学部別就職率ランキングで徹底比較!

進路選びの参考に

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進路選びを考える高校生の皆さんにとって、将来の就職は大きなポイントですよね。どの学部に進むかによって、自分のキャリアや人生の方向性が大きく変わるため、「学部選び」は慎重に行いたいものです。そして、学部選びの際に参考にしたい要素の一つが「就職率」です。

就職率が高い学部は、それだけ企業からのニーズが強く、専門的なスキルを身につけられることを意味します。では、実際にどの学部の就職率が高いのか?今回は、学部ごとの就職率ランキングと、その理由について詳しく解説していきます。

それぞれの学部には独自の魅力があり、自分の興味や得意分野に合った学部を見つけることで、将来のキャリアに活かせるスキルを身につけることができます。この記事を読んで、学部選びのヒントにしてみてくださいね。

なお、この記事で紹介する就職率の数字はあくまで“目安”です。就職率は年ごとに変動し、景気の状況や社会のニーズによっても左右されます。また、就職率が高いからといって、その学部に進めば必ず良い就職先が見つかるわけではありません。最終的には自分の興味や目標をしっかりと考え、納得できる進路選びをしていくことが大切です。

 

1. 就職率が高い学部ランキングトップ5

1位:看護学部・医療系学部(就職率90%以上)

看護学部や医療系学部は、就職率の高さで他を圧倒しています。その理由の一つは、卒業と同時に看護師や薬剤師、理学療法士といった国家資格の取得が可能である点です。これらの資格は医療現場で非常に需要が高いため、病院やクリニックなどの医療機関からの求人が豊富です。また、看護師は全国どこでも必要とされるため、地域に関係なく就職先が見つかりやすいのも魅力です。

主な就職先:病院、クリニック、薬局、訪問看護ステーション、介護施設など

2位:工学部(就職率80%~90%)

工学部は、理系学部の中でも特に就職率が高い学部です。その理由は、企業が求める「技術力」や「専門知識」を持った人材を育てる学部であるからです。特に、機械工学や電気工学、情報工学といった分野は、メーカーやIT企業、建設会社など幅広い業界で必要とされるスキルを身につけることができます。また、企業の研究開発部門や製造現場での需要も高いため、エンジニアとしてのキャリアを築きやすい環境が整っています。

主な就職先:自動車メーカー、電機メーカー、IT企業、建設会社、プラントエンジニアリングなど

3位:教育学部(就職率80%~90%)

教育学部も就職率が高い学部の一つです。特に教員免許を取得している学生は、学校の教員としての就職が期待されます。学校の教員は公務員としての安定した職業でもあるため、長期的なキャリアを築きやすいです。また、教員以外でも、学習塾や子ども関連の施設、教育関連企業での採用も多く、教育の専門知識を活かして多様な就職先が見つかります。最近では、ICT(情報通信技術)を活用した教育が注目されており、そのスキルを持つ教育学部生への需要も高まっています。

主な就職先:小学校・中学校・高校、学習塾、教育関連企業、児童福祉施設など

4位:経済学部・商学部(就職率70%~80%)

経済学部や商学部は、就職先の幅広さが特徴です。銀行や証券会社といった金融業界、商社やメーカーなど多岐にわたる業界で経済学の知識が活かされます。特に、金融業界や商社は多くの学生にとって人気の就職先であり、就職活動の際に経済学部生が有利に働く場面が多いです。また、マーケティングや会計の知識も身につけるため、コンサルティング会社や一般企業の企画・営業部門でも活躍できるのが強みです。さらに、公務員試験にも対応しやすいため、行政や自治体での就職も期待できます。

主な就職先:銀行、証券会社、商社、メーカー、コンサルティング会社、官公庁など

日本経済大学 経済学部で学ぼう!

都築育英学園 日本経済大学は、経済学と経営学に特化した学問の専門大学です。総合大学の形態をとらず、経済学と経営学に特化しており、実務経験豊富なビジネスのプロたちを教員として多く招聘しています。

福岡校を拠点にキャリアサポートが充実した『経済学部』を展開しています。経済・商学・健康スポーツ経営学科の3学科があり、それぞれ8つのコースが用意されています。

5位:国際系学部(就職率70%~80%)

国際系学部(国際関係学部、国際経済学部、国際コミュニケーション学部など)は、語学力やグローバルな視点を持った人材を育てる学部です。グローバル化が進む現代において、海外でのビジネス展開や多国籍企業との取引が増えており、そのための人材を企業は積極的に求めています。特に、商社や貿易会社、旅行業界、外資系企業などでは、語学力や異文化理解力を持つ人材が重宝されるため、就職率が高くなる傾向があります。

主な就職先:商社、貿易会社、外資系企業、旅行会社、航空会社、国際NGOなど

日本経済大学 経営学部 グローバルビジネス学科で学ぼう!

日本経済大学(福岡校/渋谷校)の経営学部に設置されているグローバルビジネス学科は、学生に高度な英語力とビジネススキルの習得を目指す場として知られています。この学科の特徴は、ほとんどの授業が英語で行われることです。これにより学生は、グローバルなビジネス環境で活躍するためのコミュニケーション能力と専門知識を同時に磨くことができます。

 

2. 就職率だけで選ばない!自分に合った学部を見つけるコツ

① 興味や得意分野を軸に選ぶ

まず第一に、自分の「興味」や「得意分野」を軸に学部を選ぶことが大切です。就職率が高いからといって、自分の関心のない分野を選んでしまうと、大学での学びやその後のキャリアにモチベーションを持ち続けることが難しくなる可能性があります。

