女子ラグビーで大学進学を目指すなら?

注目の強化大学を紹介!

by info@remi.website

「ラグビー=男子のスポーツ」というイメージ、まだ持っていませんか?でも実は今、女子ラグビーがどんどん注目されているんです。オリンピックでの女子セブンズ代表の活躍、高校での全国大会開催、そして競技人口の増加。高校でラグビーを頑張ってきた女子選手たちの中には、大学でもラグビーを続けたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

ただ、女子ラグビー部がある大学はまだ限られていて、「どこに進学すれば続けられるの?」と悩む人も少なくありません。そこで今回は、女子ラグビーに力を入れている大学や、大学選びのポイントをご紹介します。記事の最後では、近年注目を集めている日本経済大学の女子ラグビー部も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. 女子ラグビーが注目される理由とは?

ここ数年で、女子ラグビーの注目度はぐんと高まっています。その大きなきっかけのひとつが、オリンピックや国際大会での日本代表の活躍です。特に7人制ラグビー(セブンズ)では、スピード感のある試合展開と迫力あるプレーが話題になり、「ラグビーってこんなに面白いんだ!」と感じた人も多かったはずです。

また、高校女子の全国大会が開催されるようになったことも大きな進歩です。まだ部員数が少ない学校も多いため、地域合同チームで出場することもありますが、これによって女子選手たちが目指せる舞台がぐっと広がりました。

さらに、大学や地域のクラブチームなどが積極的に女子選手の受け入れを始めたこともあり、ラグビーを高校までで終わらせずに、もっと続けたいという女子の選手が増えています。初心者から始めた選手が大学で一気に成長し、全国大会に出場する例もあり、「私にもできるかも」と感じられる環境が整いつつあります。

競技人口こそまだ男子に比べて少ないものの、だからこそ今の女子ラグビー界には自分の力で道を切り開けるチャンスがあるのです。

2. 女子ラグビー部がある大学はまだ少数派?

実は、女子ラグビー部がある大学は全国でもまだまだ少数派です。男子ラグビー部は多くの大学にありますが、女子チームとなると限られた大学にしか存在しないのが現状です。そのため、高校で女子ラグビーをしていた人が進学後に競技を続けようと思っても、選択肢は限られてしまいます。

ただ、それは裏を返せば、女子選手を歓迎してくれる大学がとても貴重な存在であるということ。特に、競技歴が短くてもやる気のある選手を積極的に受け入れたり、新設チームで選手を一から育てたりしている大学もあります。

大学を選ぶ際には、女子ラグビー部やクラブチームの有無を確認することはもちろん、どれくらいの頻度で活動しているのか、どんな指導者がいるのかもチェックしておくと安心です。また、学業とラグビーを両立しやすいかどうかや、就職サポートがしっかりしているかなども、大学生活を充実させるうえで大切なポイントになります。

このように、選択肢が少ないからこそ、情報をしっかり集めて、自分に合った大学を見つけることが何より大切です。次の章では、実際に女子ラグビーに力を入れている注目の大学の特徴についてご紹介していきます。

 

3. 女子ラグビーに力を入れている注目の大学

現在、全国には女子ラグビー部を設ける大学がじわじわと増えていますが、特に力を入れている大学は限られた存在です。ここでは、最近注目を集めた大会結果などから、実際に成果を挙げている大学の実例をご紹介します。

・日本体育大学

大学女子7人制ラグビー大会で常に上位に名を連ねる強豪校として知られます。セブンズ競技において、全国トップレベルの実力を持っており、高校から直接進学した選手が即戦力として活躍できる環境が整っています。

・立正大学

こちらも女子7人制の全国大会で上位常連。選手が切磋琢磨し合える環境があり、練習も厳しさと楽しさのバランスを取っていて、初心者からでもスキルを伸ばしやすい雰囲気です。

・追手門学院大学(VENUS)

