学生時代に学べる幅広い情報技術の基礎知識が必要ですが、知識を身につけることで将来のキャリアに有利になることが期待できます。

⑮知的財産管理技能検定

知的財産とは、特許、商標、著作権などの法的保護の対象となる知識、技術、デザインなどを指します。これらの知的財産は、企業や個人にとって重要な財産となっており、それらを保護することで競争上の優位性を確保できます。

知的財産管理技能検定では、知的財産に関する法律や制度、保護・活用方法などの基礎知識から、知的財産マネジメントに関する実践的な知識を身につけることができます。このため、知的財産を保有する企業や、知的財産を扱う仕事に興味のある大学生にとっては、専門知識を身につけるためのスキルアップの機会となっています。

また、知的財産管理技能検定は、知的財産の評価や訴訟にも関わるため、法務・ビジネス分野でのキャリアアップにつながる可能性があります。また、知的財産の重要性がますます高まっている現代社会において、知的財産管理技能検定の取得は、ビジネスパーソンにとって必須のスキルアップの一つです。

【おわりに】

大学性にお勧めの資格15選を紹介させていただきました。

大学在学中に資格を取得するメリットは、就職活動の際のアピールポイントになることや、学生生活中に専門的な知識や技術を身につけることができることです。また、学業以外の活動を通じて自己成長を図ることができ、将来の自己実現につながる可能性があります。また、学割や受験料の割引があるケースも多いので、費用面でもメリットがあります。

将来を見据えて、自分にしっくりくる資格を見つけてください!

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
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留学・国際語学資格

語学力強化に強い人気の資格試験15選

by info@remi.website 2023年3月29日
語学力を向上させたいですか?

語学力は、就職・転職・昇進を目指す上で大きなアドバンテージとなります。海外の大学に留学したい場合、その国の言葉が話せなければ単位を取得するのは難しいでしょう。

特に英語は世界中で使われている言語であり、グローバルな研究に関する学術論文は英語で書かなければなりません。

語学力を分かりやすく証明する最も簡単な方法は、資格を取得することです。

現在、日本で受験できる英語関連の資格や試験は数多くあり、どの資格を取得しようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

語学資格にはそれぞれ特徴があり、自分に合ったものをうまく活用すれば、英語力をさらに伸ばすことができます。

この記事では、英語系をメインに、中国語と日本語の検定を含めた、人気の高い語学資格試験の15選と、その特徴や取得のメリットなどを紹介していきます。

【語学系の資格試験15選】

① TOEIC(英語)
② GTEC(英語)
③ TOEFL(英語)
④ IELTS(英語)
⑤ Cambridge English(英語)
⑥ PTEアカデミック(英語)
⑦ 英検(英語)
⑧ TEAP(英語)
⑨ 日商ビジネス英語検定
⑩ 国連英検(英語)
⑪ 観光英語検定(英語)
⑫ 技術英語能力検定(英語)
⑬ 全国通訳案内士(10か国語から1つ選択)
⑭ HSK(中国語)
⑮ 日本語能力試験JLPT(日本語)

① TOEIC(英語)

TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を使用するビジネスシーンでのコミュニケーション能力を測定するための英語資格試験です。TOEICは、日本でも多くの企業で採用されており、グローバルなビジネスシーンでの英語力証明に使われているため、TOEICスコアは就職や転職、昇格などのキャリアアップにつながる可能性があります。

TOEICは、1979年に米国ETS(Educational Testing Service)によって開発されました。現在、世界160カ国以上で年間600万人以上が受験しています。

TOEICは、リーディングとリスニングの2つのセクションで構成され、それぞれ100点満点です。リーディングセクションでは、ビジネス関連の文章を読み、その理解力を評価します。リスニングセクションでは、ビジネス関連の会話や講演を聞いて、その理解力を評価します。受験者は、それぞれのセクションで独立したスコアを受け取り、合計スコアは990点満点です。

TOEICの取得には、世界中の企業や大学で認知されており、グローバルなビジネスシーンでのコミュニケーション能力を証明することができます。また、TOEICのスコアは、受験者の英語力を客観的に測定することができ、自己評価や語学学習の目標設定にも役立ちます。

日本国内で受験する場合のTOEICの受験費用は、2023年現在7,810円(税込)です。試験会場は日本中に多数あります。TOEICは、実施回数が、頻繁に変わる試験であり、現在は、1月、3月、4月、5月、6月、7月、9月、10月、11月、12月の年10回開催されています。

② GTEC(英語)

GTEC(Global Test of English Communication)は、日本の英語教育企業であるベネッセコーポレーションが実施している英語能力検定です。GTECは、日常英会話を中心に、英語の「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の4つのスキルを総合的に評価するための試験です。

GTECは、1998年に開始され、年間受験者数は約100万人以上で、全国のベネッセグループ各地の会場で実施されています。

GTECは、「小学生~中学1年生向けのGTEC Junior」、「中学生~高校生向けのGTEC」、「大学生・社会人向けのGTEC」の3種類のテストがあり、レベル別に10タイプの問題タイプに分かれ、小学生から社会人まで継続的に英語力を測ることができます。

「中学生~高校生向けのGTEC」の問題タイプ「CBT」は、大学入試に利用でき、スコア利用可能大学が2022年度の入試で395校ほどありました。また、授業の一環として採用している中学校や高校も多く、学生を中心に人気があります。

GTECのテスト方式は、コンピュータベースの試験と筆記試験があり、スピーキングセクションでは、ビデオカメラを使用した録画評価が行われます。

日本の英語教育を念頭において問題が作成されるため、生徒は他の資格検定試験よりも問題に馴染みやすいのがメリットの一つと言えるでしょう

③ TOEFL(英語)