たとえば、「子どもが好きで、その成長に興味がある」という人は、教育学部だけでなく、心理学部や福祉系学部も視野に入れてみましょう。心理学部では子どもの心理や発達を学ぶことができ、福祉系学部では児童福祉の観点から子どもと関わる方法を学べます。また、「グローバルに活躍したい」という夢を持つなら、国際関係学部や観光学部、語学系学部なども魅力的な選択肢です。

大学での学びは長く続きます。そのため、自分が興味を持てる分野を選ぶことで、日々の授業や研究が楽しくなり、より深い知識を身につけることができます。将来にわたって自分らしく輝けるキャリアを目指すためにも、「何を学びたいのか?」という視点をしっかりと持って学部を選びましょう。

② 意外と需要が高い「狙い目」の学部をチェック

就職率ランキングには上位に出てこないものの、実は企業や社会からのニーズが高く、「狙い目」とされる学部も多く存在します。こうした学部は、専門的な知識を持った人材が少ないため、供給に対して需要が足りていないことが多いです。そのため、これらの学部で専門知識を身につけると、就職活動で高いアピールポイントになります。

(1) 農学部

農学部は、農業や食糧生産の知識を学ぶ学部ですが、食品業界やバイオテクノロジー関連企業からのニーズが非常に高いです。最近では、食の安全や環境問題への関心が高まっており、農業技術の研究者や食品開発の専門家が求められています。また、農業ビジネスに興味がある人にとっても、農学部での学びは将来のキャリアに直結しやすいです。

(2) 心理学部は、医療・福祉や教育、さらには企業の人事部門まで幅広い分野で活躍の場があります。特に、メンタルヘルスの重要性が高まる現代において、心理学の知識を持つ人材は医療機関や企業にとって貴重な存在です。カウンセラーや産業カウンセラーとして働くだけでなく、商品開発やマーケティングで消費者心理を分析する役割としても心理学の知識は役立ちます。

(3) 観光学部

観光学部は、旅行業界や観光ビジネスに興味のある人におすすめの学部です。コロナ禍で一時的に観光業界は低迷しましたが、ポストコロナ時代には観光産業の再活性化が期待されています。観光学部で身につけた知識や異文化理解力を活かして、旅行会社、観光施設、さらには自治体の観光振興に関わる仕事など、多様なキャリアを目指すことができます。

就職に有利な旅行業務取扱管理者の資格取得を支援することも特徴の一つで、観光文化論、観光政策論、現代ツーリズム論、ホスピタリティビジネスなどの科目があります。在学中には、旅行業務取扱管理者(総合・国内)、TOEIC®、実用英語技能検定(1~3級)、旅程管理主任者(ツアーコンダクター)、世界遺産検定などの資格取得を目指すこともできます。特に、観光政策論では、観光立国推進基本法を読み解きながら、観光政策の理解を深め、地域社会を支える観光産業のあり方について論じることができるようになります。

日本経済大学 経済学部 商学科 ホテル・観光ビジネスコースで学ぼう

日本経済大学(福岡校/神戸校)の経済学部に設置されている『ホテル・観光ビジネスコース』は、ホテル経営や旅行業及び観光産業のマネジメントを学び、観光立国推進を担うホスピタリティ・マインドあふれる人材を育成することを目的としています。

(4) 社会福祉学部

社会福祉学部は、高齢化社会においてますます重要性が増している学部です。福祉や介護の知識を持った人材は、福祉施設や医療機関だけでなく、行政やNPO法人などでも需要が高まっています。また、社会福祉士や介護福祉士の資格を取得できるため、資格取得者として就職活動で有利になる点も魅力です。

③ 自分に合った学びを見つけるための情報収集

学部を選ぶ際には、自分に合った学びができるかどうかを判断するために、積極的に情報収集を行いましょう。オープンキャンパスや大学の説明会に参加すると、実際にその学部で学んでいる学生や教授の話を聞くことができ、リアルな雰囲気を感じることができます。

また、在学生や卒業生の声を参考にすることもおすすめです。インターネットやSNSを使って情報を探すのはもちろん、知り合いや先輩に話を聞くと、大学の雰囲気や就職活動の実態について具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。

さらに、自分が興味のある業界や企業について調べることで、その分野で活躍するために必要なスキルや知識が見えてきます。その結果、どの学部で何を学べば自分の目標に近づけるかが明確になるでしょう。情報収集をしっかり行うことで、自分に合った学部を選び、将来のキャリアをより確実なものにしていきましょう。

 

おわりに

いかがでしたか?今回の記事では、学部別の就職率をもとに、それぞれの学部の特徴や就職先の傾向についてご紹介しました。就職率の高い学部には、それぞれの専門性や企業のニーズに合った学びがあることが分かります。進路選びをする際には、こうした情報を参考にしながら、自分に合った学部を見つける手がかりにしてみてください。

ただし、ここで取り上げたランキングや就職率のパーセントは、あくまで目安としての情報です。年度や社会の状況によって数字は変動しますし、大学ごとに違った就職サポートの取り組みもあります。そのため、「就職率が高いから安心」というわけではないことを頭に入れておくことが大切です。

最終的には、自分の興味や得意なことを大切にして、大学生活で何を学び、どんなスキルを身につけたいかをしっかりと考えることが重要です。この記事が、皆さんの進路選びに少しでも役立つ情報提供になれば幸いです。自分に合った学びを見つけ、理想の未来に向けて一歩を踏み出していきましょう!

 

日本経済大学とは? 

日本経済大学は、1968年設立の私立大学で、福岡、神戸、東京の3キャンパスを有する国際色豊かな大学です。経済学と経営学を軸に、現代社会で求められる多角的な視点とグローバルなスキルを学生に提供します。2021年には、デジタル・ビジネスデザインコースを新設し、デジタル技術の深い学びを通じて、新しい時代のビジネスパーソンを育成しています。

日本経済大学ホームページ:https://www.jue.ac.jp/

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