ダブルディグリーが可能な10の大学

2つの学位を目指すあなたへ

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夢を追いかけ、キャリアを築く上で、高度な教育は不可欠な要素です。しかし、時代は常に変化し、世界は多様性と複雑性で満ちています。そのため、一つの分野だけではなく、複数の領域における知識とスキルが求められるようになってきました。ここで注目されるのが「ダブルディグリー」、つまり二つの異なる学位を取得することです。

ダブルディグリーとは、一つの大学、あるいは異なる大学間で、二つの異なる学位を同時に追求するプログラムのことを指します。このアプローチにより、学生はより幅広い知識を身につけ、異なる分野の専門性を組み合わせることが可能になります。結果として、就職市場での競争力を高めるだけでなく、自分自身の視野を広げることもできます。

この記事では、日本国内でダブルディグリーを提供している10の大学を紹介し、これらのプログラムがどのようにあなたの教育的及びキャリア的野望を実現するための道を開くかを探ります。

1. ダブルディグリーとは

① ダブルディグリーの概念

ダブルディグリーは、学生が日本の大学と海外の大学の両方で学位を取得できる制度です。この制度の特徴は、日本の大学に在籍しながら、海外の大学で正規の学生として学位を取得する機会を持つことです。このプログラムは、教育課程の実施や単位互換に関する協議を通じて、双方の大学から学位を授与されるように設計されています。

② ダブルディグリーの取得方法

ダブルディグリーの取得には、日本の大学と提携している海外の大学との間で設定された単位互換制度を利用します。学生は一定期間、提携先の海外大学で学び、双方の学習プログラムを修了することで、両方の大学から学位を授与されます。通常、日本と海外の両方の大学で同じ学位が取得できるシステムです。

③ ダブルディグリーのプロセス

文部科学省によるガイドラインに従い、ダブルディグリーでは、学生は日本の大学に入学後、提携している海外の大学に1年以上留学することになります。この留学期間中に必要な授業を履修し、卒業時には日本の大学と留学先の海外大学からそれぞれ学位が授与されます。この制度は、学費と時間の面で効率的な方法であると考えられています。

※デュアルディグリーとジョイントディグリー

・デュアルディグリー

「デュアルディグリー」は、同じ大学内で異なる専攻から2つの学位を取得するシステムです。例えば、ある大学で博士号を取得しながら、同時に専門的な修士の学位を取得することができます。この制度は、複数の専門分野にわたる深い知識と技能を身に付けることができ、時間と費用の面でも効果的です。

・ジョイントディグリー

ジョイントディグリーは、文部科学省の定義によると、日本と外国の大学が教育課程を共同で編成・実施し、単位互換を通じて学生に双方の大学から学位を授与するプログラムです。このプログラムでは、学生は少なくとも2つの高等教育機関で学び、共同で発行される単一の学位記を受け取ります。これにより、国際的な視野を持つ教育体験が可能となります。

2. ダブルディグリーのメリット&デメリット

① メリット

正規留学の機会: ダブルディグリーでは、語学留学ではなく、海外の大学への正規留学が可能です。これにより、語学力だけでなく、専門的な知識も深めることができます。

休学せずに留学: ダブルディグリーでは、1年から2年間の留学が必要ですが、日本の大学を休学することなく留学が可能です。多くの場合、大学3年生から4年生の間に留学することが一般的です。

4年間で両国の学位取得: 4年間で日本と海外の両方の大学の学位を取得できる点は大きなメリットです。これにより、海外での経験や学位取得を就職活動でアピールすることが可能になります。

語学能力とコミュニケーション能力の向上: 長期留学により、語学能力やコミュニケーション能力が高まります。

費用効率の良さ: 多くのダブルディグリープログラムでは、授業料の相互不徴収が原則とされており、費用を抑えて学位を取得できます。

② デメリット

高い英語力の要求: ダブルディグリーを利用するためには、事前に高い英語力が必要となります。これは、語学力向上を目的とする学生にとってはハードルが高い可能性があります。