京都・大阪を拠点とし、セブンズで優勝争いに絡む力があるチームです。自主練習とフィジカル強化に特に力を注いでおり、身体能力を伸ばしたい選手におすすめです。

・早稲田大学

大学ラグビー界の名門・早稲田の女子版として、資金や施設などの支援体制がしっかりしている環境があります。伝統と実績を背景に、高いレベルでの育成が可能です 。

4. 大学で女子ラグビーを続けるメリット

高校まで頑張ってきたラグビーを、大学でも続けるべきかどうか迷っている人もいるかもしれません。でも、大学ラグビーには高校とはまた違った魅力やメリットがたくさんあります

まずひとつは、仲間とのつながりが強くなること。同じ目標に向かって努力する仲間たちと出会えるのは、大学ラグビーならではの魅力です。学年を越えたチームワークや、一生の友だちになるような絆が生まれることも多いです。

次に、レベルアップできる環境が整っていること。大学には経験豊富な指導者がいるチームも多く、トレーニング設備やサポート体制も高校以上に充実しています。「高校ではレギュラーになれなかったけど、大学で開花した」という選手も少なくありません。

さらに、競技だけでなく就職にもつながるチャンスがあるのもポイントです。大学によってはスポーツ推薦枠やキャリア支援制度があり、企業からも「ラグビーで培った精神力や協調性」を高く評価されることがあります。実際に、卒業後に教員、スポーツ関連企業、公務員など、さまざまな道へ進んでいる先輩たちがいます。

そして何より、自分自身の成長を実感できること。体力・技術の向上だけでなく、時間管理や自己管理、チーム内でのコミュニケーション能力も自然と鍛えられます。これは社会に出てからも大きな武器になるはずです。
「好きなことを大学でも続けたい」「もっと上手くなりたい」「仲間と何かをやり遂げたい」――そんな気持ちがあるなら、大学ラグビーはあなたにとって大きなステージになります

 

5. 将来の進路を見据えた大学選びのコツ

大学で女子ラグビーを続けたいと思ったとき、ただ「ラグビーができる」だけで進学先を決めるのはもったいないかもしれません。競技と学業の両立、そしてその先の未来まで考えた大学選びが大切です。

まずチェックしておきたいのは、自分が学びたいことが学べるかどうか。たとえばスポーツ系の学部だけでなく、経済、教育、福祉、ビジネスなど、自分の興味に合った学びができる大学なら、ラグビー以外の時間も充実します。将来の仕事にもつながりやすくなります。

次に、部活動や競技をサポートする体制があるかも重要です。専属コーチやトレーナーがいる、食事や寮生活の支援がある、怪我のサポート体制が整っている、などの点を調べておくと安心です。また、奨学金制度やスポーツ推薦制度の有無も確認しておくと、経済的な不安を軽減できます。

さらに、卒業後の進路支援が充実しているかにも注目しましょう。就職支援の手厚い大学では、スポーツ経験を活かした進路をサポートしてくれることがあります。キャリアセンターの活用や、OBOGネットワークによる就職情報なども大学によって差があります。

そして最後に大事なのは、自分が「ここで頑張りたい」と思えるかどうか。学校の雰囲気やチームの空気感は、実際に見てみないと分からないこともあります。オープンキャンパスや練習見学、個別相談などを通じて、気になる大学には一度足を運んでみるのがおすすめです。

自分の未来を広げるための大学選びは、ラグビーのためだけでなく、あなた自身の人生のためでもあります。次は、そんな視点からも注目したい、女子ラグビーに力を入れている大学のひとつ、日本経済大学についてご紹介します。

日本経済大学の女子ラグビー部に注目!

日本経済大学女子ラグビー部「AMATERUS(アマテラス)」は、2020年に創部された若いチームながら、全国大会への出場や日本代表選手の輩出など、急速に実績を積み上げている注目の存在です。

● 創部の理念と指導体制

2020年4月、日本経済大学福岡キャンパスにて女子ラグビー部が創設されました。チーム名「AMATERUS」は、日本神話の太陽神・天照大神にちなんで名付けられ、”光を照らす存在に”という願いが込められています。理念は「ラグビーを通じた人づくり」。単なる競技力向上にとどまらず、社会で活躍できる人材を育てることを目指しています。

