「社会と金銭の関わり合い・金銭の流れの仕組みはどうなっているのか」
そのような、金銭の発生・流れ・社会や生活に及ぼす影響を学習するのが、経済学です。大学で経済学を本格的に学べば、社会・消費者・サービス・製品といったあらゆる分野についての仕組みが理解できるため、、幅広い業種に対応できる知識が身につきます。
そして、経済学において重要な要素とされているのが、英語力です。英語のトークスキル・理解力・文章作成能力を身につければ、経済学はより可能性が広がるでしょう。
今回は、経済学と英語の関係、そして、英語と経済が学べる私立大学15選を紹介します。
経済学と英語力との関係性とは
大学卒業後は日本の企業でで働くから特に英語力は不要と考えている人も多いでしょう。しかし、日本の企業は海外進出をしている、あるいは今後進出を検討している企業が増加しています。
日本の高品質のサービス・製品は、発展途上の国にとって、自国では生産できない魅力があるといえるでしょう。マーケットとして考えた場合、海外は大きな市場なのです。
海外進出をして大きな利益を得るためには、英語は不可欠といえます。このグローバル時代を生き抜くためには、英語力は大きな武器となるでしょう。
そして大学で学んだ専門性の高い経済学の知識があれば、国内・海外どちらにも対応できる、即戦力が期待できる人材として評価されます。
英語と経済が学べる私立大学15選
それまでの学生生活とはレベルの違う本格的な英語が学べて、なおかつ経済学の知識も習得できるのは、どの大学なのでしょうか。次より、英語と経済が学習できる私立大学15選を紹介しましょう。
1.日本大学
日本大学には、経済学科国際コースが用意されています。このコースの特色は、必須の卒業単位の2分の1が英語に関連することです。日頃から英語に慣れ親しむことによって、自然とグローバル時代で要求される知識・英語能力が習得できます。
また、英語で経済を学ぶことを学習の主軸としているのも、このコースの特徴です。英語で考えることによって、自分の思考を主体的に伝達できる能力を養います。
留学経験者の先輩方の相談会などの開催など長期留学に関するサポートも充実しているので、安心して留学に挑めるでしょう。
2.中央大学
中央大学の経済学部には、国際経済学科があります。この学科では、ミクロ〜マクロといった経済学の基礎知識、英語スキルなどの指導があり、企業の海外支部・外資系企業などグローバルな世界で活躍したい人にとって、有意義な知識・スキルが習得可能です。
経済学は、コンピュータを用いて、統計学・計量経済学・情報処理科目などを学習し、論理的かつ実証的な手法を習得します。記号の国際部門でも活躍できる人材育成が、この学科の目的です。
3.大阪産業大学
大阪・大東市にある大阪産業大学には、国際経済学部があります。急速に変化を続ける国際社会に対応できるための、人材育成が主目的の学部です。
この学部では、国内に限らず海外の資本の動向にも目を向けて、世界経済の学習を進めます。生徒一人ひとりがグローバルな視点を身につけて、経済の動きに対応できるバランス感覚、国際社会を先導する力を養うことが可能です。
また、卒業後に活躍できる可能性を広げるため、キャリア教育にも力を入れています。企業研究・インターンシップといった経験を重ねて、実務的な学習が可能です。
4.武蔵大学
東京・練馬区にある武蔵大学の経済学部・経済学科は、経済の仕組み・柔軟な思考能力の養成に加えて、国際社会に対応できる語学力・知識の指導にも力を入れています。
世界の経済の動きを見据えながら、貿易・金融・海外企業の仕組みなどを体系的に学習して、世界規模で通用する人材育成を目指しているのが、この学科の特色です。
英語スキルを上達したい・留学したいといった生徒たちの希望を満たす科目も充実しているので、在学中は英語のスキルが飛躍的に向上するでしょう。
5.明治大学
明治大学の政治経済学部には、グローバル教育・留学プログラムを実施しています。大学内にはさまざまな国際交流プログラムが用意されていますが、その中でもトップクラスのクオリティ・充実度を誇っているのが、政治経済学部のグローバル教育・留学プログラムです。
留学プログラムは、短期・中長期が用意されており、短期は夏・春の休暇期間で実施されますが、中長期は3ヶ月〜2.5年が用意されています。中長期を希望すれば、海外の経済事情・ビジネスをしっかりと体験することが可能です。
また、学内プログラムも、英語の実践的なスキル強化、グローバルキャリア形成などが用意されています。留学奨学金のサポートなども充実しているので、安心して学習を進めることが可能です。
6.法政大学
法政大学の経済学部には、近代グローバル社会に対応できる全体的なスキル・知識を学習するための、国際経済学科があります。
講義は英語を用いて進められるため、英語のスキルおよび世界で通用する経済学を学ぶことが可能です。また、この学科は開発経済に関する科目が充実しているため、世界規模の貧困問題などを深く理解できます。
英語力・情報処理能力・グローバルスタンダードの理解といった3つの柱を主軸に、多角的な知識・スキルを学ぶことが可能です。
7.東京国際大学
東京国際大学の経済学部には、グローバルコースが用意されています。「世界にはばたく人材育成・ワンランク上の英語力を習得」が目的のコースです。
1年次は徹底した英語学習、2年次はアメリカ留学、3年次は英語のみの授業・長期留学の選択、卒業時はハイレベルな英語力+経済の高度な知識という流れになります。
8.専修大学
専修大学の経済学部には、国際経済学科があります。国際的な経済問題に対応できるように、経済の基礎知識・語学力を身につけるための学科です。