勉強の負担: 二つの学位を取得するための勉強量は非常に多く、相当の時間と労力が必要です。

追加の費用: 正規の授業料に加え、留学に伴う生活費や追加の修学費用が発生する可能性があります。これにより、経済的な負担が増加することがあります。

バランスの難しさ: 二つの異なる教育システムと文化に適応しながら学業を進めるため、時間管理や精神的なバランスを取ることが難しい場合があります。

ダブルディグリーは、就職市場での競争力の向上、幅広い知識とスキルの獲得、そして充実したネットワーキングの機会を提供しますが、その反面、時間と労力の大きな投資、財政的な負担、そしてバランスを取る難しさが伴います。これらの要素を考慮に入れつつ、ダブルディグリーが自分のキャリア目標や個人的な目標に合っているかを検討することが重要です。

3.ダブルディグリーが可能な10の大学

(1) 早稲田大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

早稲田大学のダブルディグリープログラム(DDプログラム)は、学生が在学中に協定校に留学し、所定の要件を満たすことで、早稲田大学と留学先大学の学位の両方を取得できる制度です。このプログラムは全学部を対象にしており、プログラムによって留学期間や対象学部が異なります。

●対象学部・学科

このプログラムは全学部を対象にしています。留学期間や具体的な学科に関する要件は、プログラムによって異なるため、詳細は早稲田大学の公式情報を参照する必要があります。

●取得可能な学位

学生は、早稲田大学と提携している留学先の大学からそれぞれ学位を取得できます。留学期間は通常1.5年から2年間であり、留学には2回生から4回生の8月から9月にかけて募集されることが一般的です。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・プログラム出願時および留学期間中に、正規課程の学生として在籍していること。
・誓約書の内容を理解し、保証人の同意を得ていること。
・学内選考出願時に、希望プログラムの基準スコアを満たしていること。
・GPA要件が設定されている場合は、これを満たすこと。
・二重国籍や永住権を保有していないこと。
・学内選考を通過すること。
・募集は毎年春と秋に行われ、参加者は若干名に限られることがあります。応募には事前の準備と計画が重要であり、選考プロセスを通じてプログラムへの参加資格が決定されます。

(2) 慶應義塾大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

慶應義塾大学では、特に商学部の学生を対象にしたダブルディグリープログラムを提供しています。このプログラムでは、学生は留学を通じて、海外の大学と慶應義塾大学の両方から学位を取得することができます。留学期間は通常1年から2年間で、プログラムによっては特定の言語能力が求められる場合もあります。

●対象学部・学科

経済学部: パリ政治学院(Sciences Po)やボッコーニ大学などとのダブルディグリープログラムがあります。これらのプログラムでは、慶應義塾大学と留学先大学の両方から学士号を取得することが可能です。

商学部: エセック経済商科大学院大学(ESSEC Global BBA)や北京大学とのダブルディグリープログラムが提供されています。これらのプログラムでは、商学の分野で深い知識を得ることができ、同時に両大学から学士号を取得できます。

●取得可能な学位

経済学部の学生: 慶應義塾大学とパリ政治学院またはボッコーニ大学から学士号を取得。
商学部の学生: 慶應義塾大学とエセック経済商科大学院大学、北京大学から学士号を取得。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・派遣年度に慶應義塾大学商学部の第3学年または第4学年に在籍予定であること。
・英語の能力(IELTS 6.0以上、TOEFL iBT 80以上)が必要。
・フランス語能力が必要なプログラムの場合、DELF B2以上またはそれに相当するフランス語能力が求められる。
・これらのプログラムは、留学先の大学での学業成績に加え、言語能力なども考慮されるため、応募には十分な準備と計画が必要です。

(3) 明治大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

明治大学では、特に政治経済学部の2年生を対象に、複数の国際的な大学とのダブルディグリープログラムを提供しています。これらのプログラムは、留学先の大学で所定の期間を過ごし、必要な単位を修得することで、明治大学と留学先の大学の両方から学士号を取得することが可能です。

