文系学部でお勧めの学科15選 

学びの魅力と進路

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大学選びは高校生にとって大きな一歩ですよね。特に文系学科を選ぶ際には、自分の興味を深め、将来のキャリアに繋がる分野を見つけることが大切です。今回は、大学の文系学部で特にお勧めの学科15選をご紹介します。それぞれの学科で何が学べるのか、どんな魅力があるのか、そして将来どんな進路が考えられるのかをわかりやすくお伝えします。文系学科の魅力を存分に感じて、自分にピッタリの学科を見つける参考にしてください!

<経済学部・経営学部・商学学部系の学科>

経済やビジネスに興味があるなら、経済学部や経営学部、商学学部系の学科はぴったりです。これらの学科では、経済の仕組みやビジネスの基本原理、経営戦略などを学び、実社会で役立つ知識とスキルを身につけることができます。将来のキャリアパスも多様で、企業や政府機関、金融業界など幅広い分野での活躍が期待できます。ここでは、そんな経済・経営・商学系の学科の魅力と進路についてご紹介します。

① 経済学科

経済学科では、ミクロ経済学やマクロ経済学をはじめ、日本や海外の経済史を体系的に学べます。統計やデータ分析のスキルも身につけることができ、理論的、政策的、実践的に経済学を学ぶことができます。また、税金や会計、コンサルティングなどのビジネススキルも学べます。

取得可能な資格には、税理士、公認会計士、行政書士、中小企業診断士、通関士、日商簿記、ファイナンシャルプランニング技能検定、経済学検定試験(EREミクロ・マクロ)などがあります。卒業生は、金融機関や商社、流通、メーカー、IT関連企業、公務員、教員など、多岐にわたる分野で活躍しています。

② 商学科

商学科では、ビジネスの仕組みやモノやサービスの売買について学びます。経営学の理論や分析方法に加え、経済学、心理学、社会学などの他分野の理論も取り入れ、幅広い視点でビジネスを理解することができます。

取得可能な資格には、高等学校教諭一種免許状(商業・情報)、中小企業診断士、税理士、公認会計士、簿記検定、情報処理、ファイナンシャルプランナー、証券アナリストなどがあります。卒業生は、会計士や税理士、人材会社のスタッフ、民間企業、公務員、NPOなど、多岐にわたる職種で活躍しています。

③ 健康スポーツ経営学科/スポーツ経営学科/スポーツ健康学科

これらの学科では、経済学、経営学、保健体育学の知識を学び、スポーツ指導者やスポーツビジネスの経営者を目指します。スポーツ指導法や科学的知識、健康づくりを学び、高いマネジメント能力を持ったリーダーを育成します。

取得可能な資格には、レクリエーション・インストラクター、アシスタントマネジャー、スポーツクラブマネジャー、子ども身体運動発達指導士、公認スポーツ施設管理士などがあります。卒業生は、スポーツクラブのインストラクター、スポーツ関連企業や団体、保健体育の教員、スポーツ用品の開発・販売などで活躍しています。

④ 経営学科

経営学科では、企業の経営管理や組織に関する理論を学び、企業経営に必要な知識やスキルを養います。経営戦略論、経営組織論、財務管理論、労務管理論、経営史などを学び、企業の全体像を把握します。また、会計学、金融、マーケティング、情報技術、統計、法律の知識など幅広い分野も学びます。

取得できる資格には、簿記検定、ファイナンシャルプランナー、証券アナリスト、中小企業診断士、税理士、公認会計士、宅地建物取引士、販売士検定、ITパスポート、社会保険労務士などがあります。卒業生は、経営コンサルタントや教員、公務員、証券アナリストなどで活躍しています。

⑤ グローバルビジネス学科/国際経営学科

グローバルビジネス学科や国際経営学科では、英語やビジネススキル、国際感覚を学び、グローバルなビジネスの現場で活躍できる人材を育成します。企業経営、グローバル経済、異文化理解、情報統計、外国語運用能力など幅広い分野を学びます。