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカの非営利教育機関であるETS(Educational Testing Service)が実施する英語能力テストです。このテストの主な目的は、海外での学術的なコミュニケーション能力を評価することです。海外の大学院や大学などの教育機関への進学や留学を希望する人々が多く受験します。

TOEFLは1964年に開始され、毎年全世界で300万人以上が受験し、世界160カ国以上、11,500以上の大学・機関が入学選考、奨学金選考、単位認定など様々な場面で利用しています。

TOEFLは、「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の4つの主なスキルでアカデミックな英語能力を評価します。また、TOEFLは、iBT(Internet Based Testing)と呼ばれるテスト方法を使用して、インターネット経由で実施されます。

TOEFLは、海外の大学進学など、海外でアカデミックなコミュニケーション能力が求められる場面で必要とされます。また、TOEFLはアメリカの多くの大学や研究機関が採用しているため、アメリカでの学術的な活動においても優れた資格とされています。

しかし、TOEFLは受験料が高く、試験の難易度も大変高いことが課題です。TOEFLの受験を検討する際には、十分な準備期間を設け、効果的な学習方法を確立することが重要です。

④ IELTS(英語)

IELTS(International English Language Testing System)は、英国文化協会、英国大学入学委員会、IDP教育が共同で実施する英語能力試験で、世界中で広く受験されています。

IELTSは1980年に開始され、主に留学、就職、移住などの目的で受験されます。能力評価の主な4つのスキルは、「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」で、日常の英語コミュニケーション能力を評価できます。IELTSは、英語圏の国で勉強したり仕事をしたりしたい人が多く受験します。

IELTSは、世界で年間300万人以上が受験しています。また、テスト方式は、アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類があり、それぞれ留学や就職などの目的に応じて受験することができます。

ELTSは、アメリカの大学や研究機関に加えて、IELTSはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏の国での学術活動のための優れた資格と見なされています.

しかし、IELTSは大変難しい試験で、受験料も高いです。IELTSを受験するなら、十分な準備期間を確保し、効果的に学習をすることが重要です。

⑤ ケンブリッジ英語検定(英語)

ケンブリッジ英語検定(通称ケンブリッジ英検)は、英国の大学であるケンブリッジ大学が運営する、英語を母国語としない人々の英語能力を評価することを目的とした、100年以上の歴史を持つ英語資格検定です。大学、企業、政府、省庁など、世界中の機関で認定され、使用されています。

ケンブリッジ英検では、一般英語試験、ビジネス英語試験、学術英語試験、子供向け英語試験の4つのカテゴリに分かれていて、各カテゴリにはさまざまなレベルのテストがあります。毎年世界中で250万人以上の受験者がおり、年間に4回の試験が実施されます。

ケンブリッジ英検は、「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4つのスキルを評価するコンピューターまたは筆記ベースのテストです。

ケンブリッジ英検を受験するリットは、国際的に認められた英語力の証明書を取得できること、世界中の大学や企業によって認められていることです。また、ケンブリッジ英検では、英語学習者にとって非常に役立つ英語学習用の教材とリソースも沢山提供しています。

⑥ PTEアカデミック(英語)

PTEアカデミック(Pearson Test of English Academic)は、Pearsonが開発した英語能力評価試験で、世界中の教育機関や企業で広く認められている資格です。試験形式は「リスニング」「リーディング」「スピーキング」「ライティング」の4つのセクションで構成されています。

主な対象者は、第二言語として英語を学んでいる方、または留学を希望している方です。2009年から始まった、まだ比較的新しい国際的な英語能力試験ですが、受験者は年々増加傾向にあります。試験は365日実施されており、受験者は日時を自由に選ぶことができます。

PTEアカデミックの特徴は比較的短いテスト時間で、結果は通常5営業日以内に発表されることです。また、出題形式が多様で、AIがリスニングとスピーキングを採点するため、公正かつ正確な評価が得られます。そのため、世界中の大学や企業から高い評価と認知を得ています。

PTEアカデミックを取得すると、留学や海外で働く際の入学および雇用の要件を満たすのに役立ちます。英語力の証明として自己PRにも役立ちます。また、話す・書くなどのコミュニケーション能力を重視する企業や団体での採用にも有利に働く可能性があります。

⑦ 英検(英語)

英検(実用英語技能検定)は、日本で最も有名な英語力を測定するための資格試験です。1963年に一般財団法人日本英語検定協会によって開始されました。英検は、国際コミュニケーションに必要な英語力を評価するための試験で、日本国内で英語を学習している人を対象としています。

試験は年3回程度実施され、毎年360万人以上が受験しています。試験方法は「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4技能を評価する形式で、級によって異なります。英検には、英検5級から1級までの6段階があります。英検5級は、初級レベルの英語力を持った人を対象としています。英検1級は、英語力が高く、英語圏の大学で講義を受講できるほどの方を対象としています。

英検を受験すると、日本の中学・高校・大学への進学、就職・転職などに有利になる可能性があります。大学の入学要件や、企業の採用要件に設定されていることもあります。また、英検を受けることで、自分の英語力を評価し、次のステップの目標を設定することができます。

⑧ TEAP(英語)

TEAP(Test of English for Academic Purposes)は、上智大学と日本英検協会が共同開発した大学入試向けの英語運用能力測定試験です。

大学での学習や研究において、英語で資料や文献を読む能力、英語で講義を受ける能力、英語で意見を述べる能力、英語で文章を書く能力をより正確に測る試験です。全国482大学で採用されている資格です。

1年に3回試験が行われ、「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」の4技能が測定されます。

すべての試験内容は、留学を含む大学教育で遭遇する状況を考慮して作成されています。難易度の目安としては、日本の高校生の英語力を測るのに最適な英検準2級~準1級程度です。