●対象学部・学科

政治経済学部: タマサート大学(タイ)、サンフランシスコ州立大学(米国)、西シドニー大学(豪州)とのダブルディグリープログラムが提供されています。
その他学部: 法学部、商学部、理工学部(建築学科のみ)、農学部(農学科のみ)、情報コミュニケーション学部、国際日本学部は、テンプル大学とのデュアルディグリープログラム(Dual Bachelor’s Master’s Degree)を利用できます。

●取得可能な学位

政治経済学部の学生: 明治大学とタマサート大学、サンフランシスコ州立大学、西シドニー大学から学士号を取得。
その他学部の学生: 明治大学から「学士」学位とテンプル大学大学院から「修士」学位を取得。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・応募時、政治経済学部の2年生以上であること。
・単位の修得条件を満たしていること。
・最新のGPAが3.0以上であること。
・各協定校の語学要件を満たしていること。
・心身ともに健康で、長期にわたる海外生活に支障がないこと。
・外国での留学に際して、経済的な支援が得られること。

(4) 立命館大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

立命館大学では、学生がアメリカのアメリカン大学と共同で学位を取得できるダブルディグリープログラムを提供しています。このプログラムは約2年間で、2回生の8月中旬から募集が始まります。参加者は若干名に限られ、学内選考を通じて選ばれます。

●対象学部・学科

法学部
産業社会学部
国際関係学部
文学部
経済学部
経営学部
政策科学部
総合心理学部

これらの学部の1回生が対象となります。

●取得可能な学位

日本とアメリカの双方から学士号:アメリカン大学の5学部(国際関係学部、経営学部、文理学部、公共政策学部、コミュニケーション学部)のうち希望の学部に所属し、必要な単位を取得することで、最短4年間で日米両国の2つの学士号(卒業資格)を取得できます。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・法学部、産業社会学部、国際関係学部、文学部、経済学部、経営学部、政策科学部、総合心理学部の1回生であること。
・TOEFL iBT®テスト75点以上、またはIELTS6.0以上(GPA3.0以上)。ただし、派遣年度の4月末までにTOEFL iBT®テスト80点以上またはIELTS6.5以上を取得する必要があります。

(5) 同志社大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

同志社大学では、法学部法律学科の学生を対象にアリゾナ大学とのダブルディグリープログラムを提供しています。このプログラムでは、同志社大学とアリゾナ大学での学修を通じて、両大学の学位を取得することが可能です。

●対象学部・学科

法学部法律学科: この学科の3年次生以上および卒業生が対象となります。

●取得可能な学位

同志社大学の学士号: 同志社大学での3年または3年半の学修を経て取得します。
アリゾナ大学のJuris Doctor Degree(JD/法務博士): アリゾナ大学で2年間の学修を終えて取得します。この学位を取得することで、米国司法試験受験資格も得られます。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・法学部法律学科の3年次生以上、または卒業生であること。
・TOEFL iBT®テスト100点以上、またはIELTS7.5以上の英語力が必要です(第一次募集時)。
・GPA 3.0以上(参加申請時)。
・募集時期は通常2月下旬で、人数制限は設けられていないため、条件を満たす学生であれば広く応募することが可能です。

(6) 関西外国語大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

関西外国語大学では、特に3年次生を対象に、約2年間のダブルディグリープログラムを提供しています。このプログラムは、留学先大学での学修を含む約4年半の期間を経て、関西外大と留学先大学の両方から学位を取得することを目指します。留学終了後、卒業生は国内外での進学や就職の幅広い選択肢を持つことができます。

●対象学部・学科

国際共生学部
英語キャリア学科
外国語学部 英米語学科
外国語学部 英語・デジタルコミュニケーション学科
外国語学部 スペイン語学科
英語国際学部
短期大学部(3年次編入学が条件)
これらの学部・学科の3年次生が対象となります。

●取得可能な学位

学生は、関西外国語大学と留学先の大学の両方から学位を取得することができます。専攻分野には言語学、人類学、国際関係学、社会学、経済学、政治学などが含まれます。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・対象学部の3年次生であること。
・高い英語力を有していること。
・留学先での専攻分野に関連した科目を履修していること。