学科では、外国それぞれの経済状況だけでなく文化や価値観なども学び、多角的な視点を得られるように学習を進めます。また、海外特別研修・海外留学プログラムが用意されており、直接現地の様子を体験・理解することが可能です。
最終学年である4年次になると、それまで学習した成果を、ゼミ論文でまとめます。
9.青山学院大学
青山学院大学の国際政治経済学部には、国際経済学科があります。世界経済に起こっている新時代の潮流を認識して、グローバルな舞台・国際経済社会で活躍できる人材育成が、この学科の目的です。
国際経済学科には「国際経済政策コース」「国際ビジネスコース」があります。経済政策コースは、国際的な経済政策についての分析・方法論などを学習するコースです。ビジネスコースは、経済学の知識・英語スキルを学び、グローバルな舞台で活躍できる人材を育てます。
10.東洋大学
東洋大学・経済学部には、国際経済学科があります。グローバル社会に対応できて国際社会に貢献できるスペシャリストを育成するための学科です。
この学科では、グローバル経済の成り立ちを多角的に分析して生徒たちに指導します。この学科により身につけた経済学・国際経済学の知識・スキルは、国内に限らず世界のあらゆるところで通用するでしょう。
11.立命館大学
立命館大学の経済学部では、国際的な経済センスを身につけてもらうプログラムが用意されているのが特徴です。海外アカデミック・海外フィールドワーク・海外インターンシップなどの、各種海外教育プログラムにより、英語力・ビジネスの実践力を習得します。
また、学生同士の学習の成果を発表するゼミナール大会の開催によって、生徒たちの自主性を育むことも、この大学の特徴です。
12.帝京大学
帝京大学・経済学部には、国際経済学科があります。国内だけにとどまらず世界での市場を重要視して、国際経済の基礎から指導するのが、この学科です。
アジア国際交流プログラム、海外研究活動、政治経済の世界でつうよする英語スキルなど、その学習内容は多岐にわたります。
13.東京経済大学
東京経済大学の経済学部には、国際経済学科があります。多様化する国際社会を理解してもらい、グローバル社会で円滑に対応できる人材を育成するのが目的です。
欧米諸国だけでなく、アジア経済の成長具合などについて学習し、国際的な貿易・金融・開発などの分野で、いかに日本と世界が繋がっているか、経済学的な視点から、生徒たちに指導します。
14.西南学院大学
福岡市にある西南学院大学の経済学部には、国際経済学科があります。多様化する世界経済の理解度を高めること・語学教育の充実度によりコミュニケーション能力を高めることが、、この学科の目的です。
国内にとどまらず、世界に目を向けて「世界を知る・分析する・挑戦する」というスローガンを掲げて、日々生徒たちに指導をしています。
15.日本経済大学
日本経済学科の経済学科には、いくつかのコースが用意されていますが、その中の一つが国際貢献コースです。このコースについては、次の段落で詳しく解説します。
日本経済大学の経済学科・国際貢献コースとは
日本経済大学の経済学科には、経済の知識・英語スキルの両方を学べる国際貢献コースがあります。コースの主な目的は以下の通りです。
- 海外のさまざまな国の政治・文化を考察して、どうやって経済発展をしたのか要因とプロセスを学習
- 国際経済の理論・応用力を重点的に学習して、グローバルな課題解決に貢献できるスペシャリストの育成
このような方針を進めるために、国際貢献コースは以下の科目が用意されています。
- 国際協力論
- 国際経済学
- 多文化社会論
- 国際関係論
- 国際政治
経済に関する知識・理論だけでなく、主体的に問題解決を図る自主性も、これらの科目によって養われるのが、コースの特徴です。
英語に関しては、1・2年次に英語の基礎、3年次にビジネスイングリッシュを学習します。グローバルビジネスに不可欠である英語能力のヒアリング・スピーキング・ライティングを在学中にマスターすることが可能です。
また、卒業後 に社会人として有利になる各種資格も在学中に取得できます。学校側からの手厚いサポートもあるので、安心です。
大学で経済学と英語の両方を学びたいと計画している人は、日本経済大学への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
インターネットの普及に伴い、急速に拡大をしているのが社会のグローバル化です。そしてグローバル社会を生き抜くために必須なのが英語の能力といわれています。
翻訳ソフト・アプリが普及した現代においても英語の能力は重要といわれ、英語さえ話せれば世界は一気に広がりを見せて、可能性も広がるでしょう。
今回は、経済と英語が学べる大学の学部・学科・コースを紹介しました。大学は恵まれた環境でそれまでの学生生活とはレベルの違う、高度な学習が経験できます。自分に適した大学を見つけて、経済と英語力をしっかりと学習しましょう。
「日本経済大学」では、留学生の就職活動の支援を目的とした、留学生対象の専門ゼミを開講しています。そこでは、BJTビジネス日本語能力テストの受験を推奨し、学習も行っています。
■日本経済大学(都築学園グループ / (学)都築育英学園)
都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立された大学です。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は、経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持っています。日本有数の、留学生を抱える国際色豊かな大学です。