一度に合否が決まる従来の受験とは異なり、年3回の受験機会があり、受験者の選択肢が広がります。

⑨ 日商ビジネス英語検定

日商ビジネス英語検定は、日本商工会議所が2003年に開始したビジネス英語能力評価試験です。2023年度からリニュアルされ新たな形式・内容で施行されることになりました。

日商ビジネス英語検定は、ビジネスに必要な英語力を測ることを目的としています。主な対象は、ビジネスパーソンや、将来ビジネスに携わる学生です。試験方法は「スピーキング」「リスニング」「リーディング」の3技能を測定します。

日商ビジネス英語検定に合格することで、ビジネスに必要な英語力を身につけていることが証明されます。また、ビジネスにおけるコミュニケーション能力が向上し、国際的なビジネスに携わる機会が増える可能性があります。また、企業における採用の選考基準として、日商ビジネス英語検定を設定している場合もあります。この資格を取得することで自己PRが強化され、就職活動のアピールポイントとなるでしょう。

⑩ 国連英検(英語)

国連英検(国際連合公用語英語検定試験)は、1981年から公益財団法人日本国際連合協会が主催する英語能力試験です。これは、英語を共通語として使用する国際社会におけるコミュニケーション能力を測定することにフォーカスした試験です。

試験は全国の主要都市で年2回開催されます。特A級~E級までの計6級の試験で、中学生から社会人、シニアまで幅広い層を対象としており、誰でも受験できます。

主な対象者は、国際社会での活躍を目指す学生・社会人です。国連英検を取得するメリットの1つは、国際社会でのコミュニケーション能力を証明できることです。また、国際機関や国際企業への就職・転職時に有利になる可能性が高い資格です。

⑪ 観光英語検定(英語)

観光英語検定は、全国語学ビジネス観光教育協会が1989年に設立した資格検定です。

観光分野に特化した英語力を測る試験であり、観光分野でのキャリアアップに役立つとされています。比較的規模は小さいものの専門性の高い試験であり、これまでに20万人以上が受験してきました。

英語力を測る資格検定は色々ありますが、観光分野に特化していることが観光英語検定の特徴です。

観光英語検定は、空港やホテル、観光地などでの外国人とのコミュニケーションを想定した設問で構成されており、観光業に従事する方、海外旅行を楽しみたい方、観光時に英語でコミュニケーションを取りたい方などが多く受験しています。

英語能力試験には3級、2級、1級の3種類があります。2級と3級は筆記試験とリスニングです、1級は筆記試験とネイティブスピーカーとの面接で構成されます。就職や転職で評価されるのは2級と1級と言われています。

⑫ 技術英語能力検定(英語)

技術英検は、一般社団法人日本能率協会JMA・JSTC技術英語委員会が主催する検定試験です。

1981年に公益社団法人日本工業英語協会が開始し、2020年5月に工業英検(工業英語能力検定)から技術英検(技術英語能力検定)に変更になりました。

技術英検は他の英語能力認定試験とは違い、理学や工学分野などで使用する英語に関する語学力を問う試験です。エンジニアや科学論文の翻訳者の英語力を客観的に評価します。

法律で認定されているわけではないので制度上は民間資格に当てはまりますが、日本工業英語協会は文部科学省に後援されているため技術英検の立ち位置は国家資格と変わりません。

法的な認定を受けていないので民間資格の範疇に入りますが、文部科学省の後援を受けているため、国家資格の立ち位置と大差はありません。

技術英検は、科学・技術分野の研究者、企業のエンジニア、科学・技術文書の作成や翻訳に携わる人々、科学・技術分野の翻訳者などが受験します。工業高校、高等専門学校、大学などの学生も受験します。

⑬ 全国通訳案内士(10か国語から1つ選択)

全国通訳案内士は、観光庁が実施する試験に合格し、居住都道府県で登録された方に与えられる国家資格です。日本国内において外国人旅行者の案内や通訳を行う人材の能力を評価する試験です。質の高いサービスを提供できる通訳案内士の養成と、外国人旅行者の観光促進に貢献することが目的の資格です。

全国通訳案内士の仕事は、訪日外国人旅行者を日本の観光地に案内したり、旅行中のサポートをすることです。日本の歴史や地理に精通し、風土や文化など日本の魅力を外国語で説明する必要があります。外国語が得意な通訳だけの仕事ではないということなのです。

全国通訳案内士試験に合格すれば、通訳案内士としての資格が取得でき、旅行会社などへの就職・転職に有利です。また、通訳案内士の資格は、国際的な観光業界でも有効であり、海外での活躍の場が広がります。さらに、受験者は試験に合格することによって、自身の観光知識や語学力の向上にもつながります。

ただし、全国通訳案内士の合格率は10%前後と、大変難しい国家資格です。全国通訳案内士を受験するなら、十分な準備期間を確保し、効果的に学習をすることが重要です。

⑭ HSK(中国語)

近年、英語だけでなく中国語もグローバル展開に欠かせないものになってきていますので、代表的な中国語の検定を1つ紹介します。

HSK(漢語水平考試)は、中国語を母国語としない人の中国語能力を評価するテストです。第二言語として中国語を学習している人々の中国語能力を客観的に評価し、世界中の人々に中国語教育の基準を提供することが目的です。

HSKの開発は1984年に北京語学院(現:北京語言文化大学)で始まり、1992年に中国で国家レベルの試験として正式に実施されました。現在、約120の国と地域で実施されている国際中国語資格です。

HSKはレベル1からレベル6までの6つのレベルで構成されており、それぞれが異なるレベルの中国語能力に対応しています。受験者数は年々増加しており、日本国内の受験者数は約4万人。2023年現在、HSKは年間12回実施されており、受験形式には、パソコン形式と紙形式があります。