留学先の国にはアメリカ、オーストラリア、カナダ、スウェーデンが含まれ、授業は主に英語で行われます。留学スケジュールは本学の3年次秋学期から2年間となっており、留学後は国内での就職・進学または海外での就職・進学などが可能です。

関西外国語大学のダブルディグリープログラムは、学生に国際的な教育経験と多様なキャリア選択を提供し、グローバルな視野を広げる機会となります。次に、関西学院大学におけるダブルディグリープログラムについて見ていきましょう。

(7) 関西学院大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

関西学院大学では、ダブルディグリー留学プログラムを実施しています。このプログラムは、関西学院大学に在籍しながら海外の大学に留学し、両大学の学位を取得するために必要な単位を相互に認定する制度です。特に国際社会での活躍を目指す学生に魅力的な制度となっています。

●対象学部・学科

社会学部
商学部
国際学部
言語コミュニケーション文化研究科

●取得可能な学位

カナダのマウント・アリソン大学: International Relations Programの学位を取得可能。
オーストラリアのクイーンズランド大学: Bachelor of Commerce Program、Bachelor of Business Management Program、Bachelor of Economics Programのいずれかの学位を取得可能。
カナダのビクトリア大学: Bachelor of Commerce Programの学位を取得可能。

●応募資格と選考

応募資格には以下の要件が含まれます:

・高い英語力を持ち、留学先での専攻分野に関連した科目を履修していること。
・英語教育科目における言語選択として、第1外国語に英語、第2外国語に中国語を選択していること(特に留学生の場合)。
・入学前までに定められた期日までに、English I~IVまでの単位認定申請を行うこと。
・選考に関しては、学内での学業成績、言語能力、関連科目の履修状況、留学に対する動機や目的が考慮されます。留学先の大学で求められる学位・取得条件を満たすために、関西学院大学での必修授業を事前に修了しておく必要があります。

(8) 桜花学園大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

桜花学園大学は、2024年4月に国際学部 国際学科を新設し、ダブルディグリープログラムを導入します。このプログラムは、高度な語学力とグローバルな学びを深めることを目的とし、桜花学園大学と海外の大学の両方で学位を取得できる制度です。文化やエンターテインメント分野で影響力のある韓国をはじめ、イギリスの大学と提携し、学生が自由に専攻を組み合わせることができる革新的なカリキュラム「メジャー&マイナー制度」を採用しています。

●対象学部・学科

国際学部 国際学科: この学科の学生が対象です。

●取得可能な学位

学生は、桜花学園大学と海外の提携大学の両方から学位を取得することが可能です。留学先として韓国の又松大学、順天郷大学、清州大学やイギリスのノーサンプトン大学が主な提携校です。

●応募資格と選考

・国際学部 国際学科の学生で、高度な語学力を身につけ、グローバルな学びに意欲的な学生が応募できます。
・応募には、桜花学園大学での学業成績、語学能力、留学に対する動機や目的が考慮されます。
・留学先での専攻分野に関連した科目の履修状況も重要な選考基準となります。

(9) 昭和女子大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

昭和女子大学のダブルディグリープログラムでは、学生が3年間の昭和女子大学での学修と2年間の海外提携大学での留学を組み合わせ、合計5年間の教育を受けることで、両大学から学位(卒業証書)を取得できるプログラムです。この制度は、学生に語学力と専門知識の向上、さらには異文化理解を深める機会を提供します。

●対象学部・学科

国際学科
英語コミュニケーション学科
ビジネスデザイン学科
これらの学科の学生がダブルディグリープログラムの対象となります。

●取得可能な学位

提携校には以下の大学が含まれます:

中国: 上海交通大学
韓国: 淑明女子大学校、ソウル女子大学校
アメリカ: テンプル大学ジャパンキャンパス
オーストラリア: クイーンズランド大学

留学先で取得可能な学位は、各大学と提携校によって異なります。

●応募資格と選考

・心身共に健康で明確な目的を持つ学生。
・希望するダブルディグリー協定校の指定する要件、協定に定める要件、所属学科の指定する要件を満たすこと。
・必要な語学力その他の基準を、定めた時期までに充足すること。

