これからの時代はDX(デジタルトランスフォーメーション)!

未来を変える大学はここだ!

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スマホで買い物をしたり、AIが会話をしたり、オンラインで授業を受けたり。私たちの暮らしは、いつのまにかデジタル技術に支えられたものへと大きく変わってきました。

そんな変化の中心にあるのが「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。

DXとは、デジタルの力で社会やビジネスの仕組みそのものを変えていくこと。今、企業や自治体などあらゆる分野でこの“DX人材”のニーズが高まっています。

つまり、DXを大学でしっかり学んでおくことは、将来の選択肢やチャンスを大きく広げる第一歩になるということなんです。

そこで今回は、DXに強い大学10校を厳選してご紹介します。ビジネスや情報、デザイン、グローバルマネジメントなど、それぞれの大学がどんな形でDXを学べるのか、特徴やカリキュラムもあわせて解説。

未来を見すえて大学選びをしたい方、デジタルを武器に活躍したい方、ぜひチェックしてみてください!

1. DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、簡単に言えば「デジタルの力で社会やビジネスを変えること」。企業がITを使って効率を上げるだけでなく、働き方やサービスそのものを根本から見直し、より良い形に進化させていく取り組みです。

たとえば、昔は紙の書類で管理していた業務をすべてクラウド化したり、店舗に来なくてもスマホで買い物や診察ができたりするのもDXの一例。AIやIoT、ビッグデータなどの最新技術を使いこなしながら、「便利でスマートな社会」を実現するのが目的です。

最近では企業だけでなく、学校や病院、役所などもDXを進めています。つまり、どんな分野でも「デジタルで変えていく力」が求められる時代。これからの未来をリードする人材になるには、DXを理解し、活用できる力が必要なんです。

2. DX(デジタルトランスフォーメーション)を学ぶメリットとは?

DXを学ぶことは、単に「ITスキルが身につく」というだけではありません。これからの時代に、社会のあらゆる分野で求められる“未来のスキル”を手に入れるということなのです。

● 就職に強くなる!

今、多くの企業がDXを進める人材を求めています。IT企業だけでなく、メーカー、金融、医療、行政など、業界を問わず“デジタルに強い人”が活躍中。大学でDXを学んでおけば、就職活動でも一歩リードできます。

● 問題解決力や発想力が身につく

DXは「ITを使って何を変えるか」がカギ。そのためには、世の中の課題を見つけ、それをどう解決するかを考える力が必要です。大学でプロジェクト型の授業に取り組むことで、実践的な考え方やチームワークも学べます。

● 起業やフリーランスにも強くなる

SNSやネットショップ、アプリ開発など、デジタルを使えば個人でもビジネスが始められる時代。DXを学んでおくことで、自分のアイデアを形にする力がつき、「自分の会社をつくる!」という夢も現実に近づきます。

● 世界で活躍するチャンスも!

DXは世界中で進んでいます。英語でITを学ぶ機会があったり、留学生とプロジェクトを組んだりする大学もあり、グローバルに働く力も自然と身につきます。

「将来が不安…」という人こそ、DXは強い味方。時代に必要とされるスキルを大学で身につけ、未来の選択肢を広げましょう。

3. DX(デジタルトランスフォーメーション)が学べる大学10選

「DXって大事そうだけど、どこで学べるの?」と思った人も多いはず。実は最近、DXに特化した学部やコースを持つ大学がどんどん増えてきています。

ここでは、デジタル技術やビジネス、データ活用などを本格的に学べる大学を10校ピックアップしました。将来に直結するスキルを身につけたい人は、ぜひチェックしてみてください!