取得可能な資格には、日商簿記検定(1~3級)、実用英語技能検定(1~2級)、ビジネス能力検定、TOEIC、IELTS、ITパスポート、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)、旅行業務取扱管理者試験、貿易実務検定、国際会計検定(BATIC)、日商ビジネス英語検定(2~3級)、サービス接遇実務検定試験などがあります。卒業生は、外資系企業や多国籍企業、日本企業の海外駐在員、通訳・翻訳、観光業界などで活躍しています。

⑥ 芸創プロデュース学科/メディアビジネス学科

これらの学科では、エンターテインメントビジネスやメディア業界で活躍できる人材を育成します。

芸創プロデュース学科では、エンターテインメント産業に特化し、経営学やビジネススキルを学びます。音楽、映像、ファッション業界でのプロデュース力を身につけ、グローバルに活躍できる人材を目指します。取得可能な資格には、ファッションビジネス能力検定や色彩検定、イベント検定試験などがあります。

メディアビジネス学科では、メディアを使いこなす力や企画立案能力を養い、映像、音楽、出版物などの制作や企業のメディア戦略を学びます。これにより、クリエイティブ能力を磨き、メディアの最前線で活躍できる人材を育成します。取得可能な資格には、マルチメディア検定などがあります。

卒業生は、エンターテインメント業界やメディア関連企業、広告代理店などで幅広く活躍しています。

⑦ 会計学科

会計学科では、簿記や原価計算、財務会計、管理会計などの基礎的な科目から、企業の環境変化に対応した新たな研究領域まで体系的に学びます。簿記は帳簿記入の技法を学び、財務会計は企業外部の投資家への報告のための会計理論を、管理会計は企業内部での経営者の意思決定に役立つ会計理論を学びます。また、企業評価やファイナンス、経営分析や計画のための管理会計、企業不正と会計監査、会計情報システム、財務分析とファイナンス、英文・国際会計、税務会計なども学びます。

会計学科の学生は、公認会計士や税理士などの国家資格や、日商簿記検定、全経簿記検定などの資格取得を目指します。これにより、企業の会計・経理部門での専門知識を活かして活躍する道が開けます。

卒業生は、会計士や税理士、ファイナンシャル・プランニング技能士として、また、企業の会計・経理部門やコンサルティングファームなどで活躍しています。

⑧ 経営情報学科

経営情報学科では、経営環境の変化や情報技術の進展、経済のグローバル化に対応する実践力のある人材を育成します。経営学や企業論などの経営学の基礎科目、経営数学、統計学、システム設計、情報科学、情報処理論などをバランスよく学びます。文系的な組織管理や運営と、理系的なコンピュータによる情報処理やデータ分析の両面から学び、経営システムの開発や構築、経営マネジメントや企業戦略立案の方法も研究します。

経営情報学は、経営に必要な情報を収集・分析し、経営の分析や意思決定に役立てる学問です。経営学が対象とする「人・モノ・金」に加え、「情報」を中心に研究します。

取得可能な資格には、日商PC検定、簿記検定、ファイナンシャル・プランナー、秘書検定、情報処理技術者(ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者)などがあります。卒業生は、証券会社、銀行、メーカー、流通、サービス業の情報システム部門やコンピュータ関連企業などに就職することが多く、若手起業家としても活躍しています。また、公務員や資格取得を目指す人も多いです。

 

<社会学部・観光学部系の学科>

社会の仕組みや人々の行動、観光業のマネジメントに興味があるなら、社会学部や観光学部系の学科がぴったりです。これらの学科では、社会現象の分析や観光業の運営、サービス業の役割と影響力などを学びます。実社会で役立つ知識とスキルを身につけ、多様なキャリアパスを描くことができます。ここでは、社会学部と観光学部系の学科の魅力と進路についてご紹介します。

⑨ 社会学科

社会学科では、社会の仕組みや人々の行動を多角的に分析し、社会問題を理解し解決する力を養います。学生は、データ分析や社会調査の方法を学び、家族、地域、教育、労働など身近な問題から、社会の歴史や地理的な課題まで幅広く学びます。