選考は成績、人物、履修計画、語学力などを総合的に判断します。留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当されるため、学生は2大学からの学位取得を本学の5年間の授業料負担で実現できます。

(10) 日本経済大学のダブルディグリープログラム

●プログラムの紹介

日本経済大学は、ウクライナのキーウ国立言語大学との間でダブルディグリープログラム(国際共同学位プログラム)協定を締結しました。このプログラムは、キーウ国立言語大学で3年間の学修を経た後、日本経済大学で正規生として1年半在籍し、学修することで、両大学の学位を取得できるようになります。

●対象学部・学科

このプログラムは特に言語学や国際関係学に焦点を当てており、キーウ国立言語大学の学生が対象です。

●取得可能な学位

学生は、キーウ国立言語大学と日本経済大学の両方から学位を取得することが可能です。

●応募資格と選考

・キーウ国立言語大学の3年間のプログラムを修了した学生が対象です。
・日本経済大学に在籍しているウクライナ学生も、キーウ国立言語大学の3年生を修了すれば、ダブルディグリープログラムの正規生として受け入れられます。
・毎年10人の定員が設けられており、希望する学生の中から選考が行われます。

このダブルディグリープログラムは、ウクライナ情勢を考慮し、安全かつ質の高い教育を提供するとともに、日本とウクライナの関係発展に寄与できる人材を育成することを目的としています。このプログラムは、ウクライナの学生にとって日本での学修と学位取得の機会を提供し、彼らの将来のキャリアに貴重な経験をもたらすことでしょう。

日本経済大学とは】

幼稚園から大学院まで全国に30校以上の学校を展開する「都筑学園グループ」が運営する「日本経済大学」は、1968年に設立され、福岡県太宰府市に本部を置く私立大学です。現在、福岡、神戸、東京都渋谷区に3つのキャンパスがあります。非常に多くの留学生を受け入れる国際色豊かな大学です。

日本経済大学は、多彩な分野において学びを展開し、現代の変化に対応する力を養成しています。経済の国境を超えた時代において、経済や経営の領域においてもよりグローバルかつ多角的な視点を持つことが必要とされています。このような状況に応えるため、日本経済大学では経済学と経営学を中心とした2学部6学科18コースを展開しており、学生たちの可能性を広げる教育を実践しています。

2021年度には、経営学科 AI産業コースの発展として、「デジタル・ビジネスデザインコース」を新設。このコースでは、目まぐるしく変化する社会に対応するため、デジタル技術をより深く学び、ビジネスの現場で活用できる先進的なスキルを身につけることができます。さらに、オンライン上での留学プログラムを導入するなど、新しい時代に適応した「学びのニューノーマル」を進め、世界に通用する人材の育成を目指しています。

経済の変動や技術の進化が激しい現代において、日本経済大学は学生たちが変化に対応し、グローバルな視野を持って活躍できるような教育環境を提供しています。

是非、日本経済大学ホームページ(https://www.jue.ac.jp/)にて確認してみてください。

おわりに

日本国内の大学におけるダブルディグリープログラムは、学生たちにとって世界を舞台に活躍するための重要なステップです。これらのプログラムは、学問的な深みを追求する機会を提供するだけでなく、多文化理解、言語能力、そしてグローバルな視野を広げる経験をもたらします。留学することで得られる知識と経験は、単なる学位の取得を超えて、学生の人生において価値ある資産となります。

ダブルディグリープログラムに参加する学生は、異文化間でのコミュニケーション能力を磨き、国際的な問題解決スキルを身につけることができます。また、留学中に築かれる国際的なネットワークは、将来のキャリアにおいて大きな強みとなるでしょう。これらのプログラムを通じて、学生たちは自分自身の可能性を最大限に引き出し、グローバルな社会で活躍できる人材に成長することが期待されます。

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