また、中国への留学、大学進学、中国での就職、など、多くの場面でHSKが求められることがあります。また、HSKスコアは、中国語教育機関や企業における中国語能力の評価にも利用されています。HSK合格証明書は、中国語学習者の資格の証明となります。

⑮ 日本語能力試験JLPT(日本語)

最後の1つは、外国人が日本に留学したり就職したりするための日本語の資格を紹介します。

日本語能力試験JLPTは、日本国内外で日本語の能力を評価するための標準化テストです。試験は日本語教育に携わる機関・団体である公益財団法人日本国際教育支援協会と独立行政法人国際交流基金が主催しています。

JLPTは、日本語学習者の能力を評価し、その能力を共通の基準で比較することを目的にしています。試験の対象は、日本語を学ぶ外国人や日本語を母語としない日本国籍者など、日本語学習者です。

日本語能力試験JLPTにはN1~N5の5つのレベルがあります。試験は年2回実施され、一般的に7月と12月に実施されています。試験方式は、筆記試験で、約2時間から3時間半かけて行われます。

JLPTを取得するメリットは、日本語を学習する上でのモチベーション向上や、日本での就職や留学、日本語能力の証明書としての利用が挙げられます。また、最近では日本国内における、外国人の採用においてJLPTの取得が求められることがあります。

国内外を問わず多くの日本語学習者が受験しています。JLPTは、日本語学習者の能力評価において世界的な標準として認知されており、日本語の普及や国際化に貢献しています。

おわりに

語学力強化に強い人気の資格試験15選とその試験について紹介させていただきました。

就職、転職、昇進などのキャリアアップのために語学系の資格取得を目指そうか考えているのでしたら、是非参考にしてください。気になる資格がありましたら、公式ホームページで再度きっちり確認してください。

日本経済大学で資格取得を目指そう

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。日本経済大学には、経済学と経営学を中心とした2学部6学科18の専門コースがあり、非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学の経営学部は、福岡と東京渋谷の2カ所にキャンパスがあります。また、教育内容がキャンパスごとに異ならないようにするために特別な考慮が払われています。経営学、経営管理論、経営組織論を中心に、現代企業の合理的経営に関する理論研究と実践活動を有機的に組み合わせた教育を行い、実践的な経営スキルを身につけ、「変化の時代」を生き抜くビジネスパーソンの育成を目指しています。

日本経済大学では、独自の資格取得講座や、資格試験に必要な科目を含む各種講義を行っています。また、文系・理系の資格を問わず、より幅広い資格取得に取り組む意欲を高めるために、様々な資格取得奨励金給付制度を設けています。
2023年3月29日
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語学資格

TOEIC600点取るにはどうする?必ず役に立つTOEICの勉強を始めましょう!

by info@remi.website 2022年11月9日
TOEICはあなたの可能性を広げてくれる資格です!

就職・転職活動や昇進・昇格に有利な資格として認知されているTOEIC。

これからTOEICを受け始めようと考えていますか?

TOEICは英検のように合格・不合格があるわけではないことは既にご存じの方が多いのではないかと思います。

大学によっては単位取得にも使われているようになっています。TOEIC Listening & Reading Test500点以上で、1~2単位、650~700点で4単位認定される大学が多いです。

就職・転職におおいに役立つ点数は700点以上が目安になりますが、これからTOEIC Listening & Reading Testを受けだす方なら、まずは600点を目指すのが良いでしょう。

この記事では、TOEICの基本情報やメリット、600点以上とるための勉強方法などをご紹介させていただきます。ぜひ参考にしていただければと思います。

【TOEICとは】

TOEIC は Test of English for International Communication (国際コミュニケーション英語検定) の略で、英語を母国語としない人を対象とした国際標準の英語能力テストです。世界160カ国で実施されており、国際的な環境で働く人々の日常的な英語力を測定することを意図して作られています。

TOEICは2つのテストブランドから計5種類の試験が行われています。

1.TOEIC Test

①TOEIC Listening & Reading Test

TOEIC Listening & Reading Testは、リスニングとライティング2科目が均等に採点されるテストで構成されています。 リスニング約45分間とリーディング75分間のマークシート方式で、テスト結果は10点~990点で評価されます。

②TOEIC Speaking & Writing Tests

TOEIC Speaking & Writing Testsは、英語を話すことと、書くことの能力を評価するテストです。スピーキング約20分間とライティング約60分間をパソコン上で受ける方式で、テスト結果は各0~200点で評価されます。

英語が実際に使用される場面を想定した形式で出題されます。英語のコミュニケーション能力に焦点を当てているため、多少のスペルミスや、発音の違いは採点に影響されません。

③TOEIC Speaking Test

TOEIC Speaking Testは、英語のコミュニケーション能力を評価するテストです。パソコン上で約20分間受ける方式で、テスト結果は各0~200点で評価されます。

この記事では、TOEIC Listening & Reading Testで600点を目指すことに関する内容にフォーカスします。そのため、ここからはTOEIC Listening & Reading Testを「TOEIC」と表記していきます。

2.TOEIC Bridge Tests

2019年6月より開始されたTOEIC Bridge Testsは、英語学習初級~中級者を対象に日常生活での生きた英語力を測定する世界共通のテストです。TOEIC Testと比べると時間と設問数が短く、内容も簡単なので、英語に自信がないけれどTOEICを将来のために勉強することに決めたばかりの方にお勧めです。

①TOEIC Bridge Listening & Reading Tests

TOEIC Bridge Listening & Reading Testsは、リスニングとライティング2科目が均等に採点されるテストで構成されています。 リスニング約25分間とリーディング35分間のマークシート方式で、テスト結果は1問1点、合計100点で評価されます。