① 日本経済大学

経営学部 経営学科 デジタルビジネス・マネジメントコース(東京渋谷キャンパス)

日本経済大学は、福岡・東京・神戸の3キャンパスを拠点に、時代の変化に合わせた柔軟な学びを提供している私立大学です。なかでも、DXやAIなどのデジタル分野をビジネスに活かす力を育てる「デジタルビジネス・マネジメント学科」は、東京・渋谷駅直結の最新キャンパスに設置されており、都市型の先進的な教育環境が魅力です。

この学科では、経営やマーケティングの基本に加えて、データ分析やデジタルマーケティング、AI活用など、今のビジネスに欠かせない実践的なスキルを学べます。Google出身の教授をはじめ、広告やIT業界で活躍してきた講師陣がそろっており、現場に即した授業が展開されているのも大きな特徴です。

たとえば、「デジタルコマース概論」では、ネットショップの仕組みや売上戦略を学びながら、自らオンラインショップを企画する演習も実施。ビジネスの現場を意識した内容が充実しており、大学在学中から「実践経験」が積めるカリキュラムとなっています。

さらに、日本経済大学は文部科学省の「デジタルを活用した教育高度化プラン」にも採択されており、学内でもDX化を積極的に進めています。オンラインでの協働学習やキャリア支援ツール「eポートフォリオ」の導入など、教育そのものにもデジタルを活用する姿勢が強く、学生一人ひとりの成長をサポートする仕組みが整っています。

「渋谷」という情報発信の最前線で、デジタルと経営の両方を学べる環境は貴重です。将来、IT業界やスタートアップ企業、あるいはデジタルマーケティングの分野で活躍したいと考えている人にとって、非常に実践的で刺激的な学びが待っている大学です。

経営学部 経営学科 デジタルビジネス・マネジメントコース

② 亜細亜大学

経営学部 データサイエンス学科

亜細亜大学は、アジアと日本をつなぐ教育を重視し、国際的な視野を持つ人材育成に力を入れてきた大学です。2023年には、データと経営の力で社会を動かす新しい人材を育てるため、「データサイエンス学科」が経営学部内に誕生しました。

この学科の特徴は、データ分析やAIの知識に加えて、ビジネスにどう活かすかという「経営視点」も学べること。たとえば、学生が実際にアプリを企画・開発する授業もあり、アイデアを形にするプロセスを体験的に学べます。数字に強くなりながらも、創造力やチームでの発信力も磨かれるカリキュラムが用意されています。

また、国際色豊かなキャンパスで、アジア各国からの留学生と共に学べるのも大きな魅力。DX時代に必要とされる「分析力」「創造力」「経営力」をバランスよく育てながら、国内外で活躍できる実力を身につけたい人におすすめの学科です。

③ 大阪工業大学

情報科学部 データサイエンス学科/実世界情報学科

関西屈指の理工系総合大学・大阪工業大学では、DX時代に求められる実践力を育てるため、情報科学部に2つの注目学科を設置しています。

■ データサイエンス学科

AIやデータ活用が当たり前になる時代に向けて、2021年にスタートした学科です。経営やマーケティング、ものづくりなど、幅広い分野で活きる「データの力」を実践的に学べるのが大きな特徴。情報処理技術を土台に、AIや統計の基礎から、ビジネスへの応用までを丁寧に学べるカリキュラムが組まれています。将来、企業のDX戦略や新しいサービスづくりに関わる仕事を目指す人におすすめです。

■ 実世界情報学科(2025年開設予定)

現実世界にある人・モノ・環境の情報をセンサーやIoTで取得し、それをAIで分析して社会課題の解決に役立てる——そんな未来型の学びを展開する新学科です。ドローンやロボットの制御技術、スマートシティ開発などに直結する内容が豊富で、枚方キャンパスには大型の実証実験施設「DXフィールド」も新設予定。地域との連携プロジェクトもあり、リアルな課題解決に挑む機会が多いのも特徴です。

④ 東洋大学

情報連携学部(赤羽台キャンパス)

東洋大学の情報連携学部は、デジタル技術を駆使して社会の変化をリードできる人材を育てることを目指して設立された学部です。キャンパスは東京都北区・赤羽台にあり、都市型の学びを活かしながら、情報と他分野をつなぐ“連携”に重きを置いた教育が行われています。

この学部では、プログラミングやデータベース、AIなどのコンピュータ・サイエンスの基本をしっかり学んだ上で、それらをどのように社会課題の解決に役立てていくかという視点を重視。工学だけでなく、ビジネスや行政など幅広い分野と関わりながら、DXを実現するための実践的な知識と思考力を養います。