社会学は、社会の仕組みと人間の関係を探る学問です。社会の構造が人間の行動にどう影響するか、逆に人間の行動が社会にどう影響するかを考察します。これにより、現代社会の現象を多角的に捉える力が身につきます。

社会学科では、中学校教諭や高等学校教諭の教員免許、社会調査士、社会福祉士、児童指導員などの資格を取得することが可能です。

卒業生は、マスコミ、商品企画・開発、マーケティング、調査機関、金融、保険、メーカー、サービス業、行政、商社、IT、アパレル、観光、人材派遣、教育、運輸、医療関係など幅広い分野で活躍しています。

⑩ 観光学科

観光学科では、観光に関する基礎知識に加え、社会学、商学、文化学、語学など関連する分野も学びます。観光開発や観光経営、地域再生、観光政策など専門性の高い講義を受け、実際の観光地を訪れて実地調査を行うこともあります。観光地計画やホテル経営、文化交流のためのコミュニケーションなど、観光業に必要な知識と技術を身につけます。

観光学科の学生は、旅行産業経営論やホスピタリティ・マーケティングなどの専門講義を通じて、観光業界で求められるスキルを養います。取得可能な資格には、TOEIC、旅行業務取扱管理者、旅程管理主任者、世界遺産検定、ビジネス能力検定、秘書技能検定、実用英語技能検定などがあります。

卒業生の進路としては、旅行業、宿泊業、ブライダル業、交通運輸業(空港グランドスタッフ、鉄道など)、観光開発業(テーマパーク、レジャーランド、観光地経営など)、公務員(観光政策、まちづくりなど)などが考えられます。観光業界での幅広いキャリアパスが開けています。

 

<文学部・人文学部・心理分野の系の学科>

文学や人文学、心理学に興味があるなら、文学部や人文学部、心理分野の学科が最適です。これらの学科では、人間の思想や文化、歴史、心の動きなどを深く学びます。文学や哲学、歴史、心理学など、多様な分野を通じて、人間や社会についての理解を深め、実社会で役立つ知識とスキルを身につけることができます。ここでは、文学部・人文学部・心理分野の学科の魅力と進路についてご紹介します。

⑪ 文学科

文学科では、文学作品を通じて、その国の文化や時代背景、作者の思想を深く探究します。小説、戯曲、詩歌、評論など、多様な文学ジャンルを学び、人間の感情や思想を文字で表現した作品を理解します。さらに、演劇や映画、アニメーションなども研究対象となり、文学を通じて広範な文化的視点を養います。

文学科では、大学によってさまざまな資格を取得することができます。例えば、中学校教諭一種(国語)や高等学校教諭一種(国語・書道)の教員免許、図書館司書や学校図書館司書教諭の司書免許、博物館学芸員の学芸員免許、社会教育士の資格などがあります。これらの資格は、学校や公民館、博物館、図書館などでの仕事や、民間教育産業への就職に役立ちます。

文学科の卒業生は、出版、マスコミ、教育分野など幅広い分野で活躍しています。特に、読書や本づくりに興味を持つ学生が多く、出版社や編集者としてのキャリアを志望する人が多いです。また、金融業や情報産業など、一般的に人気の高い業種にも多く就職しています。

⑫ 地理学科

地理学科では、自然環境と人間社会の関係を学びます。主な研究分野は、人文地理、自然地理、地誌の3つで、フィールドワークや現地調査を通じて地域の実態を深く理解します。自然地理は気候や地形、動植物の分布、人文地理は文化や経済、地誌は地域ごとの特性を研究します。

地理学を学ぶことで、環境問題や人口問題、都市問題など現代社会の課題に対応する力が養われます。文系と理系の両方の視点から学べるのも魅力です。

卒業生は、教員、公務員、旅行業、地図・出版業、測量、コンサルタント、流通業などに就職し、地理の知識を活かして活躍しています。また、大学院に進学する人も多いです。

取得できる資格には、中学校・高等学校教諭一種免許(社会・地理歴史・公民・理科)、測量士補、GIS学術士、地域調査士などがあります。これらの資格は、教育や行政、民間企業でのキャリアに役立ちます。