②TOEIC BRIDGE Speaking & Writing Tests

TOEIC Bridge Listening & Reading Testsは、日常会話で活かせる英語を話すことと、書くことの能力を評価するテストです。パソコン上でスピーキング約15分間とライティング37分間受ける方式です。テスト結果は1問1点、合計100点で評価されます。

【TOEICの申し込み方法】

TOEIC申し込み手続きがスムーズに進めるためには、試験日を確認し、申込期間中に申し込む必要があります。2月と8月以外の年10回、基本的に日曜日に実施されています。ただし、地方都市など受験地によって開催されない場合があるため、受験地で日程を確認しましょう。

また、事前にTOEIC申込サイトの会員登録をする必要があります。会員登録に費用は掛からないため、先に済ませておくことをお勧めします。

申し込みの流れは以下になります。

①TOEIC公式ウェブサイトにログイン

“「ログインID」と「パスワード」を入力してログインします。
※最後にログインしてから10年以上過ぎるとログインできなくなります。会員登録を再度する必要があります。”

②「テスト申込」ページに移動する

一番上のバーの「テスト日程・申し込み」から「TOEIC Listening & Reading Test」を選択して「テスト申込」ページに行きます。

テスト日程を確認して「テスト申し込み」ボタンをクリックします。

③申込・支払い手続きをする

「テスト申込からテスト結果確認までの流れ」を確認してから「次へ進む」ボタンを押しましょう。

受験要領を確認・同意し、申し込みフォームに記入します。申込手続きを最後まで進めたら、支払い手続きができます。クレジットカード決済、コンビニエンスストア、または楽天ペイによる決済が可能です。

支払いを終えたら申し込みは完了です。登録したメールアドレス宛に「申込受領通知メール」が届きます。受験票は試験日の約2週間前に発送されます。

【TOEICの受験料】

TOEICの受験料は7,810円(税込)です。

ただし、TOEIC受験申込の1年後の同じ月から3か月の間に実施されるTOEICテストのうち1回が7,150円(税込)に割引されます。さらに、その割引を利用して申し込むと、その翌年の同じ期間も同じ割引が適用されます。

【TOEICの受験当日について】

TOEICテストは午前と午後の計2回実施されます。どちらかを選んで受験することができます。ただし、申込の受付は同時ではありません、

TOEICの試験時間は2時間ですが、テストの始まる30分ほど前には説明が始まり、試験後は問題用紙と解答用紙の回収がされるため、合計の所要時間は2時間半以上かかります。その間はお手洗いに行けません。会場には余裕を持って到着するようにし、試験前にお手洗いに行っておくことをお勧めします。

当日持っていくものは以下の6つです。必ず家を出る前に確認してください。

①受験票

TOEIC試験日の2週間前に発送されます。受験票未着問い合わせ期間が定められていますので、受験票が届くのが遅れている場合は、IIBC試験運営センターへ電話をします。試験当日に受付で受け取っていない旨を伝えても対応してもらえません。試験日の変更や受験料の返金などもありません。

②証明写真1枚

TOEIC受験票の証明写真は、カラー又はモノクロ、縦4㎝×横3㎝、6カ月以内に撮影、白または薄い色のバック、前を向いた上半身・無帽、本人の顔がはっきり確認できる状態のものと規定されています。写真の裏面に氏名と受験番号を書いて、受験票の証明写真欄に貼り付けます。

③本人が確認できる書類

写真が付いた身分証明書を受付で見せる必要があります。運転免許証、学生証、パスポート、マイナンバーカードなど、日本で発行されていて、有効期限内のものを携帯してください。

④筆記用具

マークシートを埋めるために、鉛筆又はシャープペンシルと消しゴムが必要です。

⑤腕時計

TOEICの試験中に時刻のアナウンスはされません。また、携帯電話・置時計・ストップウォッチ・ウェアラブル端末などを時計代わりに使用することができません。部屋に掛け時計があることは多いですが、試験監督者の腕時計を基準に計られますので、腕時計を持っていく方がよいでしょう。

⑥マスク

家から出る時点でマスクをしているとは思いますが、マスクを着用していないと受験をさせてもらえないため、注意してください。

それでは、ここからはTOEICで600点を取ることのメリットや難易度、勉強方法を説明していきます。

【TOEIC600点を取得するメリット】

①就職活動でアピールできる

TOEIC600点は、就職活動の際にアピールできる最低ラインです。会社や業種によりますが、履歴書に書いて、良い効果を生む可能性があります。履歴書に書くには、600点以下でしたらほとんど効果がありませんので、せめて600点は必要です。

大手企業や外資系などでTOEIC600点は通用しませんが、メールのやり取りなどで多少英語が必要な会社の職員や、契約・派遣社員、アルバイトは、応募要件が「TOEIC600点以上」の所もあります。

②700点、800点を目指すための指標になる

TOEICを就職や転職、キャリアアップに生かすには、700点以上、できれば800点は欲しいところです。しかし、初心者が初めからそこまでの点数を目指しても挫折してしまうケースがほとんどです。まずは600点を目標に期限を決め、スケジュールを立てて勉強し、600点がとれたら次は700点を目指しましょう。勉強の仕方なども身に付けば、700点に向けた勉強がしやすくなるでしょう。

【TOEIC600点の難易度】

TOEIC600点のレベルは英検2級程度、取得に必要な単語数は5000語以上と言われています。ただし、英検2級以上を持っているからと言って600点以上が取れるとは断言できません。試験の内容や形式が違うため、勉強しないで受けて取れる点数ではありません。しかし、英検2級以上を持っている人は、取れていない人に比べて短い勉強時間で600点に到達できるでしょう。