デジタル技術の進化はとても速く、時代はどんどん変わっていきます。その変化に柔軟に対応し、新しい価値をつくり出せる力を身につけたい人には、ぴったりの環境といえるでしょう。

⑤ 近畿大学

情報学部

2022年に新設された近畿大学の情報学部は、AIやIoTといった最先端技術を学び、現代のデジタル社会を支える人材を育てることを目的とした学部です。西日本を代表する総合大学としてのスケールと研究環境を活かし、実践的な教育が展開されています。

カリキュラムは、数学やプログラミングなどの基礎からスタートし、上級学年ではAI、データサイエンス、サイバーセキュリティ、ヒューマンインターフェースといった専門分野に分かれて学びを深めていきます。DXに関わる知識やスキルを体系的に身につけながら、新しいサービスや価値を生み出せる力を育成していきます。

「実学教育」を掲げる近畿大学らしく、学んだ知識を社会にどう活かすかを重視している点も大きな特徴。IT業界をはじめ、幅広い分野でDXを推進する力を持つ人材を目指すにはぴったりの学部です。

⑥ 京都産業大学

情報理工学部

京都産業大学の情報理工学部は、デジタル技術を活用し、これからの社会を支える人材を育成するための学びが詰まった学部です。AIやIoT、ロボティクス、セキュリティ、データサイエンスなど、多彩な専門分野を10コースに分け、学生は自分の関心に合った分野を自由に選んで学ぶことができます。

プログラミングや情報の基礎はもちろん、1年次の秋から専門的なコースを選択し、段階的に知識とスキルを深めていくのが特長。例えば、AIによるデータ分析、ネットワークインフラの構築、セキュリティ対策、さらにはロボット制御やVR技術まで、実践的な内容が豊富にそろっています。

また、学部を越えて受講できる「共通教育科目」では、起業家精神やビジネス発想を鍛えるプログラムも用意されており、文理を問わず横断的な学びが可能です。これにより、単なる技術者ではなく、社会の課題を自らの手で解決できる“考えるエンジニア”を目指す環境が整っています。

変化の速いデジタル社会に柔軟に対応し、新たな価値を創り出したい人にとって、京都産業大学は大きな力になるでしょう。

⑦ 多摩大学

経営情報学部 経営情報学科

多摩大学の経営情報学部は、経営の視点とITスキルを組み合わせ、実社会で活躍できるDX人材を育てることを目指す学部です。キャンパスは東京・多摩にあり、1学年あたりの学生数は約500名。少人数制の授業が中心で、学生と教員の距離が近く、アットホームな学びの環境が整っています。

この学科の大きな特徴は、早い段階から現場に近い形で学べる点です。1年次からゼミに参加し、企業や地域団体と連携したプロジェクトに取り組むなど、アクティブ・ラーニングが充実。実際の課題に向き合うことで、ビジネスの現場感覚や問題解決力を自然と養うことができます。

さらに、データ分析やマーケティング、AI、プログラミングなど、自分の興味に応じて専門分野を深める選択肢も豊富。2年次以降は、より実践的なテーマに取り組む「ジョブ型」教育も導入されており、就職に直結するスキルの習得が可能です。

DXの波が押し寄せる今、経営とITの両方を学びたい人にとって、多摩大学は“即戦力”を目指せるリアルな学びの場となるはずです。

⑧ 北海道情報大学

経営情報学部(2026年度より総合情報学部へ名称変更予定)

北海道情報大学は、ITと経営を融合させた実践的な学びを早くから取り入れてきた、道内屈指の情報系大学です。学生には1人1台ノートPCが貸与され、学内は無線LAN完備。最先端のICT環境で学べることも魅力のひとつです。

経営情報学部では、「経営」と「情報技術」の両面から、現代のビジネス課題を解決できるDX人材の育成を目指しています。中でも「先端経営学科」では、AIやネットワーク、データ活用を軸に、地域課題の解決や新しいビジネスモデルの提案に取り組むプロジェクト型授業が豊富です。観光振興、移住支援、未来のドローンサービスなど、実際の社会に結びついたテーマにチャレンジできます。