指導を務めるのは、元ラグビー日本代表の淵上宗志監督。選手の個性を尊重しつつ、判断力・基礎技術・人間性をバランスよく育てる指導が特徴です。専用の天然芝グラウンドには自動芝刈り機も導入され、質の高い練習環境が整備されています。

● チーム構成と多様性

現在、AMATERUSには約30名の選手が在籍。その中には、ニュージーランドやフィジーからの留学生も含まれており、国際色豊かなメンバー構成となっています。異なる文化背景を持つ選手たちが協力し合うことで、チームとしての結束力も高まっています。

● 大会での実績

創部からわずか数年で、AMATERUSは全国レベルの大会で結果を残しています。女子7人制ラグビーの国内最高峰「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」への参戦や、女子15人制ラグビーの全国選手権で準決勝進出など、着実に力をつけています。これにより、全国からラグビーに情熱を持つ女子選手たちが集まるようになっています。

● 日本代表に2選手が選出!

2025年4月、日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築 明寿香)女子ラグビー部に所属する、町田美陽(まちだ・みはる)さん(経済学部健康スポーツ経営学科3年・佐賀工業高校出身)と、垂門奈々(たれかど・なな)さん(経済学部経済学科3年・鹿児島情報高校出身)の2選手が、女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」アメリカ遠征のメンバーに選出されました。

町田選手はプロップとして代表戦に出場し、スクラムの安定や力強いボールキャリーで活躍。初キャップとは思えない落ち着いたプレーで、国際試合でも堂々たる存在感を示しました。一方、垂門選手はフランカーとして出場し、攻守両面で積極的な動きを見せ、代表戦でトライを記録する鮮烈なデビューを飾りました。

この2名の代表入りは、若いチームでありながらも選手育成の質の高さを証明する出来事です。指導者の熱意、練習環境、そしてチームメイト同士の高め合いが、全国トップクラスの実力を持つ選手を育てる土壌となっています。

● ラグビーと学びを両立できる大学

日本経済大学では、ラグビーだけでなく学業との両立もしっかり支援されています。経済学を中心に、スポーツマネジメントや健康に関する分野も学ぶことができ、将来は教職、スポーツ関連企業、公務員など多様な進路が開かれています。部活動を通じて得た経験は、就職活動や社会人生活でも大きな強みになります。

全国で女子ラグビーに本気で取り組める環境はまだ限られています。その中で、日本経済大学女子ラグビー部AMATERUSは、競技力・人間力・学力のすべてを高めたい女子選手にとって、理想的な進学先の一つです。

おわりに

女子ラグビーは、まだ発展途中の競技だからこそ、自分の努力がチームや競技全体に大きな影響を与えることができます。大学で本気で続けたいと思っている人にとって、環境選びはとても重要です。今回紹介したような注目の大学やチームを参考に、自分に合った進学先を見つけてください。新しい挑戦をするあなたを、ラグビーの世界はきっと歓迎してくれるはずです。

日本経済大学 福岡キャンパスの
オープンキャンパスに行ってみよう!

福岡・太宰府にある日本経済大学〈福岡キャンパス〉では、来校型とオンライン型のオープンキャンパスを定期的に開催しています。保護者の同伴も歓迎されており、大学の雰囲気や学びの内容を実際に体験できる絶好のチャンスです。

オープンキャンパスではこんな体験ができます:

・学科紹介や模擬授業で、大学での学びが具体的にわかる

・在学生との交流コーナーでリアルなキャンパスライフを聞ける

・キャンパスツアーで、太宰府の自然に囲まれた校舎を見学

・参加特典の配布もあり(※内容は時期によって異なります)

アクセスも便利!

キャンパスは西鉄太宰府駅から徒歩約10分。博多駅や天神エリアからのアクセスも良好で、遠方からの参加もしやすい立地です。周辺には太宰府天満宮や九州国立博物館もあり、見学のついでに観光も楽しめます。

▼オープンキャンパスの詳細・申込はこちらから:
https://www.jue.ac.jp/juken/open_campus/

▼福岡キャンパスへのアクセス情報はこちら:
https://www.jue.ac.jp/access_fukuoka/

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