中学・高校で英語をあまり得意として来なかった人で、これから就職・転職活動や、キャリアアップのためにTOEICの勉強を始める方ですと、600点を目指すのはかなりの勉強が必要です。まずは、TOEIC BRIDGE Speaking & Writing Testsから始めてみるのも良いかもしれません。

【TOEIC600点を取る勉強方法】

前提として、上の「TOEIC600点の難易度」でも少し述べましたように、現在の英語のレベルによって必要な勉強時間も勉強方法も変わってきます。

何年間も英語に触れてこなかった方でしたら、まずは中学英語のやり直しをお勧めします。90%以上分かる自信がついてからTOEICの勉強を開始することをお勧めします。

以下で説明する「TOEIC600点を取る勉強方法」は、現在TOEICが500点以上の方や、英検2級以上を保持している方、又はそれに準ずるレベルにある方に向けて紹介します。

1.独学で勉強する
①語彙力を高める

まずは、TOEICで出題頻度の高い英単語・熟語をあらかじめ勉強することは、TOEICテスト対策として大変重要です。

リスニング、文法、長文読解の全てにおいて、英単語・熟語を知らないと回答できない問題が沢山あります。TOEIC頻出の英単語・熟語が頭に入っていれば、選択肢を絞り込むことができます。つまり、より正解に近づく可能性が高まるわけです。

TOEICで出題される英単語・熟語のレベルはそれほど高くありません。英検2級~準1級を保持しているか、高校レベルの英単語・熟語ができていれば、そこまで苦労することはないでしょう。

ただし、英検や学校で学んだ英単語・熟語とはタイプの違うビジネス英単語が多く出題されますので、そこを強化することが点数アップにつながります。

TOEIC600点を目指した、TOEICによく出る単語をまとめた教材が出版されていますので、1冊を覚えきることをお勧めします。

また、最近はスマホのTOEIC単語アプリもあります。無料のものもありますので、通勤、通学の際などに活用するのも良いかもしれません。

英単語・熟語は、口に出して読んだり、書いたりしながら覚えるのが良いでしょう。発音、アクセント、イントネーションなどを意識しながら記憶することで、リスニングセクションに対する単語力も大幅に上がります。

②リスニング力を高める

TOEICのリスニングセクションは、TOEIC公式問題集を使って勉強することをお勧めします。

TOEICのリスニングは、英語を母国語とする様々な国の人による会話で、国によってアクセントやイントネーションが違います。他から出版されている参考書や問題集で、TOEIC公式問題集ほどきっちり作り込まれているものはありません。

多くの人は、TOEIC公式問題集を単に現在のレベルを知るために使っていて、1度解いてしまうと終わりにしています。

TOEIC公式問題集のリスニング音声を何度も何度も繰り返し聞くことで、内容がほとんど聞こえるようになります。また、英文を見ながら音読したり、音声を聞きながら自分の声をほぼかぶせるように声に出す「シャドーイング」をしましょう。

この練習を繰り返すと、単語の音が繋がっている部分や、弱く発話されることによって音が聞こえにくかったり、消えてしまう部分が分かるようになってきます。

③文法力を高める

TOEICのPart5とPart6は文法問題です。英単語・熟語さえ頭に入っていれば、内容はそれほど難しくありません。ただし、問題数が多いのでスピードが決め手です。時間をかけて悩みながら解いていく暇はありません。時間をかけすぎると次に続く長文読解で時間が足りなくなってしまいます。

TOEIC600点を目指すのであれば、中学校の英文法はほぼ完ぺきにしておく必要があります。

TOEIC公式問題集は、時間を測って解答し、間違えたところはまずは解答を見ずに自分で考えて導き出してから「解答・解説」を読みましょう。1週間おいてから間違えたところを復習し、解説を確認して覚え直すことを繰り返してください。

④読解力を高める

TOEICのPart7はリーディング問題です。問題数が非常に多いため、速読しつつ、内容を理解する必要があります。

しかし、急に速度を上げて読んでしっかり内容を理解できるようになれるものではありません。TOEIC600点を目指すには、まずは「精読」により英文の理解度を上げていることから始めましょう。

「精読」とは一文一文をじっくりと読むことで読解力を高める勉強法です。

TOEIC公式問題集をじっくり読みます。分からない英単語や文法があれば確認しながら、和訳を書いていきます。できれば選択肢の英文も同じように和訳します。その後、「解答・解説」を確認して、間違えたところは間違えの原因を突き詰めましょう。

精読が終わった文は、音読して自分の理解度を確認します。何度も音読しながら頭の中で日本語に置き換えなくても意味が理解できるようになることを目指しましょう。

焦って次の問題に移るより、1つ1つをしっかり理解して前に進むことをお勧めします。

⑤スキマ時間を有効活用

学校、仕事、家事、アルバイトなど、日々忙しい中で、毎日まとまった勉強時間を作ることは大変難しく、そのために諦めてしまいがちの資格試験勉強。

しかし、一切スキマ時間がない人はほぼいません。通勤・通学中、入浴時間、休憩時間、就寝前などのスキマ時間を有効活用することは、勉強を続ける鍵です。

TOEIC公式問題集のリスニングをスマホから聞けるようにしておいたり、単語アプリをダウンロードしておきましょう。

スキマ時間が10分程度であっても、計1時間くらいは勉強できるのではないでしょうか。スキマ時間で1時間と決めて、できなかった時間分だけをその日の勉強時間に充てても良いかもしれません。