⑬ 史学科

史学科では、日本や世界の歴史と文化を研究します。人間の文化、政治、経済などの歴史的テーマを、資料や原典に基づいて実証的に探究し、それらの出来事がどのように起こり、どんな意味を持つのかを解明します。

卒業生は、教員、博物館学芸員、文化財行政担当者など歴史に関わる分野で活躍します。また、国家・地方公務員、出版、マスコミ、広告、流通、IT企業など、幅広い業界に進出しています。さらに、大学院に進学して専門的な研究を続ける人も多いです。

取得できる資格には、小学校教諭一種、中学校教諭一種(社会)、高等学校教諭一種(地理歴史)、学芸員、図書館司書、学校図書館司書教諭、社会教育主事などがあります。これらの資格は、教育機関や文化施設でのキャリアに役立ちます。

⑭ 哲学科

哲学科では、人生や世界、宇宙の本質を論理的に探究します。真理、自由、正義、美、意識などのテーマを深く考察し、プラトンやデカルトなどの思想家の作品を学びます。哲学は、「生きるとは何か」「人はどう生きるべきか」「幸せとは何か」といった問いに答えを求める学問です。

哲学科の魅力は、知的探求心を満たし、自己発見や人間的成長の機会を提供する点です。少人数のゼミナールでの討論や共同学習を通じて、自己表現力や論理的思考力を養います。

取得できる資格には、教員免許、学芸員、図書館司書・司書教諭、社会教育主事などがあります。これらの資格は、教育機関や文化施設でのキャリアに役立ちます。

卒業生は、公務員、教員、図書館司書、社会教育主事など多様な分野で活躍しています。また、出版、マスメディア、広告、語学関連などでもそのスキルを活かしています。

⑮ 心理学科

心理学科では、人間の行動や思考、深層心理を探る学問を学びます。心理学は基礎心理学と応用心理学に分かれ、人間の内面、会話、記憶、コミュニケーションなどを幅広く研究します。

心理学は、「実験心理」「社会・応用心理」「臨床・発達心理」の分野に分かれ、人間の知覚や認識、行動、心のケアを学びます。また、カウンセリングに役立つコミュニケーションスキルも身につけます。

心理学の魅力は、人間の心の働きを理解し、対人関係を円滑にする方法や社会問題を解決する手がかりを見つける点です。

取得可能な資格には、公認心理師、認定心理士、社会調査士、社会福祉主事、社会教育主事、児童指導員、児童福祉司などがあります。

卒業生は、公認心理師、臨床心理士、心理カウンセラー、産業カウンセラー、メンタルトレーナー、社会福祉士などの職業で活躍しています。

 

おわりに

大学の文系でお勧めの学科15選をご紹介しました。各学科には、それぞれの魅力と学びの深さがあり、どの分野も将来のキャリア形成に役立つ知識とスキルを提供します。自分の興味や関心に合わせて学科を選び、大学での学びを最大限に活かしていくことが大切です。今回の情報が、皆さんの大学選びの参考になれば幸いです。自分に最適な学科を見つけて、充実した大学生活を送りましょう。

 

日本経済大学・経済学部と経営学部

日本経済大学の福岡校・渋谷校・神戸校には、経済学部と経営学部2つの学部があります。

日本経済大学の経済学部は以下の3つの学科に分かれています。

① 経済学部
・経済学科
・商学科
・健康スポーツ経営学科

そして、日本経済大学の経営学部は以下の3つの学科に分かれています。

②経営学部
・経営学科
・グローバルビジネス学科
・芸創プロデュース学科

多くの大学が3年次から就活支援を開始する中、日本経済大学では1年次からキャリアデザインを形成し、就職活動を見据えた支援をしています。1年次から将来のビジョンを持ち、専門分野を学べるのが日本経済大学の特徴です。

是非、参考にしてみてください。https://www.jue.ac.jp/

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