また、「システム情報学科」では、AIやIoTを活用して暮らしを豊かにするICTエンジニアを育成。スマート農業、自動運転、エネルギーの最適化など、Society 5.0時代に求められる技術と実践力を養います。

2026年からは「総合情報学部」に名称変更される予定で、これまで以上に情報・経営を融合させたカリキュラムが展開されていきます。北海道という広いフィールドで、リアルな課題と向き合いながら、未来を創る力を育てたい人におすすめの大学です。

⑨ 芝浦工業大学

デザイン工学部/システム理工学部 情報課程(※2026年新設予定)

芝浦工業大学は、首都圏を拠点とする理工系の実力校として、産業界とのつながりが強く、実践的な学びが充実しています。デジタル社会の変革に対応した教育を展開しており、DX時代に必要な設計力・開発力を身につけられる環境が整っています。

■ デザイン工学部

デザイン工学部では、「使いやすさ」や「体験の質(UX)」に焦点を当てたモノづくりを学びながら、社会の課題を発見・解決する力を育てていきます。特に近年は、DXの視点を取り入れた授業が拡充。グループワークを通じた課題発見や、国内外のDX事例を分析する演習などを通して、実社会におけるデザイン思考の活用法を学びます。

地域と連携したプロジェクトも活発で、たとえば愛知県蒲郡市の地域創生に関わるなど、実践の場でDXを体感する機会も豊富。2028年度にはカリキュラムが全面的に見直され、豊洲キャンパスへの統合とともに、より一貫性のある教育体制へと進化する予定です。

■ システム理工学部 情報課程(※2026年設置構想中)

システム理工学部では、2026年に「情報課程」の新設が予定されており、IoT、ソフトウェア、メディア、データサイエンスの4つの専門コースを通じて、次世代の情報人材を育てるカリキュラムが構想されています。
特徴は、特定分野の専門性だけでなく、他分野との“かけ合わせ”を意識した柔軟な学び。「IoT×都市開発」や「データサイエンス×環境」など、社会課題に即したモジュールを自由に組み合わせることで、変化に強い課題解決力を養います。

複数領域にまたがる学びを通じて、スマートシティの構築やAIを活用した新サービスの開発など、DXを牽引する技術者を目指すにはぴったりの環境です。

芝浦工業大学は、「技術で社会に貢献する」という理念のもと、理論と実践のバランスを重視した教育を展開しています。エンジニアリングだけでなく、社会をより良くデザインする視点も養いたい人にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

⑩ 国際大学(IUJ)

研究科:国際経営学研究科/国際関係学研究科(大学院)

国際大学(International University of Japan)は、日本で初めて設立された完全英語による大学院大学として、世界中から学生が集う国際色豊かな学びの場です。特にビジネスとグローバルな視点を融合させた教育に定評があり、DX時代に対応した高度なプログラムも充実しています。

注目すべきは、1年間で修了可能な「デジタルトランスフォーメーションプログラム(DXP)」。このプログラムでは、AIやビッグデータ、ブロックチェーン、クラウド技術などの最先端テクノロジーに加えて、ビジネス戦略、イノベーション、フィンテックといった実践的な分野を幅広く学ぶことができます。

授業はすべて英語で行われ、教授陣には世界各国から集まった研究者や実務家が名を連ねます。また、実際の企業課題に取り組むプロジェクト型授業も取り入れられており、仮想グローバルチームによるケーススタディなど、実社会に直結した経験を積むことができます。

このプログラムを修了した学生は、デジタルを活用した組織変革を担うマネージャー、官公庁のICT政策担当、グローバル企業のDX推進責任者など、国内外で多様なキャリアを築いています。

世界を舞台に、デジタルで社会を変えていく力を身につけたい人にとって、IUJは最適なステージといえるでしょう。

おわりに

DXは、これからの社会を動かす大きなキーワードです。
どの分野に進んでも、デジタルの知識やスキルは必ず役に立ちます。
今回ご紹介した大学では、それぞれの強みを活かしながら、DXに対応した学びが用意されています。

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