ただし、週末など1日~2日は数時間まとまった勉強時間を作るように努力してください。

2.通信講座で学ぶ

1人で継続して勉強する自信がない方や、勉強の仕方が分からない方は、TOEICの通信講座を受講するのも良いでしょう。

TOEIC通信講座は数多くあります。自分でスケジュールを組んで計画的に学習しなければなりませんが、分からない所があれば専門知識を持つ講師に質問することができます。挫折しないためのスケジュールのサポートやアドバイスをももらえます。スマホのアプリから勉強できる通信講座もあるので、時間や場所に関係なく、学習できるのが魅力です。

3.大学で学ぶ

大学進学を考えていて、将来的に英語を生かして大手企業や外資系で働く意思のある高校生は、TOEICの点数獲得に必要な授業のある大学や専門学校、そして学部を選ぶことをお勧めします。

英語は様々な分野の勉強や、業種の仕事に必要になっていますので、多くの大学、専門学校でTOEICの受験を推進しています。

資格取得やインターンシップといったキャリアサポートが充実している、日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校の経営学部等の授業には、在学中に取得可能な資格にTOEICが含まれています。特に福岡校と渋谷校のグローバルビジネス学科は、英語の学習に非常に力を入れており、3年次には就職に向けTOEIC で高得点を取得できるようサポートがされます。

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

【おわりに】

TOEIC受験のための手順や、600点を目指すメリット、勉強方法などをご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

国際ビジネスコミュニケーション協会が発表している2021年度のTOEICの日本における平均スコアは574点です。全世界の平均スコアは611点ですので、日本はまだまだ英語力が世界レベルに追いついていません。

そのため、TOEIC600点でも日本では、色々と生かすことができます。

TOEIC受験を開始しようか迷っているなら、今すぐ勉強に取り掛かることをお勧めします。

2022年11月9日
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語学

大学生が英語を話せるようになるには?本気を出して頑張ろう!

by info@remi.website 2022年10月28日

英語は同期との差をつける鍵です!

大学生、または大学が決まった高校生は、すでに将来の目標を決めた人もいれば、そろそろ考え出さなければ思っている人もいるでしょう。

就職のためには英会話力が役立つかな?
大学を卒業したら語学留学したいな。

など英語を話せることがなんとなく大切であると思い始めているのなら、それは正解です。

そして「よし、じゃあ今すぐ英会話の勉強を始めよう!」と思ったなら、それは大正解です。

中学、高校でもある程度英語の勉強に力を入れてきた人なら、英検の2級くらいは持っているでしょうか?英語を話せるようになりたいならグッドスタートです。持っていないなら受験はしないにしても2級の単語と熟語を完璧にするくらいは必要でしょう。

しかし、大学からは英検ではなくTOEICのスコア重視に変わります。就職活動の際には履歴書の資格欄にTOEICの点数を書くことができます。TOEICは600点以上が必須のため、まずTOEIC600点以上を目指す必要があります。

TOEICは、英語が話せる人にとっては実はそこまで難しいテストではありません。英検準1級や1級はTOEICの倍近くの語彙力が必要ですし、日本語でもあまり使わないような難しい単語も覚えなければなりません。それに比べるとTOEICは、ひっかけ問題も少なく基礎的なビジネス英語なので毎回似たタイプの問題が出題されます。ただし、2時間でリスニング100問とリーディング100問を答えなければならず、休憩時間はありません。かなりの集中力が試されます。

大学やTOEICを専門に教える学校では点数を取れるコツを教えてくれます。しかし、そのような点数の取り方ですと、本当に英語を理解しているとは言えません。基礎的なリスニング力とスピーキング力をつけて、自信を持って答えることができて初めて英語を理解できていると言えるでしょう。

では、基礎的なリスニング力とスピーキング力をつけるのはどうすれば良いのでしょう?

この記事では、英語が話せるようになるメリットと、大学生にお勧めの英会話の勉強方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

【英語が話せるようになるメリット】

1.就職に有利

英語を話せることは就職活動で大きな強みになります。最近はグローバル化を目指す企業が増えていて、海外に対する関心をアピールできることは高いポイントです。

中学・高校でがんばって英語を勉強してきた人は、英文を読んだり書いたりできるということが評価されるでしょう。しかし、英語を話せると自信を持って言える人は帰国子女や家庭で英語を話すような特殊な人たち以外は少数でしょう。

そのため英語を話せる人は貴重なグローバル人材として評価されるだけでなく、努力してその能力を身に着けたことも非常に大きなアドバンテージになります。

どのような会社で働きたいか、どのような仕事がしたいか、そのために必要な英会話力はどのくらいかを考えたり、調べて、目標を定めるとモチベーションが上がるでしょう。

2.世界中の人と話ができる

世界192カ国のうち英語を公用語としている国は55カ国もあります。そして英語を公用語としていない国でも第2言語として英語を教えている国がほとんどです。

英語を話せるようになれば、どれだけの国の人たちと会話ができるか分かりますよね?

英語が話せることがダイレクトに国際人につながるわけではありませんが、様々な国の人との出会いはその国を知り、理解を深めることが可能です。それは国際人になるための過程として大変重要なことです。

3.海外旅行がもっと楽しくなる

英語を話せると、海外旅行が気楽にできるようになります。旅行先で問題が発生しても宿泊先やインフォメーションなどで手助けを求めることができます。

多くの大学生は、海外に行く前にホテルの予約などせずに色々な所を気ままに旅して周るバックパック旅行を好みます。英語が話せればその土地についてから電話でホテルやレストランの予約をできるんです。想像するだけでワクワクしますよね!

4.自信を持てる

大学生になってから英会話をマスターすることは、かなりの時間と忍耐力が必要です。一朝一夕でできることではありません。

出だしの英語力にもよりますが、最初のうちは理解ができなかったり、進歩が見られず、苦しむことが沢山あるでしょう。しかし、最終的に英語を話せるようになれば、相当な自信になるのです。

さらに、日本は英会話力が低い国のため、「英語を話せる=かっこいい」につながります。人に自慢するために英会話をできるようになるわけではないでしょうが、褒められることは嬉しいものですし、それも自信を持てるようになるのです。

【お勧めの勉強方法】

1.中学英語をやり直す

信じてくれない人が多いのですが、中学3年間の英語の教科書には、英会話に必要なことが詰まっています。中学英語をマスターすれば、海外旅行はもちろんのこと、英語圏で問題なく暮らせるくらいのレベルになります。

高校で良く出てくる過去完了形や倒置法などは、会話で頻繁に使うことはありません。日常会話として使うなら中学英語だけで十分です。大学に入ってから英語を話せるようになろうとしているなら、出だしからあまり難しいことを学ぼうとしないでおきましょう。やる気が無くなってしまいます。

「中学英語がそんなに良いなら、なぜ中学を卒業するまでに皆が英語を話せるようにならないのか?」と思うかもしれません。大体想像はつくと思いますが… 文法、単語、熟語を暗記する授業だけでは英語を話せるようにはなりません。
中学の頃のようにスペルを何度も何度も書いて覚えたり、日本語にきっちり翻訳することに集中するのではなく、スラスラと話せるようになることを目指す必要があります。何度も何度も声に出して読み上げ、暗記して空で言えるようにしましょう。その際は日本語⇔英語の考え方を捨てて、脳内でロールプレイングをしながら英語にしてみましょう。

中学英語をやり直すことは、スピーキング力を伸ばすための第一歩です。

2.オンライン英会話を利用する

最近人気が高まっているのがオンライン英会話です。英会話教室に通う時間が節約され、料金も英会話教室より格安です。1回のレッスンが短めで、月に何度もできるようなプランなどもあることも人気の理由です。最近はパソコンがなくてもスマホでできるオンライン英会話も増えていますし、最初は無料体験ができる会社がほとんどです。

待機中のネイティブスピーカーの先生を選んで会話をスタートできます。様々な人と話すことができますし、お気に入りの先生を見つけることが可能です。

オンライン英会話をいくつか下に並べますので、検索してみてください。

①レアジョブ
②ネイティブキャンプ
③kimini英会話
④EF English Live
⑤cambly
⑥DMM英会話

まずは、料金設定などをじっくり読んで、無料体験レッスンを活用し、自分に合っている教室を見つけてから開始すると良いでしょう。

ただし、レッスンを受けるだけでは思っているほどの結果を得ることはできません。まずは目標を設定しましょう。そして、今日は先生に話す内容を練習しましょう。最初は紙に書いて練習してもOKです。しかしレッスンの時は何も見ないで話してください。

4.英会話教室に通う

上記に記載したように、時間と価格の面ではオンライン英会話の方が断然お得です。ただし、英会話教室は講師と直接対面しながら会話の勉強ができるためオンラインより臨場感があります。また、オンライン英会話はフィリピン人の先生が多いのが特徴ですが、英会話教室はアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人など、将来ビジネス先としてやり取りをする可能性の高い国籍の講師が多いです。

ネイティブスピーカーと会話をすることは英語を話せるようになる手っ取り早い方法です。なるべく1対1の英会話を選びましょう。先生1人に対し4人いるのと、1人なのでは学ぶ時間が全然違います。

最近は、カフェなどで落ち合って教えてくれる講師を見つけられるサイトもあります。コンタクトを取りたい先生を見つけた際に初回だけ数千円払えば、あとは何人でも講師に連絡を取って体験レッスンを受けられるので、お勧めです。

下記は特に人気のサイトです。

①ハロー先生
②エンジョイレッスン

5.短期留学をする

実際に海外で生活しながら語学学校に通うのは英会話力を向上させる手っ取り早い方法です。大学の長期休暇を利用して1度は体験してみることをお勧めします。

1か月以内でも費用がかなりかかると思われるかもしれませんが、フィリピンのセブ島留学なら、頑張ればアルバイトで貯めて行けるぐらいの金額です。受講するプログラムによって異なりますが、一般的なコースですと1週間4万円、1か月で16万円程度の授業料ですみます。日本と比べると物価が安いため、向こうでの生活費もそこまでかかりません。飛行機の往復費用を含めても30万貯金できたら春休みの間英語漬けの毎日が送れるわけです。

しかも、一般的なコースでも毎日の授業が8コマほどあり、毎日宿題も出されるため、英語漬けが期待できます。大抵の留学生はその学校の寮で暮らすので、色々な国から留学して来る人たちとも知り合えます。

ヨーロッパにあるマルタ共和国も、お勧めです。フィリピンよりは遠いので航空券代が高くなってしまいますが、学費、宿泊費、生活費はそこまで変わらず、地中海に浮かぶ小さな美しい島国を満喫できます。日本人にも人気の留学先ではありますが、セブ島ほど日本人留学生が多くないので他の国の人たちと否が応でも英語でコミュニケーションを取らなければなりません。英会話力を高めるために自分を追い込む留学先としてはとても良い留学先です。

もちろん、お金に余裕があるなら英語の本場であるアメリカ、イギリス、オーストラリアなども良いのですが、日本人が多い留学先はなるべくなら避けた方が良いです。ついつい日本人どうしで仲良くしてしまいます。

おわりに

大学生が英語を話せるようになるメリットと、お勧めの勉強方法を紹介させていただきました。

あまり焦りすぎずに、短期的な目標と長期的な目標を定めて、コツコツと毎日繰り返しながら進めていくことが重要です。英語のスピーキング力とリスニング力を高めて同期との差をつけましょう!

2022年10月28日
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